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知ってますか?大会を支えるセイコータイミングチーム~当日の裏側編~


こんにちは☀
あややです!🍠

そろそろ他のスタッフの登場が待ち遠しくなって
来るんじゃないでしょうか?(笑)

先日、ハーフマラソンを走ってきました!
私は看護師の資格を活用して
メディカルサポートランナーとして
出走することがあります💡´-

今回は、「ハートサポートランナー」と言って
資格がない一般の方でも
事前に救命講習を受けることで、
ランナーに万が一のアクシデントがあった時に
救急隊員やAEDが到着するまでの
初期対応でランナーを助ける役割を持った
ランナーとして走ってきました🚑



メディカルランナーだけでなく、
こういった講習で定期的に復習したり
ランナーとして健康意識を持って走るということの
大切さを非常に毎回学びます。

是非ご興味ある方は、
走ることと同じようにスキルを身につけて見てください!★



岐阜県の中濃厚生病院 救命センター長の
名知 祥先生と一緒に写真を撮って頂きました📸✨
(運動不足でふくよかになった?!あやや。笑)




当日は最高気温31度ととても暑く
私も走っている途中に数名、
危なさそうな方にお声かけしたりしました!

皆さんもこれから夏にかけて
どんどん暑い日が続くので
体調管理や水分補給の仕方はしっかりするように心がけてくださいね😊🏖☀️

熱さ対策のまとめはこちらからチェック👇

﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏

さて今回は、
前回に引き続き、
セイコータイミングチームの裏側の後編となります✨


セイコータイミングチームの東京マラソン2024当日の裏側に密着!


▶︎スタート号砲での裏側

スタートの舞台となる
東京都庁前。
ここでも、セイコータイミングチームは重要な役割を担っています。


  

マラソンのスタート時刻は9:10。
都知事の号砲とともに
一斉にランナーが走り出します🏃‍♀️

しかしながら、
手動での号砲は
実際のスタートの9:10の時刻には
どうしても差が発生してしまうものです。

正確な計時を行うために
この誤差はあってはなりません。

では、この誤差をどのようになくし、
計時するのでしょうか?



これは、スタートのピストルを引いたタイミングで
信号がコントローラーという機材に発せられ、
実際の9:10のスタートとどのくらい誤差があったか
計算されるようになっています。




コントローラー(写真)


少し写真では見えにくいですが、
車いすマラソン(9:05スタート)とマラソン(9:10スタート)
両方の誤差が機材にメモされていました!

この誤差を、英単語の意味通り
Diff(ディフ)と呼んでいるそうです!

このDiffを
計時で使用している
全てのタイマーに設定することで
正確な計時ができているのです!

ちなみにですが、
このDiffの入力は手動です!

なぜでしょう、、、?🤔

計時車両やコース地点にあるタイマーは
一部のものを除いて
よく見るとケーブルなどの配線がなく
コードレスです!

コードレスであることによって
場所に影響されないメリットがあります!

しかし、通信機能はありません。

そこで、
スタートしてDiffが分かった時点で
各地点にタイマー担当者へ連絡し
全て手動で設定しているんです!



連携が非常に大切になってきますね!


ところでタイマーはコードレスでどのように動いていると思いますか?

なんと、単1電池8本で動いているんです!
凄くないですか!😳🔋
しかも、東京マラソン開催中は
電池は基本的に交換せずに
稼働させられることができるそうです!


▶︎優勝ランナーのタイム表示の裏側


スタートして、マラソンのトップ選手は、
2時間余りでフィニッシュエリアへ到着します。

フィニッシュ直後に
テレビで、選手インタビューをしているのを見たことがあるでしょうか?

このインタビューのときにセイコータイマーが横にあり
インタビュー中の選手の記録が表示されています。

\大会新記録/
マラソン男子優勝
ベンソン・キプルト選手
マラソン女子優勝
ストゥメ・アセファ・ケベデ選手


このタイマーに表示されているタイムの
表示や切り替え作業をしているのも
セイコータイミングチームです!



写真の通り、
インタビューの正面で
セイコータイミングチームが操作しているんです!
ここで、機械を操作し
インタビューする選手のフィニッシュタイムを反映させます。

計時をしている中で、
こういった仕事も並行して行っているんですね!✨

マラソンが始まると
セイコーハウス銀座のディスプレイのタイマーも
しっかりDiffの操作がされ、計時されます!

そして、、、
競技終了の16:10から夜の撤収までの間は
マラソン優勝タイムが表示されていました!✨✨


向かって左がマラソン男子、右がマラソン女子の優勝タイム


気づいていた方はマニアックですね!😻💡笑


▶セイコータイミングチームの苦労


ここまで大会の裏側で活躍する
セイコータイミングチームをご紹介させていただきました。
この活躍のさらなる裏では
正確でミスのない計時をするというプレッシャーや
限られた時間のなかでの準備など様々な
苦労があるのも事実です。

その一つとして「雨」の闘い。
実際、タイマーや機器を扱うので
機材不良の原因にもなります。

実際前日にタイマーの準備ができたとしても
大会当日までの間に雨が降ることも
十分に考えられることです。

雨が降ることで、
一部のタイマーで使用する
ケーブルの差し込み口から水分が入り
機材にトラブルが生じることもあるようです。

今年の東京マラソン2024は幸い、
前日も当日も雨が降ることなく
その不安はなく最後までできたとのことです。

しかし、過去は東京マラソンや他の大会で
雨によるイレギュラーと直面した経験も
もちろんあるとのこと。
その苦労の様子は
セイコースポーツ〈Seiko Sports〉公式YouTube
にて公開されております。



ぜひご覧ください!

今回の取材で、なんと!
セイコースポーツファンリーダーの
たむじょーさんとお会いする機会がありました!


フィニッシュ直後のたむじょーさん!

東京マラソンの出走は今回が初めてだったようで、
タイムは2時間27分09秒のセカンドベストだったとのことです✨

たむじょーさんのnoteのアカウントで
東京マラソンについて書いてくださっていますので
ぜひご覧ください!


最後になりますが、
今回、取材をするにあたり前日の準備から
東京マラソン2024の当日まで
お世話になったセイコータイミングチーム皆さま、
忙しいところ
本当にありがとうございました!🥺💙
 

また次の記事でお会いしましょう!


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