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夏休みの宿題はいつやる派?

小中学校の夏休みが中盤に差し掛かる今日この頃、この問題に頭を悩ませる学生の方も多いのではないだろうか?

宿題をいつやるか、古より続く永遠のテーマではないだろうか。(全くやらなかったというパンクな方もいらっしゃるかもしれないが)
皆さんは子供の頃、宿題は早めに終わらせていただろうか?それとも後からやっていただろうか?

私は、夏休みの宿題は、ほとんど7月中には終わらせていたように思う。それには理由が2つある。

1つ目は、私が心配性だからだ。お盆休みに宿題が終わっていない状態で祖父母の家に帰省していても、おそらく宿題の事ばかりを考えて全然楽しめない。色んなことがうわの空になり苦しい夏休みとなることを恐れていたのだ。

2つ目は、私の自由研究が夏休みの最終日までかかるものだったからだ。
私は、小学校3〜6年生まで、「身近な昆虫」と題した手製の昆虫図鑑を自由研究で作成していた。
ほぼ1年中、家の周りをカメラ片手に駆けずり回っていた。夏休み最後のギリギリまでまだ見たことのない昆虫を探し求め、種類を図鑑で調べてファイルにまとめた。その自由研究に全精力を注ぐため、それ以外の宿題はできるだけ早めに終わらせる必要があった。なので、私が小学生の頃は、よく「夏休み学習帳」は、弟とタイムアタックをして終わらせていた記憶がある。

ここまで書くと、宿題を前に行うことは、とても素晴らしいことばかりに思えるが、「前にやる派」にもデメリットはあると思うのだ。

私の勝手な偏見だが、「前にやる派」は、心配性の人が多いと思うのだ。
夏休み初日、開放感全開で思いっきり楽しむ、ということはなかなか難しい。あれこれ計画を立てて、淡々と夏休み前半が過ぎ去ってしまう。
「なんとかなる精神」が育ちにくいというのもあるのではないだろうか。うちの妻などは、「後にやる派」だったそうなのだが、「なんとかなるから大丈夫」という気持ちをもっていたのだそう。だから、土壇場にも強い。

「前にやる派」「後にやる派」それぞれメリット、デメリットはあると思うが、自分の性格や課題の内容に合わせて選べばよいのだ。残念ながら大人になっても宿題にはたくさんである。

それに立ち向かう方法を学ぶために、夏休みの宿題があると、私は思っている。

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