思い出の黄色いビール

「コクがあるのにキレがある」の頃のアサヒビールは、
ほんとうにうまかった。

もう一度、
山梨か長野の中央線の駅、

韮崎とか小淵沢とか

茅野とか上諏訪とか塩尻とか

そんな駅のホームの木製の座り心地の悪いベンチで

ホームの屋根から吊るされた時計と
ポケットの18きっぷを確認しつつ

暑さにうだされ

週刊プロレスと少年ジャンプを交互に流し読みしながら

アサヒの黄色い缶を飲み干したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?