見出し画像

企業がメディアの炎上を防ぐ3つの視点

D2Cブランドの企業にコミットしてから、3ヶ月が経とうとしている。最近になって情報社会から企業をどう守るかが、いかに大変だということを感じている。

情報を発信するメディアは、みなさんもご存知の通りいろいろある。SNSなどの「アーンドメディア」やコーポレートサイトや運用コラムなどの「オウンドメディア」、広告の「ペイドメディア」の3つのメディアに分かれる。

特にSNSの広告は炎上しやすい。出稿する内容次第でユーザーの目は厳しいものだ。少しでも怪しい広告であるとコメントを入れるのである。もちろんユーザーは良いものを買うことが目的なので、その行為は当然のことである。

炎上を防ぐためにどうすべきか?私は3つの視点から注意することが重要だと思う。

1つ目は「顧客ユーザーの視点」。当然だろうが、マーケティングではいかに顧客に売れるか手段を尽くしている。そこに顧客を見る視点を一つ加えてみるのも良いかもしれない。広告を出稿する直前に、顧客が広告を見る立場で再確認することで踏みとどまることができるだろう。

2つ目は「情報の視点」。情報発信において、まずは情報を入手するところから重要。なにげに引用している情報のソース元を確認しているだろうか。出どころのわからない情報を元に発信するのでは本末転倒だ。適切な方法で情報を入手しよう。

3つ目は「法律的な視点」。いわゆるリーガルの部分になる。広告を打ち出す上で、十分に気をつけなければならないことだ。最近では美容や医療系Youtuberやインフルエンサーが多く進出されているため、売上高アップに著しく影響する反面、コンプライアンスに遵守することも重要である。

*補足
美容や健康領域において、医薬品医療機器等法(略:薬機法、旧:薬事法)や景品表示法(景表法)、健康増進法など該当する。

なぜ、このようなことを守らなければならないのか。答えは簡単だ。

3つの視点は、全て顧客ユーザーの安全を守るためである。安易な情報や行き過ぎた広告は、ときに重大な健康被害を及ぼす恐れがある。それを守るために、あらゆる決まり事や法律、ガイドラインなどが制定されている。

冒頭タイトルに「企業がメディアの炎上を防ぐ」と記述したが、本質は異なる。企業が炎上を防ぐための手段ではなく、顧客ユーザーに安心して情報や商品を届けるための手段ではないかと私は思う。

顧客ユーザーにより良い情報を発信していくために、明日も情報チェックを行っていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?