東京の電車はすごい静か
大阪から上京してるアラサー会社員は思う、東京の電車は静かだ。
そもそもみんなあんまり喋ってない、2人以上でいてもちゃんと常識の範疇内での声で喋ってる。
それか、2人でいても喋らず各々スマホを見ている。個を大切にしていくスタイルだ。
かたや大阪。
うるさいんだ、大阪の電車は。
老若男女みんな声がでかい、子供からおばあおじいまで全員漏れなくデカい、どの路線でも声がデカい。
会話内容、周りに聞かせとんか、周知するんかてレベル。ユニバ帰りがいっちばんうるさい。
かつて昔、京阪電車で横に座ったおばちゃんグループが飴の交換会を開催し始めたときは驚いた。
ボックス席じゃなくて横並びのシートだぞ。飴を渡すのにリレーしてる、飴のバトンリレー。
それぞれの巾着袋に種類の違う飴がたまっていってる。
大阪のおばちゃんならではすぎる光景だって見れる。
4/1 今日は東京の電車も珍しくうるさかった。
なにせ今日は新年度の開始日。
どこの企業も入社式の日だと思う。大学の入学式も今日だっけか。
さあ混むぞ、満員電車を覚悟だ。と思っていたら朝の電車は思ったよりも空いていて拍子抜けだった。私のYahoo乗り換えはいつもより混雑を警告してきたというのに。全然座れてしまった。
と思ったらそれは行きだけの話だった。帰りはメチャクチャ混んでた。
どうやら新入社員と思しき団体と同じ車両になったかららしい。10人くらいのグループがわいわい喋りながら団子状態、そして配属の話、寮の話をしてる。こちらから筒抜けだ。
まあまあなボリュームで話し続ける。まあ、彼らは昨日まで大学生だと思ったら優しくなれる。まあうるさいのも今日だけでしょう。仕事が始まったらみな疲れていくんだ。悲しいことに。
新入社員、ピカピカの靴と鞄とスーツ、フレッシュな雰囲気。
慣れない感じと不安さが伝わってくる、なにか。
私にもそんなフレッシュさがあったんだろうね。
私は社会人2日目の朝が一番嫌だったな。ああ、終わらない社会人生活が始まったと思うと本当に心が痛かった。
懲役刑と表現することもあるが、私もそう感じていた。
なんて言ってた私も社会人歴もついに8年目だ。社会人として身を粉にして働いている。全然適応できちゃった。
振り返って思うが、私が新入社員のときの8年目の先輩なんて、本当に雲の上の存在だった。仕事が1人でこなせてなんか大人でちょっと怖くて。
きっと私もそんな感じなんだろうな、ちょっと近づきづらい年次の先輩みたいな。
私は見た目的に怖い人と思われがちで(あまりにも不本意だけど)、人との接し方については人一倍気を使ってる。優しい感じで接するように心がけている。
そろそろ見た目だけじゃなくて年齢的にも話しかけづらい人になってしまった。
いつまでも思ったより親しみやすい人でありたいな。
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