シェア
バカボンの兄
2024年7月10日 17:27
コイン見えているこの感じ聞こえているこの感じ触れているこの感じこの感じの全てが私だけのクオリアであることから世界は私の反映である、それを、世界は私であるとも言い世界には私しかいないとも言うその時私が私である必要性が消失する髪の毛の一本一本から心臓から思い出から何から何まで全て与えられた私すら、私というこの感じすら借り物であるその時、私を嫌いなあなたも同
2024年7月5日 18:49
対立上限は神で、下限も神で神だけが現前していた沈黙とは常に神の沈黙だったこの意識が、神そのものだったこの世界が神だったのだ世界は色づいておらず白黒かどうか明暗があるのかどうかさえ分からないそもそも色彩の概念がない目を持つものを通して初めてそこに着色されたクオリアが浮かび上がるだからと言って、僕らはむき出しの世界には触れられぬのだと嘆くなこの肉感こそが僕らにと
2024年6月13日 08:41
風景について3公園のベンチで一服昨夜の夢が思い出される。アボリジニのように僕は夢も体験として重用する誰が描いたというのか、その夢の中で意識こそが世界の素材そのものだったクオリアの外に出たいとずっと思っていた意識の内にある世界に客観的な外があることなどどうしたって証明できないのだとずっと思っていたでも、そもそも外などなかったのだ蝉時雨に汗ばむ鼻先が視界に入らぬ