映画感想雑記「言の葉の庭」

こんなお姉さんいないかな。
この記事はネタバレを含みます

新海監督、名作生みすぎ

前回書いた「天気の子」に続き新海監督作品となります。
俺もこんな日常を送りたい、そんな風に思う作品が多すぎる。

条件がある。でも縛りではない

この作品の素敵なところは、必ず雨の日に発生するイベントであること。
もちろんこれは強制力もないし縛りでもない。作中の二人がしたいようにしているだけなのだ。
読んでいる本をたまたま隣の人が読んでたら、運命感じますよね?それです
誰が指示したからではなく、自分たちの意志で。でも運命的。

不自由の中の自由

秋月とユキノ、どちらも不自由の中人生を歩んでいる。
(この二人だけでなく、皆そうだと思うけど)

秋月は学生であること、夢を隠していること。
ユキノは学校で問題があり鬱であること。

それでも、雨の日は決まった場所で決まったことをする。
これってとても自由では??

綺麗なラブストーリーでは決してない

少女漫画によくある、
「ひょんなことから学園一のイケメンor美少女」とキャッキャウフフではない。
この二人には大きな壁があり、「簡単にはいかない」と思える表現がされている。
歳の差や立場、置かれた環境なんかがそうだろう。それは現実とあまり乖離していない為、わかりやすい。

まっすぐな意見をあなたに

秋月もユキノもお互い自分を隠しているが、ラストシーンで
まっすぐに意見を言い合う。
これってたぶん奇跡だと思いますよ??みなさんはどうですか??
他の映画だったら何も言わずに去って数年後再会してハッピー☆に
なりそうなところを外してくるのがこの作品のいいところ。好きです。

今回は短いですが、雨の公園でビールとチョコレートを食べる予定が
あるのでこのへんで。

PS.花澤香菜さん、結婚おめでとうございます。


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