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なんでブログやってるんだっけ?

 第2回目となる「自由研究学会」が終わった。

 こういう会があると、会の進行中から、終了後の一人になって寝るまでの間にクソほどに反省点をみつけ、死ぬほどに引きずってしまうのが常である。が、まあ、翌朝になってれば、不思議とリセットされていて、ケロッと何事もなかったように過ごせるから、自分でも得な性格だなぁとは思う。

 会としての全体的な振り返りは、何かしらのかたちでやるとして、今日ボクが何を発表したかについて超ざっくり記録しておこうかと思う。

ブログ再考 / BLOGOODをひねり出す

 これが発表タイトルであり、自由研究テーマはまんま「ブログ」で、「ブログってなんでやってるの? / だれのためにやってるんだっけ」を振り返るための整理をしようと思った。

 それなりに意味をもって始めたことでも、ずっとやってるといつの間にか意味を見失っちゃうことがあるから、「スタート地点の確認だよ(上杉達也)」ということで。

 あとは、身近なところでブログ(noteも含め)を始める人がいたほうが楽しいよなぁ(知人の考えとか知識に触れるのはなんだか愉快)と思い、そういった勧誘も含めて、このテーマにした。

ぼくとブログ / ブログ歴13年

  ここからは資料をちょっとずつ抜粋。いやぁ、気づけば、もう10年が過ぎていた。mixiの記事は、今読み直すと、たしかに黒歴史なんだけど、熱量という意味では意外とおもしろいものも多かった。人に読ませると死ぬが。

 ちなみに、2013年からは仕事(ライター)としてお金をもらって書くようになったのだけど、そこに漕ぎつけたのもブログのおかげ。ある意味、ブログが履歴書(こんなテイストの文章が書ける、を確認する)になったからかもしれない。

書き続けるための工夫

 ブログは「WEB LOG」というように、ログが貯まっていくことに意味があるようにも思う。スライドの内容については、以下で書いたことをまとめただけ。

 なんとなく蓄積していっても、さっきのmixiじゃないが、未来の自分が振り返ったときに「おっ」となるタイムカプセルになる。

 また、海を漂流するガラス瓶のように、そこに詰められた(自分が気にしてなかった)文章をいいように拾ってくれる誰かもいるかもしれないから良いのだ。

BLOGOOD(ブログの良いとこ!)

 長年、鞍替えをしながらも、毎日とは言わずとものらりくらりとブログを続けてきたうえで、ブログの良さについて考えてみると、上記スライドのように。

 個人的には、特に③の「ふかめる」部分って大きいと思っていて、しゃべることが矢継ぎ早にアウトプットを求められるマシンガンだとしたら、書くことは一発を大事に込めるマグナムのように「自分の感情や思考にぴしゃりとハマる言葉を探す」時間が許されてるのは、またとない自己対話の機会だなぁと。

 また、④の「ためせる」という点には、仕事を絡めないかぎりは、基本は自分が思ったように書けるのでむちゃくちゃ自由だ(それが、ブログの利点だろうし、「怒らない」ならいろいろ試してみりゃいいじゃん、と思う)。そう意味では、ブログは、自由研究を発表するウェブの場(実験場)でもあるわけだ。

まずは、「自分のため」でよくないすか?

 で、最初のテーマに戻って、「ブログってなんでやってるの? / だれのためにやってるんだっけ」について考えてみると、結局これって「自分のため」だよね、と。

 もちろん、誰かに読んでもらえたほうが嬉しいし、読んでもらえるように伝え方を磨くことは大事なんだけど、他者に目が向くよりも、まずは「ターゲットは自分で」という意識で、自分が気持ちよくなるように、学びになるようにブログは始め、続けていける方がいい。

 「読まれるために」とか他人からのリアクションに一喜一憂するよりも、「べつに誰に何を言われても言われなくてもまあ続けるわ」くらいのノリで楽しめるもののがいいじゃないすか。

テーマを決めずとも、自分のアンテナが向くままに書いてログを溜め続ければ、他人に見つけてもらえる自分がある。

 あとは、続けていくことで掴めてくるコツはあるし、他人が勝手に見つけてくれる自分もあるんだろうし、最初から全部決めすぎず、余白を持てる面白みもあるっちゃある。

ブログは「自由研究」の一貫っぽいぞ

 さて、今日の発表は、一人持ち時間10分だったんだけど、内容を要約すると、こんな感じでしょうか。

 それに、30分(タイムリミット)で書こうとすると、ボクの技量じゃここくらいまでしかできないので、続きなどは、また気が向いたときにでも書こうかしら。

 こういう"ゆるさ"(自己裁量だけど)もブログと付き合っていくうえでは大事にしたいし、そこそこ続けるためには「楽に、楽しく、60%くらいの気力」でやるのがオススメ。

 と、お気づきの方もいるかもしれないが、今日の発表のほとんどは、過去にブログでなんとなく記録していたことも多く、ほんとにまとめた(情報の並べ方を変えた、言葉を選び直した)だけのものばかり。

 つまりこれまでのブログアーカイブが資料になっていたわけで、発表準備も手を抜いてたわけだけど、まあ「自由研究学会」は、そういうのが許される場で、気合を入れすぎちゃいけない、むしろ意気込んだ人はNGというのだけがルールなんですよ(さっき決めました)。

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