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漫画やアニメの事とかその他雑事について気まぐれにメモする場所 オタクの戯言備忘録

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マガジン

  • おそ松さん第二期感想覚書

    2017年10月~2018年3月にかけて放送していたアニメ『おそ松さん』第二期のごく個人的な感想覚書です ネタバレ全開での感想になります  ※本文中に引用されているツイートは私自身が呟いたアカウントからのものになります

最近の記事

『えいがのおそ松さん』感想  ~分水嶺を越えた先にある自分だけの物語~

2019年3/15にアニメ『おそ松さん』の劇場版である『えいがのおそ松さん』が公開されました。普段は映画館で映画を見ることなどあまりない私もネタバレが怖かったので初日真っ先に見に行きました。結論としてはこの映画は事前情報一切なしで見て大正解だったと思います。 本当なら公開後すぐに感想を書くつもりでした。でもいざ書こうとするとこの作品の魅力を紹介することがとても難しいのです。結局公開中5回も見に行ったくらい大好きな映画であるのにです。 この映画の印象を左右するのは、後半から

    • マーベル映画初心者によるマーベル視聴済み作品感想備忘録

      昨今マーベル・シネマティック・ユニバース、第一フェイズ~第三フェイズの締めとなる『アベンジャーズ/エンドゲーム』そして『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開され大好評であるのは記憶に新しいところです(2019年7月現在)。 元々マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ではないスパイダーマンシリーズなどは見ていたし、ヒーローものが大好きなのでずっと気になっていたマーベル作品。エンドゲーム直前にたまたま『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』を見てしまったこ

      • トクサツガガガドラマ第7話感想

        先日の土曜日ようやく最終回の7話が放送。原作でまだ決着がついていない問題であることやなしくずしな和解が相応しく事を考えればこの一話分でまとめるに辺り納得のラストだったと思います。以後ネタバレ感想です。 ■移ろいゆく心 前回の母親との喧嘩別れから徐々に周囲の仲間たちともぎくしゃくしだす仲村。特にダミアンとの仲違いが辛い。大人の私には仲村の気持ちが嫌になるほど分かるけれど子どものダミアンの立場からすれば納得できませんよね。でも、他人の親御さんに「特撮辞めさせないでください」とは

        • トクサツガガガ雑感とドラマ第六話感想

          NHK「ドラマ10」で現在絶賛放送中の『トクサツガガガ』。「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の漫画が原作ですが、原作再現度も高く、CGによる漫画的演出も無理なくドラマにフィットしていて最高のドラマ化となっています。原作はまだまだ連載真っ最中で現在15巻まで出てますよ。 この物語で児童向け特撮オタクがピックアップされているのは作者の丹羽庭先生が特撮が好きというのももちろんあるのでしょうが、児童向け特撮オタというのがいわゆるエンタメ作品系のオタクの中でもとりわけ狭い

        『えいがのおそ松さん』感想  ~分水嶺を越えた先にある自分だけの物語~

        • マーベル映画初心者によるマーベル視聴済み作品感想備忘録

        • トクサツガガガドラマ第7話感想

        • トクサツガガガ雑感とドラマ第六話感想

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        • おそ松さん第二期感想覚書
          25本

        記事

          『おそ松さんのへそくりウォーズ』について ~その変遷と世界観~

          今回はアニメ『おそ松さん』関連のアプリゲームの中で私が今現在唯一やっている『おそ松さんのへそくりウォーズ~ニートの攻防~』(以下『へそウォ』)について書きたい事があってメモしてます。今更なんだよって言われるかもしれませんけど最近ブームも一段落して松のコラボアプリが次々と終了してるから寂しくなって書きました。好きにさせてくれ。 色々書いてるけど要約はアニメコラボゲームとしての『へそウォ』の私的な世界観解釈を示した上で「うおお~俺は『へそウォ』が好きだ~!!!!!」という個人的

          『おそ松さんのへそくりウォーズ』について ~その変遷と世界観~

          『将太の寿司』と『将太の寿司2』におけるクズの違いから作風を読み解く

          本日二度目の投稿。私は何に取りつかれているのか。以下の記事には書ききれなかった部分を書いときます。 よく『将太の寿司』の『将太の寿司2』違いとして(私の脳内で)よく語られるのが絶対悪と呼べるようなクズキャラの有無です。さっと見ると一見『将太の寿司』がクズの宝石箱なのに対し『将太の寿司2』はマイルドに見えます。しかし果たしてそうなのでしょうか? 『将太の寿司』に紺屋碧悟っていうフォローしようのないクズがいるんですけど、こいつのクズってとにかく「自分が一番じゃなきゃ気が済まな

          『将太の寿司』と『将太の寿司2』におけるクズの違いから作風を読み解く

          創作者の苦しみの話(将太の寿司2 World Stage感想補足)

          こんにちは。夕べ寺沢先生の事を考えすぎてしまい夢に奥万倉君が出てきた私です(爽やかに寿司を握ってくれました)。 寺沢作品の中でも人気の高い将太の寿司はツイッターなどでもやはり一番話題ですよね。そんな中たまに見かける気になる感想が「将太2は将太にあった人情や熱い展開がないからつまらない(意訳)」というものです。 上記感想メモで私は将太の寿司2の事を傑作になり損ねた名作だと評していますし将太の寿司と違うから駄作みたいな言い方されると心が騒いじゃうんですよ。趣味趣向には違いがあ

          創作者の苦しみの話(将太の寿司2 World Stage感想補足)

          寺沢大介先生各作品感想及び覚書メモ

          2018年後半にかけて様々な電子漫画サイトで始まった寺沢大介先生の各作品無料キャンペーンにより皆が寺沢先生の作品を読みまくってる中私も懐かしくてついつい読みまくってしまいました。今年夏に入ってから私生活がちょっと荒れていて、あまり漫画やアニメにかかわれない毎日が続いているので久しぶりに大量の漫画を読めて楽しかったです。久々に読むと寺沢先生のエンターティナーとしての力量の素晴らしさをこれでもかと感じたので各漫画要約や感想メモを残しておきます。頭の中が寺沢ネタで一杯過ぎて私生活に

          寺沢大介先生各作品感想及び覚書メモ

          おそ松さん第二期25話(最終回)感想

          ついにやって来た最終回。事前の予想とか考えてたこととか案の定全部叩き潰された展開でした。何はともあれ笑うしかない! 笑うことこそ彼らへのはなむけです。 普段私、このnoteでも散々松は地獄だ地獄だって書いていましたが、その地獄を明るくコミカルな昭和テイストで描ききってしまった最終回でした。 全体的にネタバレ感想なので長いですけど、純粋な最終回の感想の他に最後の『一期~二期総括』が特に長いです。総括はマイナス面も含めて語っているので本当に何でも大丈夫だよって人だけ読めばいい

          おそ松さん第二期25話(最終回)感想

          おそ松さん第二期24話感想

          いよいよ最終回間近の24話。思えば一期の24話もチョロ松の急な就職で我々を大いに戸惑わせてくれたものなのですが、今回も公式予告のキャプ画や解説からしてかなりシリアスな話になるのではと予想されていました。 実際予想通りのシリアスで一期の24話と対になるような作りなのですが、似たような事象を描きながら24話とは内包するものやシリーズ中での意味合いが全く異なっている……、そんな二期24話です。 今までの二期の話の総決算と言えるようなストーリーとも言えるかもしれません。感想今まで

          おそ松さん第二期24話感想

          おそ松さん第二期23話感想

          今回の話は最終回を目前にしてメタフィクショナル全開。全編楽屋裏話といった様相です。全体的に二期は一期に比べてメタをかなり前面に出した作風ですが今回はメタであることをもう隠すことすらしないスタッフによるぶっちゃけトークです。最終回に向けてそれがどうつながっていくのか意味深な回でした。 アバン:深夜の日松屋② 日松屋リターンズ! 前回とはまた違う日時の飲み会のようなので以前21話の感想(以下リンク参照)で考察したようにこの日松屋がなんでもない話CDに出てきたラーメン屋に当たる

          おそ松さん第二期23話感想

          おそ松さん第二期22話感想

          前回21話も最終回を彷彿とさせるような話でしたが、丸一話使った今回も一期で見たことのあるような既視感のある展開といいお話のテーマといい最終回っぽい流れがありました。 本文中の『』内にある日付つきの引用は当時ツイッターのものです(誤字脱字や二次創作的コンビ名などは訂正しています)。 海外旅行ハタ坊のコネで突然ハワイへ海外旅行に出かける六つ子、トト子、イヤミ、チビ太たちレギュラーメンバー。しかし事故で飛行機は墜落。無人島に漂着してしまいます。 今回は珍しくカラ松のナレーショ

          おそ松さん第二期22話感想

          おそ松さん第二期21話感想

          最終回まで残すところあとわずかとなった21話。カオスの中にも何となく先がない寂しさを感じる話となりました。 アバン:深夜の日松屋 私は地方民なので詳しくないのですが関東一円でチェーンを持つ日高屋というラーメン屋さんが元ネタみたいですね。良く知らないので最初普通の居酒屋かと思ってしまいました。これ知っている人は居酒屋ではないけどちょっと飲みができる程度のラーメン屋大騒ぎする迷惑ってのをリアルで感じられるのでしょうが、私には初見でそこのところが分からなかったのでネタフリの理解

          おそ松さん第二期21話感想

          おそ松さん第二期20話感想

          こぼれ話集2 今回は小話集め再びみたいな回。二期では初めてのこぼれ話ですがナンバリングが「2」となっているので一期のこぼれ話集を意識して作られた回だと思います。 一期の時は始まってそうそうのこぼれ話集だったので零れる話もねーじゃねぇかよ! ていうの自体がギャグなところあったんですけど二期の20話ともなれば積み重ねてきた物があの頃とは段違い。とても濃い内容の回となりました。短編集にはずれ無しですね。 本文中の『』内にある日付つきの引用は当時ツイッターのものです(誤字脱字や

          おそ松さん第二期20話感想

          おそ松さん第二期19話感想

          バレンタインデーを目の前にしての公式でのバレンタイン回ということで、どんな話になるのやらと皆の期待も大きかった19話なのですが思いの外たくさんの爆弾を落としていきました。とんでもない回だったぜ。 本文中の『』内にある日付つきの引用は当時ツイッターのものです(誤字脱字や二次創作的コンビ名などは訂正しています)。 アバン:デカパン大統領 これいいのか!?(苦笑) どう見てもホワ○トハウス然とした、浅草にある黄金のう○こみたいなのがのっかった建物にいたりもう何をどこから突っ込

          おそ松さん第二期19話感想

          『とっても!ラッキーマン』のラッキーマンの強いところについて書き殴ってみた

          何故平成の世に突然こんな記事を書き殴っているのか、年代物のオタクは純粋に疑問に思うでしょうし、若い人はそもそも『とっても!ラッキーマン』って何やねんって感じでしょうが、今私の周囲数メートル範囲で突然の流行の風が吹いているので急に書きたくなって書いた。フォロワーのフォロワーさんのお子さんが書いたというラッキーマンのファンアートに刺激されたとか色々あるが、理由などあってない。書きたいときに書くのが私の生き方です。 知らない人の為に一応記しますが『とっても!ラッキーマン』とは19

          『とっても!ラッキーマン』のラッキーマンの強いところについて書き殴ってみた