おまめ

4歳と6歳のASDの2人の息子を育てている母です 通信大学に通いながら、子育てに励む学…

おまめ

4歳と6歳のASDの2人の息子を育てている母です 通信大学に通いながら、子育てに励む学生専業主婦 主にInstagramやブログで発達障害児の子育てについて発信 noteは日常をゆるりと記録していきます𓂃✍

マガジン

  • 子どものこと

    自閉スペクトラム症と診断された長男と次男のこと

  • 読書のこと

    読んだ本に関することを書いた記事をまとめました

最近の記事

  • 固定された記事

「あ」しか言わなかった長男に私がしたこと|自閉症児の子育て

先日、Instagramにこんな投稿をした。 6歳を過ぎてから、最近会う方々に「たくさん話すようになったね」「お話が上手になったね」と言われることが何度かあった。 これまでの長男の言葉の成長の様子を振り返り、1歳半~6歳現在までをざっくりとまとめた投稿なのだが、見事に撃沈した(笑) アカウントの問題か、フォロワー属性の問題か、成長系の投稿は面白いほど滑る。 自分が書きたいことよりも、人が求めていることを投稿することがアカウントを伸ばすには必要だということはわかっている。

    • 定型ママと微妙に通じ合えない問題

      タイトルは少し挑戦的にしたけど、戦いとかそういうものではないし、たぶんこれを感じているのは”発達ママ”側だけだと思う。 先月、幼稚園の発表会があり、その1~2週間前からインフルエンザの感染が爆発していた。感染しないようにかなり気を付けていたのは、やはり「最後の発表会」だから。 発表会だけは出てほしい。発表会さえ出てくれたら、あとは休んでも良いし、翌週の遠足だって行かなくてもいい。 なんて話を、ある年長ママと話していた。 やっぱ年長のママはみんなそう思うよね。 ここは定

      • ずっと感じていた違和感の正体と、これからのこと

        2024年の始まりに能登半島地震が起こり、SNSで飛び交う様々な意見に気持ちが飲み込まれていき、危機感を覚えSNSを1か月ほどお休みしました。 SNSを休んでいる間、「どれだけInstagramに生活を侵食されていたのか」ということを痛感。その中で、感じていていたことを素直に言ってしまえば「SNSと離れた方が心穏やかに過ごせる」ということでした。 SNSがなくても生活は成り立つ。 でも、ふとした瞬間に「これフォロワーさんに伝えたいな〜」と思うことや、誰かのことを思い浮かべ

        • ”いつも笑っている母”でありたいのに……

          これが普通なのか、そうでないのかはわらかないのだけど。 自分が小さかった頃の母の記憶は、ほとんどない。 母が、どんな表情で、どんな言葉で、どんな想いで私を育ててくれたのか、何も覚えていない。 幼いころの記憶は1つだけ。 幼稚園の年長さんの頃だっただろうか。理由は覚えていないのだけれど、家出をしようと、リュックに洋服を詰めていた。 母が帰ってきて「何してるの?」と聞かれ、「何もしてない」と答えたあと、泣きながらリュックに詰めた洋服をタンスに戻した。 その後の記憶は、小学

        • 固定された記事

        「あ」しか言わなかった長男に私がしたこと|自閉症児の子育て

        マガジン

        • 子どものこと
          4本
        • 読書のこと
          1本

        記事

          自閉症長男の就学に向けてのあれこれ 〜学童どうする編〜

          本当はきちんとした文章で、時系列を追ってマガジンにupしたいところなんだけど、ひとまずは思ったことをダラダラっと書き残しておきます。 先日、学童の申し込みをするか・否かについて、幼稚園のママさんと話していたら「どうせ無料やし、とりあえず申し込んでおいたらいいんじゃないか」という話になりまして。 ずっと放デイに通うことしか考えていなかったから、学童については全く眼中になく。学校説明会でも、学童の先生が話しているのをほとんど聞いていませんでした。 利用料無料(年間の保険料が

          自閉症長男の就学に向けてのあれこれ 〜学童どうする編〜

          SNS断ちから1ヶ月と少しが経ちました

          久しぶりのnoteです。 SNS断ちをしてはや1ヶ月が経ちました。 が、いまだに復帰できずにいます。 たまーに、InstagramやThreadsを覗いてみようかなという気持ちになる時があり、少しだけ見るのですが。 なんでしょう、“おまめ“のアイコンを見ると心がザワザワしてくるんですよね。 そのザワザワの原因と向き合わないと復帰できないのだろうとは思うのですが、普通に毎日忙しすぎて余裕がない! ので、こうやってnoteに気持ちを綴ることで自分の気持ちと向き合っていけた

          SNS断ちから1ヶ月と少しが経ちました

          2024年の挑戦①|4週間SNS断ちをしてみる

          あけましておめでとうございます。 という言葉すら、少し躊躇しがちな2024年のスタート。 今目の前にあるいつもと変わらぬ日常を、大切に過ごさなければと身が引き締まる。1日でも早い復興のために、自分の手が届く範囲でできることを考えていこうと思う。 日常に少し毛が生えた程度の三が日を過ごす中で、2024年の挑戦をひとつ決めた。 以前から感じていたことではあるのだが、三が日の流れるように情報が錯綜するSNSにかなりメンタルがやられてしまった。 誰かの意見に、誰かが反論したり擁護

          2024年の挑戦①|4週間SNS断ちをしてみる

          いくつもの感激に彩られたクリスマス

          今年のクリスマスは、私の小さな夢がいくつも叶った。 一番忘れられないクリスマスの記憶といっても過言ではない。それくらい感動がたくさんあったのだ。 実家でクリスマスらしいことといえば、クリスマスケーキくらいで、パーティ感を味わったことはなかった。ツリーの飾りつけはワクワクよりも、母のお手伝いをしているという感覚の方が強かった。 サンタクロースに手紙を書く友人を冷めた目で見るような子どもで、プレゼントは母にお願いするものだと物心ついた頃からわかっていた。 小学生低学年頃だろう

          いくつもの感激に彩られたクリスマス

          焦りや不安は漠然と抱えているだけでは何も変わらない

          私はInstagramで、自閉症児の子育てについて発信をしている。 発信をしていると言っても、ただ自分の経験や考えを投稿しているだけのことなのだが、ありがたいことに3年続けられている。さらにありがたいことに、たくさんの方に見ていただいている。 こんなただの主婦の話に耳を傾けていただき、大変恐縮な日々だ。 ただの主婦ではあるが、自閉症児を育てて7年目になる。子育て歴としては、まだまだペーペーなのだが、7年目の社会人ともなればそれなりにノウハウはあるほうだ。 ペーペーなんだか、

          焦りや不安は漠然と抱えているだけでは何も変わらない

          初めて長男が他の子と「違う」と感じた瞬間|自閉症児の子育て

          すごく些細な瞬間で、でも私にとってはとても印象的な出来事だった。 どこかに記しておきたいと思っていたのだけれど、うまく言語化できないくらいの小さな違和感で、あまり共感してくれる人もいないのではないか……。と、気づけば、その出来事から4年が経っていた。 4年経った今でも、この日のことは鮮明に覚えている。私にとってはこの日の出来事が、それまで何となく見過ごしていた長男に対する違和感をはっきり意識させるきっかけになったのだと思う。 長男が0歳のとき、いわゆる”マタアカ”でSNS

          初めて長男が他の子と「違う」と感じた瞬間|自閉症児の子育て

          家出をしたかった私が、家が大好きな子どもを育てている|「赤ちゃんの発達とアタッチメント」を読んで

          何かの本の参考図書として載っていたので、気になって図書館で借りてきた。行間がゆったりとしており、文字数も少なめ。文章量こそ多くはないが、保育者向けで発達心理学をもとに書かれており、初学者向けではあるが「アタッチメント」についてわかりやすく書かれている。 個人的には少し物足りなさを感じたが、赤ちゃんの発達について大まかな流れがわかりやすかった。家庭向けには書かれていないが、赤ちゃんの発達という点については保護者が読んでも得られるものはあると思う。 私の両親は、「毒親」と言われ

          家出をしたかった私が、家が大好きな子どもを育てている|「赤ちゃんの発達とアタッチメント」を読んで

          新しい挑戦は心を弾ませ、生活に潤いをもたらせてくれる

          以前、noteで日常や読んだ本のことを綴ったことがあったのだけど、「書く時間がない」を言い訳に更新を怠り、あげくに白黒志向が暴走しアカウント自体を消してしまった。 ブログやInstagramで発信していることとの差別化がうまくできていなかったことが、続けられなかった原因。複数のプラットホームを運営するには、計画性と「そこで何をしたいのか」という方向性が必要だということを痛感した。 私の場合「とりあえず始めてみた」は、ほとんどの場合失敗に終わる。しかし、失敗は悪いことではな

          新しい挑戦は心を弾ませ、生活に潤いをもたらせてくれる