OM SYSTEM RAIL

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「OM SYSTEM 鉄道部note」はOMデジタルソリューションズ株式会社の鉄道好き社員が運営する鉄道写真に関する話題を提供、共有するnoteです。 OM SYSTEMファンのみなさんと一緒になって鉄道を楽しんでまいります。

マガジン

  • 鉄道写真とOM SYSTEM

    OM SYSTEMを知り尽くしているプロカメラマンが、性能や独自機能、その使いどころを分かりやすく解説します。機材の使いこなしや、追加機材の選択の大きなヒントになるでしょう。

  • OM SYSTEM 鉄道部便り

    OM SYSTEM 鉄道部から皆様へのご案内を随時アップいたします。写真展、イベント、撮影会、お得な情報などなど。定期的にチェックしてください。

  • だから鉄道が好き

    OM SYSTEM鉄道部員が鉄道愛を語ります。撮り鉄、乗り鉄、グルメ鉄、模型鉄などなど、鉄道に関する様々なテーマをご紹介します。

  • 私の鉄道写真

    OM SYSTEM 鉄道部のクリエイターたちの鉄道写真へのこだわりや思いを語ります。 鉄道写真の撮影術や表現手法など、参考になるコンテンツが満載です。

最近の記事

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「OM SYSTEM 公式アプリ」で「鉄道」を設定しましょう!

鉄道に関する情報をこのアプリでお届けしています。このアプリの中で「普段撮影する被写体」で「鉄道」を登録していただくと、鉄道写真コンテンツ、鉄道写真展、撮影会などのイベントや、OM SYSTEM STORE でご利用いただけるお得な情報などが届きます。アプリのダウンロードと各種設定の仕方をご説明いたしますので、ぜひご登録ください。 OM SYSTEM 公式アプリ(iOS/Android用) 製品情報や撮影テクニックを学べるオンライン講座などのコンテンツを閲覧できるアプリです

    • <連載>OMと旅する鉄道情景(第15回/神谷 武志)GROUP K.T.R

      アートフィルターで遊ぶ 花の公園 告白します。 カミヤ、アンチ「アートフィルター」派でした(;^_^A いくつもおすすめしたい機能満載のOMシリーズだけど、ことアートフィルターだけは 「あってもなくてもいいや」 と思っていたことを正直に告白します。 かつて「ナンバーの読めない写真は鉄道写真ではない」という極論すらもあったこの世界、写実主義が基本の中でアートフィルターを積極的に使う人は今も少ないと思われます。 でも、せっかくの機能。まるで無視はMOTTAINAI!。 とき

      • <連載> 小竹直人・原初の鉄路風景 Vol.2 焼島駅

         承前、廃線となった貨物支線や焼島駅は帰省のおり何度も訪れていると書いた。カメラを持っていたこともあったが、撮影することはなかった。そこで何かを撮って、どのように伝えるかという明確な意図がまだ見えていなかったからだ。  写真学校を卒業して以降、何かを撮ったらメディアに初表することしか眼中になかった。ゆえに、あてもなくシャッターを押すことはできなかったのだ。もちろんフィルム時代であり、無駄にフィルムを消費することなどもってのほかである。それでも一つだけ後悔していることがある。

        • <連載>OM と旅する鉄道情景(第14回/牧野和人) GROUP K.T.R

          魅惑の光景が誘う幾条もの線路が並ぶ区間を行く列車には幹線鉄道らしい風格が漂う。頻繁に 列車が行き交う様子を捉えるには、線路より離れた場所から架線柱等の障害物を避けて構図をつくるのが、安全に撮影を楽しむための方策だ。駅ホームの先端部では、駅へ向かって来る車両を正面勝ちに望むことができる場合が多い。 立ち位置は設置されている安全柵の内側等になる。 甲南山手は兵庫県下を通る東海道本線の駅である。乗降ホームは高架上に 1 面あり、複々線の中ほどを走る緩行線の電車が着発する。駅の周辺

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        記事

          <連載> 小竹直人・原初の鉄路風景 Vol.1 信越本線貨物支線

           私は10歳まで新潟市東区の大山町で過ごした。実家の玄関を開けた先には数本の煙突が聳え、常に煙が立ち上がりその風向きによっては妙な匂いがしていた。夜になれば煙突やその工場群はライトアップされ煌々と夜空を照らし、不気味な様相だったと記憶していた。今風にいうなら、“工場萌え~”的な光景だ。  その工場とは、焼島駅に隣接する北越製紙(現・北越紀州製紙)だった。かつて焼島駅から東新潟港駅(1.7㎞)まで貨物線があり、1998年11月まで貨物列車が運行されていた。その貨物線が実家の傍ら

          <連載> 小竹直人・原初の鉄路風景 Vol.1 信越本線貨物支線

          <連載>OM と旅する鉄道情景(第13回/高屋 力) GROUP K.T.R

          京都鉄道博物館で撮影する 生きた蒸気機関車京都鉄道博物館とは?  京都鉄道博物館はJR西日本が運営する鉄道博物館で、JR嵯峨野(山陰)線の梅小路京都西駅下車すぐにあります。元々は梅小路蒸気機関車館だった場所だけあって、蒸気機関車の展示が充実しています。鉄道ファンの間では「鉄博(テッパク)」と呼ばれ愛されていますね。  最近は閉館後に様々な夜間撮影会が開催されるようになり、普段撮影出来ない夜間の蒸機の撮影などが可能になっています。撮影する蒸機はその時々で形式が変わるので何回行

          <連載>OM と旅する鉄道情景(第13回/高屋 力) GROUP K.T.R

          山下 大祐 超望遠ズームM.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISで撮る鉄道写真

           望遠レンズをよく使う鉄道撮影に、さらに変化を与えてくれるのが超望遠の世界。望遠と超望遠の明確な境界はないが、35mm判換算400mm程度以上のレンズは、たいてい超望遠レンズと呼ばれる。このほどOM SYSTEMに加わったM.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISは、35mm判換算300-1200mm。超望遠域が格段に広いことがわかるだろう。テレ端の600mmはOM SYSTEM最長の焦点距離だ。 この個性が立ったレンズを鉄道撮影で使うと

          山下 大祐 超望遠ズームM.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISで撮る鉄道写真

          <連載>OM と旅する鉄道情景(第12回/高屋 力) GROUP K.T.R

          OMで追いかけるJR西日本の新車 「273系 特急やくも」新型車両273系とは? JR西日本の273系は2024年4月6日にデビューした「特急やくも」用の新型車両です。岡山と出雲市間を伯備線経由で結んでいます。 伯備線は中国山地の山あいを走るためカーブが多く、今までは振り子機構を搭載した国鉄生まれの381系での運用でしたが、老朽化に伴い273系は開発されました。 273系も最新型の振り子機構を搭載し、乗り心地の向上などを果たしています。 湖西線での試運転を狙う この車両

          <連載>OM と旅する鉄道情景(第12回/高屋 力) GROUP K.T.R

          <連載>OM と旅する鉄道情景(第11回/牧野 和人) GROUP K.T.R

          今様東海道の富岳東海道の象徴日本一の峰、富士山は静岡県下を横断する東海道を彩る景色として、人馬が往来した街道華やかりし時代より象徴的な存在だ。鉄道沿線でも東海道本線や御殿場線等の車窓から麗姿を眺めることができる。東海道本線では新たな施設の設置や道路の開通等で失われていった名場面がある中、沼津駅の周辺には現在も列車の背景に秀峰を据えることができる場所が健在である。沼津市と駿東郡長泉町の境界となる黄瀬川(きせがわ)で東海道本線が川を渡る付近から上流方向を望むと、線路の背景に富士山

          <連載>OM と旅する鉄道情景(第11回/牧野 和人) GROUP K.T.R

          【写真展トーク】写真家 諏訪 光二・並木 隆・水谷 たかひと「広田 泉を語る」

          写真家 諏訪 光二・並木 隆・水谷 たかひと「広田 泉を語る」 OM SYSTEM GALLERY『~追悼展~ 広田泉写真展「泉」』の会期中、 2024年4月6日(土)に、広田泉さんと親交が深かった写真家3名がさまざまな思い出を語っていただきました。 写真家 諏訪 光二・並木 隆・水谷 たかひと 「広田 泉を語る」トークショー 動画 OM SYSTEM 公式YouTubeにて公開いたしました。ぜひご覧ください。 広田 泉 写真展「泉」 ■会場 OM SYSTEM G

          【写真展トーク】写真家 諏訪 光二・並木 隆・水谷 たかひと「広田 泉を語る」

          地方私鉄の旅 Vol.4/ 京葉臨海鉄道「旧 国鉄DD13形ディーゼル機関車も現役」

          2023年11月千葉市・市原市の工場夜景ツアーに参加する機会があり、道中で見かけた貨物列車が気になったのがきっかけで、2023年12月と2024年1月に京葉臨海鉄道の撮影に出かけました。凸型のディーゼル機関車が牽引する貨物列車が魅力の京葉臨海鉄道、工場夜景との組み合わせで撮れるのか、2024年2月23日発売の「OM-1 Mark II」の新機能は活かせるか、などと期待を膨らませながら撮影に出かけました。 🔳 京葉臨海鉄道 京葉臨海鉄道は1962年11月20日、当時の国鉄と

          地方私鉄の旅 Vol.4/ 京葉臨海鉄道「旧 国鉄DD13形ディーゼル機関車も現役」

          廣田尚敬氏ギャラリートーク:広田泉写真展「泉」

          廣田尚敬氏によるギャラリートーク OM SYSTEM GALLERY『~追悼展~ 広田泉写真展「泉」』の会期中、 2024年3月30日(土)に、広田泉さんの父であり、 鉄道写真の神様と呼ばれる廣田尚敬さんによるギャラリートークを開催しました。 泉さんが生まれてから の成長過程を写真とともにお話しいただきました。泉さんとの思い出や、泉さんとカメラのつながりなど ここでしか聞けない貴重なお話を惜しみなくお話しいただきました。 鉄道写真家 廣田 尚教 トークショー 動画

          廣田尚敬氏ギャラリートーク:広田泉写真展「泉」

          山下 大祐 OM-1 MarkⅡ登場!鉄道写真の心技体

           いよいよ発売となったOM-1 MarkⅡ。OM SYSTEMの強みの一つであるコンピュテーショナルフォトグラフィーの新機能「ライブGND」を搭載して、また一歩“唯一無二”の存在感を強くした。 そこで今回は、OM-1 MarkⅡだからこそ挑戦できるような鉄道写真表現をテーマにしていきたい。執筆過程で感じたのは、OM-1 MarkⅡは鉄道写真の心技体とも言える要素を兼ね備えたカメラだということ。読み進めてもらえると、きっと読者の皆様にも共感していただけるだろう。 「ライブGN

          山下 大祐 OM-1 MarkⅡ登場!鉄道写真の心技体

          <連載>OMと旅する鉄道情景(第10回/神谷 武志)GROUP K.T.R

          夜の蒸機を撮るノウハウ【夜空を彩る大輪の花】夜の蒸機撮影の楽しみ東武鉄道でC11が走り始めて早や7年。 機関車不調という理由で運休になっていたC11 207が、北の大地を遠く離れた栃木県で元気よく走っているのにも驚きましたが、今やその姿はすっかり地元に定着し、日光・鬼怒川の欠かせない重要な観光資源になっています。 加えて冬季の楽しみは、ここで近年開催してくれるようになった「クリスマスの花火」。 観光振興を旗印に、地元の方々の多くの志が、冬の夜空に大輪の花を咲かせてくれました。

          <連載>OMと旅する鉄道情景(第10回/神谷 武志)GROUP K.T.R

          山下 大祐・OM-1 MarkⅡを生かす!シンガポールの鉄道シーン

           先代OM-1から早2年、OM SYSTEMの新フラッグシップ機が発売となった。ペンタ部に「OM SYSTEM」のロゴを誇らしげに掲げ、見た目にも期待が高まるモデルチェンジである。いつも国内の鉄道ばかり撮っている私も、このカメラの記事執筆のために気分一新。南国シンガポールでの撮影を試みた。  シンガポールはマレー半島の先端にある貿易・金融大国。鉄道は6路線の地下鉄(Mass Rapid Transit=MRT)が張り巡らされている。そのほか、いわゆる新交通システムが地域の足

          山下 大祐・OM-1 MarkⅡを生かす!シンガポールの鉄道シーン

          <連載>OMと旅する鉄道情景(第9回/神谷 武志)GROUP K.T.R

          「失われた鉄道情景」の美を求めて ~旧士幌線・タウシュベツ川橋梁に行く~ 水底深く眠る幻の鉄道橋 静かな山あいの温泉町・糠平郊外、ダム湖の対岸に、タウシュベツ川橋梁はあります。 士幌線は国鉄民営化直前の1987(昭和62)年3月23日に全線が廃止になりましたが、実はそれ以前の1955(昭和30)年8月、糠平ダムの完成にともない、誕生した糠平湖西岸へ一部線路を付け替えした歴史がありました。 この橋梁は、水底に沈んだ旧線にかかっていた鉄道橋。列車を支えることがなくなった70年

          <連載>OMと旅する鉄道情景(第9回/神谷 武志)GROUP K.T.R