<連載>OM と旅する鉄道情景(第13回/高屋 力) GROUP K.T.R
京都鉄道博物館で撮影する 生きた蒸気機関車
京都鉄道博物館とは?
京都鉄道博物館はJR西日本が運営する鉄道博物館で、JR嵯峨野(山陰)線の梅小路京都西駅下車すぐにあります。元々は梅小路蒸気機関車館だった場所だけあって、蒸気機関車の展示が充実しています。鉄道ファンの間では「鉄博(テッパク)」と呼ばれ愛されていますね。
最近は閉館後に様々な夜間撮影会が開催されるようになり、普段撮影出来ない夜間の蒸機の撮影などが可能になっています。撮影する蒸機はその時々で形式が変わるので何回行っても飽きずに撮影できます。私も年に1回、京都のプロラボさん開催の夜間撮影会の講師を務めています。
まずは8630号機の撮影会の様子から
基本的にその日の「スチーム号」を牽引した蒸気が夜間撮影会の形式になります。この日は8620形8630号機でした。
もちろん京都鉄博は蒸気だけでは無い
京都鉄博、もちろん蒸気機関車以外にも見所がいっぱいです!
C62 2の様子
動態保存機の中で一番の大型機、通称「シロクニ」です。
C56 160での撮影会
少し前まで本線を走っていたC56−160も鉄博専属機になりました。
この情景に感動しながらひたすらシャッターを切っていました…
京都の鉄道博物館は、鉄道ファンならずとも一度は訪れたい場所です。定期的に夜間撮影会を開催していますので、ホームページやSNSをチェックし、ぜひ参加してみてください。
筆者紹介
高屋 力 (タカヤ リキ/Riki Takaya )
1974年 京都生まれ。幼年期より鉄道に興味を持ち写真を始める。 フォトスタジオで6年間勤務。1998年独立「フォトオフィス高屋」を設立。現在に至る。 営業写真、商業写真の他にフォトコンテスト審査委員長、鉄道イベント、写真教室、高等学校写真部特別講師などでも活躍。 ライフワークとして抒情的な鉄道風景を表現すべく全国を放浪中。
公益社団法人 日本写真家協会(JPS) 会員
日本鉄道写真作家協会(JRPS) 会員
※GROUP K.T.Rとは、このnoteを担当する「鉄道を愛し、OMを愛する」3人のフォトグラファー牧野和人、神谷武志、高屋力の名前のイニシャルから取った頭文字です。
グループの首謀者神谷の準地元であり、OM SYSTEMの地元でもある「京王線」の旧社名をリスペクトした名称でもあります。今後もさまざまな鉄道ネタをご紹介していきます。どうぞお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
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