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こんなん絶対うまいヤツやん。読んだだけでわかる食感と香り。『幻惑のガーリックチップス』

ヒキコモリです。家から一歩たりとも出歩きたくありません。旅行やアウトドア趣味もありません。ですが、旅行やアウトドア関連のエッセイや漫画を読むのは好きです。

『山と食欲と私』は、登山漫画です。山ガールではなく、単独登山女子の日々野鮎美さん27歳が主人公。1巻で27歳でした。巻数が増えるにつれ年をとったのか、ドウか、女性の年の話をするな、と棺桶に半分足をつっこんでいるお婆ちゃんに教えられてきたので、ここではお口にチャックマン。そして、巻数が増えるにつれ、仲間も増え、単独登山でない話も増えてきます。

『山と食欲と私』は、山を登るだけの漫画ではありません。山中で料理を作り食べています。紹介されている料理は、山中で作る料理がおおいので、調理手順は、簡単かつ手早く作れるレシピがおおいです。しかし、注意することがひとつあります。山登りはカロリーを大量に使います。ですので、紹介されている料理のカロリーもそれはそれは。

さて、そんな『山と食欲と私』の7巻77話。777が揃っているラッキーな話を読んでいると、こんなん絶対うまいやつやん、と思わない人はいないであろうレシピが紹介されていました。その名は『幻惑のガーリックチップス

なぜ、いままでこの発想が頭からこぼれてこなかったのか、わたくしめの頭の固さを呪いました。作り方は、いたって簡単ですので、さっそく作っていきたいと思います。ポテトチップス革命が起こりますゾ。

おおめのオリーブオイルに、好きなだけのニンニクの薄切りを放りこみます。ニンニクの中心部は焦げやすいので取っています、普段はメンドクサイので取っていません。焦げないように弱火でじっくりと揚げていますが、真っ黒になったらなったで、それも芳ばしくてよきです。お好みで唐辛子をいれましょう。唐辛子を食べる人は、種をとるとシャリシャリしません。そうそう、唐辛子の辛さに種は関係しないんですって、知ってましたか、私は知りませんでした。

うっすらと色づいてきたニンニク。茶色くなるにつれ、フライパンの上に、ニンニク特有の芳ばしく、刺激的で、アバンチュールな香りが漂いだします。

ニンニクが色づいてきたら、火をとめ、フライパンを濡れズキンの上に置きます。ここでパセリをひとふり、ふたふり。パセリは無くてもかまいません。

お好みのポテトチップスを用意します。塩味がベストであり、ベターだと思いますが、意外なポテトチップスの味がミートするかもしれません。いろいろなポテトチップスをガーリックオイルにいれ幻惑されてください。なるべく、なるだけポテトチップスを割らないように、ガーリックオイルと混ぜあわせます。

はい、うまい、はい、まちがいない、うまいやつね、『幻惑のガーリックチップス

幻惑は漫画のネタバレに使われています。人の食欲を誘惑し、ニンニクの香りの魅惑、体重のことなんて知ったこちゃねぇの蠱惑の四惑ですね。なぜ、おいしいモノは、体重が増えるモノがおおいのか、神様の設計ミスなのではといつも思っています。

毒を喰らわば、皿までと昔のエライ人は言いました。

ゆがいたパスタにですね、幻惑のガーリックチップスをのせるわけですよ、はい。炭水化物×炭水化物ですね。そばめし、焼そばパン、グラコロなどなど。炭水化物×炭水化物は、うまい×うまい=めっちゃうまい、という数式が成り立ちます。ここ、テストにでますよ。

ビールや酎ハイをプシュッとあけ、乾杯、チアーズ、サルー、プロジット、チンチン。

ブログにて『山と食欲と私』の他のレシピも再現しています。スクロールをするのがメンドクサイと感じるほど、おおくのレシピを再現しました。


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