人生の片手間に〜エッセイガッサイ⑯言葉は常に変化する生き物だ。
どうも、シンスケです!
皆さんは会話の際、世代の違いで言葉を選んで話をしていますでしょうか?
最近、「ワンチャン」や「フェーズ」などといった言葉をよく耳にします。
どうでもいいのですが私の場合、毎回可愛い子犬の「ワンちゃん」が脳裏によぎります。
「フェーズ」にいたっては、浅い内容を意気揚々と話されている人程、「フェーズ」という言葉が気になり内容がはいってきません。
若い内は、いわゆる「若者言葉」で話しても違和感ないですし「昔流行ったような言葉」を使ってもオジサン達は喜んで、話にノッてくれます。
しかし、30代40代にもなり同じノリで話していると違和感に繋がるおそれがあります。
極端ですが、いつの時代にもその時に流行る「流行語」に似たような言葉があります。
言葉は時代と共に常に変化していきます。
ひと昔でいうと『全然』という言葉は
「全然、美味しくない」
「全然、上手ではない」
など否定的な言葉に使用する接続詞でした。
しかし、気が付けば現在
「全然、美味しい」
「全然、上手だ」
でも通用するようになりました。
本来ですと
「断然、美味しい」
「断然、上手だ」
のほうがしっくりくるような気がします。
面倒くさがりな人間の悪い癖で、言葉を選ばずに濫用し続けた結果なのかもしれません。
その結果、一つの言葉が広く浅い意味を持つようになり言葉での表現が乏しくなりました。
その最たる例が『ヤバい』です。
ヤバいをつければ、というよりヤバいだけでも通用してしまうようになりました。
ですので、年を取る度にもっともっと『言葉』を意識して表現を豊かにしたいものです。
まとめると
「全然」という言葉が変化したように、言葉のもつ意味が広く浅く使われるようになった。その結果、言葉での表現が乏しくなるフェーズに差し掛かっている。我々もワンチャン『言葉』を意識して表現をヤバくしたい。
ご一読ありがとうございます。
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