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秋の夕暮れの出来事

お母さんが今日、僕の異変に気がついた。

顎の下、円形脱毛みたいに毛が抜けているらしい。

お父さんと協議した結果、急遽病院に行くことになった。

お昼寝をしてたら、急に抱っこされてキャリーバックのなかに移動。

僕は寝ぼけてたけど、瞬時に状況を理解した。「連れてかれる!」と。

外はやっぱりまだ怖い。「ヤダヤダ、どこ行くの?」「え〜!」って。

あまりの不安に、声を精一杯出して呼んだ。そうするとお母さんが顔を見せてくれて。「大丈夫だよ〜、早く終わって帰ろうね〜。」って声をかけてくれた。そうすると少し安心して落ち着きを取り戻した。

診察室に入って、先生に見てもらった。「ニキビだなぁ。」「大丈夫、変な病気じゃないから。」聞いてた僕とお母さんは安心した。

お薬つけてもらって、ついでに触診とか目、耳、体重も見てもらった。

先生と看護師の人がすごく優しくて安心した。時々お母さんの方を見て

「僕がんばってるよ!」「平気だよ。」なんてアイコンタクトしてた。

そうしているうちに、ことなく終了。「早く帰ろう。」ゆらりゆられて無事我が家についた。

やっぱり我が家は、最高に安心できる。

夕日が沈みかけてる、今日は中秋の名月。

お団子でも食べたいなぁ、ご褒美ちょうだい。絶対だよ!


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