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幼稚な大人から自分の大切な尊厳を取り戻せ!

幼稚な大人に振り回されて心を病む人が増えています。
幼稚な大人といっても世間から評価の高かったりします。
勉強ができる、仕事ができる、話が上手い、
人から注目されている、要領よく世渡り上手でスピード出世、
そんな人の中に幼稚な大人は紛れています。

だから社会の中で、パワハラとかセクハラとかモラハラとかが増えてきているのでしょう。

幼稚な大人はとても陰湿でねちっこい性格を持っています。
その上、自分勝手で馬鹿げた屁理屈が自分の中で常識になっています。

人が組織の中でいるとき、おそらく程度の差はあれ、どこも閉鎖的な空間だです。

そこでの正論は、パワーのある者の正論になります。
たとえどんなに幼稚であってもです。

人としてどうなんだろう、なんか変だなと思っていても、どうしてもまわりの雰囲気に飲み込まれてしまいます。

同調圧力もあれば、出来るだけ目を付けられないようにしようという意識が働くので、幼稚な大人のやりたい放題になってしまう。

そんな空間の中で自分と他者とを比べてしまうと認知が歪み始めます。

比べること自体が悪いというわけではありません。
比べることで、自分を客観的に捉えられたり、等身大に捉えて自分の成長の助けになればいいはずなんです。

しかし比べることによってネガティブな感情に飲み込まれて自分を責めてしまうと認知が歪みます。

あの人より
勉強できないから、
仕事ができないから、
コミュニケーションが上手にとれないから、
みんなの注目を集められないから、
要領よくないから、
そんなところばかり意識が行ってしまいます。

そうなると、いつも自分が下だという意識始めます始めます。

そして幼稚な大人を幼稚だと気づかず、自分より優れている人に見えてしまいます。
そういうからくりが閉鎖された組織の怖さです。

小さい頃から、何かに優れること、辛くても辛抱し続けること、誰かの役に立つこと、わがままを言わず人に思いやりを持つことを教えられました。

それも大切なことではあるでしょう。
でも、「自分の尊厳」を守ることがどういうことなのかをちゃんと教えられてこなかったから、心を病むまで自分を責め始めてしまう。

その「尊厳」をボロボロにされてしまった人が心を病んでも、幼稚な大人は何とも思っていません。

「尊厳」をボロボロにされた人は、幼稚な大人の前では闘うことも逃げることもできず、心がただ凍り付いているだけなのです。

一番最初に感じた感情、違和感が正しいはずです。
もう一度その感情、感覚を取り戻すことから始めて下さい。


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