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いい人だけど一緒にいるとなぜか心が病んでいく人には要注意です

よく心は目に見えないと言われます。
心が目に見えないのであれば、精神的エネルギーも目に見えません。

しかし、身体的エネルギーもそうそう目には見えないのですが、身体的なエネルギーが消耗すると、たいていどこか身体の症状として現われます。

身体が重い、頭痛がする、腰が痛い、お腹の調子が悪い、肩こりがひどくなるなどが出てきますよね。

これまたよく言われることですが、心と身体は繋がっていて、心が弱ってくると身体がサインを出すことがあります。

ただちょっと厄介なのは、精神的エネルギーが消耗していて、さらに身体から症状としてサインが出ていても、心の持ちようで気づかなくしてしまうこともあるんです。

頑張り屋さんで、弱音を吐かない、ギリギリまで頑張る人は要注意です。

でも、本当に知らず知らずの間、精神的エネルギーが消耗しているときがあります。

それが、「いい人だけど、合わない人」との関係です。

あなたのまわりにいませんか?

「悪い人ではないんだけど、いや本当に人としてはいい人なんだけど、悪気がないのもわかってるんだけど」

一緒にいて疲れる
なんだかイライラしてしまう
自分がダメな人間に思えてしまう

いつもそうなんだけど、そう思っているのは自分だけで、まわりはいい人だと言っています。

でも自分が疲れたり、イライラしたり、ダメな人間に思えてくるから、どんどんストレスが溜まってきます。

いい人だけど合わない人って、まわりの評価が高い人が多いんですよね。

頑張り屋さんでみんなを引っ張っていくリーダータイプだったり、人のことを親身に考える優しい人だったり、常に気を配る人だったりします。

そんな人に対してダメ出しをする自分って、わがままとか器の小さいやつに感じてしまいます。

だから、そんな自分にも嫌気がさし、あの人にこういう感情を抱く自分を責めたりするんです。

人は何か自分と合わないなって感じるのは、自分のペースとか自分の精神的領域を崩されたときです。

だからそういうことをされたとき、人は自分を守ろうとして攻撃をしたり離れたりするのですが、相手がいい人だと、そんなことをすると自分が悪者に見られる可能性が出てきます。

それもそれで十分危険なわけです。

そうこうしているうちに、どんどん相手のペースに巻き込まれ、精神的エネルギーが底をついてしまうことがあります。

自分の考えや価値観に迷いが出てきたら、全然関係のない第三者の考えも聞いてみてください。

自分が思っているほどではないとわかります。

また特に相手の気持ちに敏感な人は、思い込みも激しいところがあり、あの人はこう思っているに違いないと確信的に思い込んで、自分が我慢して相手を優先しがちです。

そして表面的には適応しているのですが、内面ではかなり疲労が蓄積していて、突然折れてしまうこともあります。

相手に合わす、自分を優先する、の二択だけではなく、行動を起こしながら、お互いの折り合いをつける力も必要です。

あなたの精神的エネルギーを吸い取る人の中には、いい人の仮面をかぶっている時があります。

いい人との関係で悩んでしたら、カウンセリングでその気持ちをいったん吐き出して、これからどうするかを考えてみませんか。


煮詰まったとき、カウンセリングを受けてみることをおすすめします。対面カウンセリングが無理な方には、電話、オンラインもやっています。どんどん気軽にご利用くださいね。

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