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北海道の中川町に、地元の木と土を使って小屋を建てる「なかがわスタイルの小屋」プロジェクト1

北海道の北の方。最北端の宗谷岬から車で1時間40分くらいの場所にある中川町に、地元の「木」と「土」を使って小屋を建てています。

こんな場所に 
こんな小屋

かわいい!かわいい!絶対、かわいくなる!

あ、失礼しました。思わず。

初めまして、河野真也と言います。
北海道で「オクラホマ」というコンビを組んで
タレント活動をしている42歳。

左が相方の藤尾。右が僕。

ふとっちょのおっさんです。

「水曜どうでしょう」で有名なHTBという北海道のテレビ局で、「イチモニ!」という朝の情報番組と「イチオシ‼︎」という夕方の情報番組に帯で出演。そして「おにぎりあたためますか」というフードバラエティ番組に出演しています。
全国の皆さんにわかりやすく言うと、大泉洋さんの事務所の後輩です。
これまでの人生で一番多く使った言葉は、大泉さんへの
「ちょっと待って下さいよ!」
このお仕事を始めて23年、今も言い続けています。
 TOKIO松岡昌宏さんとご一緒して、「サッポロクラシック」のCMなどにも出演させて頂いています。

怪しい者ではないことをわかってもらう為に、有名な方やブランドのチカラをお借りして必死です!

出身は大阪。北海道の地に憧れて、北海道大学法学部に進学。学年が一つ上の水産学部だった藤尾仁志に誘われ、法律の教科書を1ページもめくらないまま中退して、今のお仕事を始めました。

きっかけは手紙。同じ関西の兵庫県出身で、ちょっとおバカな藤尾から送られてきた手紙の書き出しは

「突然の手紙、すまん。ちょっと聞いて欲しい。俺らが小さい傾、関西には……」

「頃」に勝手に「にんべん」をつけてきた。傾いちゃってる……。

「俺らが小さい傾、関西にはバライデー番組がいっぱいあった。夕方もバライデー番組をやってた。北海道の夕方は情報番組ばっかりや。俺はお前とコンビを組んで、夕方にバライデー番組を立ち上げて一緒にやりたい」

バライデー……バライデー……バライデー……。

こんなおバカな男に人生を賭けては危ない。それこそ、すぐに傾いちゃうと思って、手紙を無視。すると、僕の家まで突然やってきて、札幌の夜景を一望できる「旭山展望台」に連れて行かれた。
甘い時間を過ごすカップル達のなか、

「河野、見てみ。札幌にはこれだけ明かりのついた家々がある。
俺らで、この明かりのついた家々に、笑いの渦を巻き起こそうぜ」


頭がおかしいと思った。

「え?」

すると、

「河野、見てみ!札幌にはこれだけ明かりのついた家々がある!
俺らで!この明かりのついた家々に!笑いの渦を巻き起こそうぜ!!」


この日は風が強かった。風の音で聞こえていないと思ったのか、声を大きくして、完璧に同じ言葉を繰り返してきた。周りのカップルにも聞こえてしまっている。

コイツはヤバイ奴だ。
でも、何も返事をしないと、さらに声を大きくしてもう一回言われてしまう!何か声を発しなければと

「お、お、お」

と戸惑っていると、

「ありがとう!」

と言ってきた。「お、お、お」が「おう」と聞こえたようで。
とてもリアルな再現写真

そうして、コンビを組んで23年。
大好きな北海道で、それぞれ2児の父になった今でも、コンビでこのお仕事を続けさせて頂いています。とてもありがたいことです。

夕方にバラエティ番組もバライデー番組も立ち上げることなく、手紙以来、藤尾からは一度も立ち上げようという誘いもなく、情報番組に出演し続けて、もう18年になるでしょうか。

そんな僕がなぜ、小屋を建てることになったのか?

なぜ、「木」と「土」なのか?

なぜ、中川町なのか?

実はその情報番組に出演していたから、林業に興味を持ち、木、土、家と様々な要素が加わって、たくさんの出会いがあって、この「なかがわスタイルの小屋」を建てることになるのですが、そこに行き着くにはお話したいことがたくさんあるので、続きはまた次回

note初心者ですが、これからどうぞよろしくお願いします。


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