ももこ。

ピアノと編み物と読書が好き🧶 今日感じたこと、昔あったことをポツリポツリと思いつくまま…

ももこ。

ピアノと編み物と読書が好き🧶 今日感じたこと、昔あったことをポツリポツリと思いつくままに。

最近の記事

『夜と霧』を読んで 2024/4/23

こんばんは。料理にハマっているももこです。 今週読んだ本は・・・『夜と霧』著:V.E.フランクル 霜山徳璽訳 です。 心に残った文章↓ 感想 夜と霧という本を皆さんは読んだことがあるだろうか?この本の著者は心理学的視点で収容所で生きのびた人とそうでない人の違いを分析しており、とても納得しやすく読みやすい本であった。 彼自身も収容所に「輸送」され、指差し振り分け(いわゆる右に行けば死、左に行けば生存)の検査を通過したのだ。アウシュビッツ収容所で労働させられる中、彼が生きの

    • THE LINCOLN HIGHWAYを読んで 2024.3.15

      こんばんは。最近はに二兎追うものは本当に一兎も得ることができないんだと身に染みて感じているももこです。 今月読んだ一冊は、『THE LINCOLN HIGHWAY』著:Amor Towlesです。 心に残った文↓ 感想↓ この小説は、一種の哲学書に近いなと感じた。(私にとって) 主人公は更生施設から出てきた10代のティーンエイジャー。それぞれが自分の性格と葛藤していて、なによりもその葛藤し合った若者たちが関わり合い、「自分とはなにか」について模索していくようなロードスト

      • ミセス・ハリス、パリへ行くを読んで(2024.3.7)

        こんばんは、年度末の忙しさに忙殺されているももこです。 私は弱いけど屈しないぞ。 今週読んだ一冊は、『ミセス・ハリス、パリへ行く』(著・ポールギャリコ)です。 感想。 ハリスおばさんはもうすぐ60歳になるけれど、ディオールのドレスに一目ぼれしてから、いつか自分の力で購入するために汗水たらして働く。 「働く」という意味について最近考えていた私自身にとって、ハリスおばさんのまじめで堅実で、着実に歩みを止めない姿に感動した。 何よりも、「これは私の稼いだお金だ」と胸を張って札束

        • 八・百・屋の町を歩こうを読んで (2024.3.1)

          こんばんは。最近は花粉にやられそうな日々を送っているももこです。 今週読んだ一冊は、『八・百・屋の町を歩こう』(著:Aruko Lee)です。 心に残った文↓ 感想↓ 著者のAruko Leeさんとは、友達の恩師だという紹介で一度ご飯に行ったことがある。その後、Arukoさんが本を出版する準備をしていると聞き、店頭に並んでからさっそく購入し読了した。 あの数時間・一度だけのご飯では計り知れなかった彼女の生い立ちや、私よりも一回り以上も年上の(もうすぐ還暦を迎えるそう)方

        『夜と霧』を読んで 2024/4/23

          ナイル殺人事件(アガサクリスティー)をよんで 2024.2

          こんばんは。最近すべてにおいてやる気が欠如しているももこです。 今週読んだ本は、アガサクリスティの『ナイルに死す』です。 心に残った言葉↓ 「興奮ですかね。新しいものを求めるんです。きょうは何が現れるかわからないということを毎日楽しむんです。相続したつまらない土地建物に満足していないで、自分でお金を稼ぐ 自分の頭脳と記述を使ってね」 「おそらく、マダム、あなたはこれまで幸せな人生を送ってきて、ほかの人たちに対して寛大で思いやりのある態度をとってこられたのでしょう」 「そ

          ナイル殺人事件(アガサクリスティー)をよんで 2024.2

          八つ墓村(横溝正史)をよんで 2024.1.5

          こんばんは!2024年最初に読んだ本は、横溝正史さんの『八つ墓村』です。 私は今お菓子を食べています。にしてもグミおいしい・・と思いながらこの記事を書いています。 心に残った文↓ 感想↓ 横溝正史さんの小説は数多く読んだことはないが、悪魔が来りて笛を吹くよりも読みやすくて面白い作品だった。 また、おどろおどろしい描写がとても想像しやすくて読んでいるだけで身の毛がよだつような。 彼の作品は親近での恋愛であったり現実世界ではタブーとされるものをテーマに描いていることが印象的

          八つ墓村(横溝正史)をよんで 2024.1.5

          フォンターネ 山小屋の生活を読んで(2024.1.10)

          こんばんは。投稿がずいぶんお久しぶりになってしまったももこです。 いまはツイスト揚げパンを食べながら書いています。 今週読んだ一冊は、『フォンターネ 山小屋の生活』著:パオロ・コ二ェッティ です! 心に残った文↓ ↑の「皮膚が薄すぎる」という」表現めっちゃすき!! 感想 私も時々、森に行きたくなる。満員電車で押しつぶされ、機械的なものにかこまれて、人間としての尊厳というか、大切な何かを失ってしまったと感じる時がある。現在23歳なのに、そんなことを考えている日々。 作者

          フォンターネ 山小屋の生活を読んで(2024.1.10)

          パディントン発4時50分を読んで(2023,10,18)

          こんばんは!アロマに癒されながら秋の夜長を感じているももこです。 今週読んだ一冊は、アガサクリスティの『パディントン発4時50分』です。 初めてのマープルシリーズを読んでみました!! 感想🌸 ポアロは知っていたけれど、マープルの探偵小説は初めて読んだ!ミステリー好きのおばあさんミス・マープルが買い物帰り、電車での中から、対向車線を走る電車の車内で人殺しがなされている瞬間を目撃する。 その死体は列車から外に捨てられたと感じたマープルは、友人をつかって死体が捨てられたと思われ

          パディントン発4時50分を読んで(2023,10,18)

          最後はなぜかうまくいくイタリア人(2023.10.5)宮嶋勲

          こんばんは。しばらく投稿していない間に気が付けば秋になっていたももこです!読書の秋、たくさん読み進めていきたいです。 最近読んだ一冊は、『最後はなぜかうまくいくイタリア人」著:宮嶋勲 です! イタリア人は雨になるとテンションが下がる。イタリア人はほぼ100パーセが前向き駐車をする。なぜならその時の便利さしか考えていないからだ。 イタリア人にとっては寄り道こそが人生 などなど、この本には日本人にはあまりなじみのないイタリアの文化が面白おかしく、時には皮肉っぽく描写されていて

          最後はなぜかうまくいくイタリア人(2023.10.5)宮嶋勲

          蒼き狼 井上靖

          こんばんは。一か月ぶりの投稿になってしまいましたが、たくさん読みまくっていたももこです。 夏がおわったーー! 今月読んだ一冊は、『蒼き狼』著:井上靖 です。 感想↓ この本を読むのは2回目で、モンゴルに関する本を読んでみたいなと思ってブックオフで手に入れた!太陽に焼けていて古くて臭い本だけど、私にとってとても大切な一冊だ。 チンギスカンは、自分の母親がどこかの部族にはらまされてできた子だった。自分はモンゴルの血を引いているのかわからない。そんなアイデンティティの確立ができ

          蒼き狼 井上靖

          人生に革命が起きる100の言葉 (2023.7.30)

          こんばんは。今日は夏らしい映画『サマーウォーズ』を観てきて、余韻に浸っているももこです。 今週(といっても3週間ほど前?)に読んだ本は、『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』 著:小倉広 です。 最近大切に育ててきた部下が仕事を辞めたいと相談してきた矢先に読んだ本です。 最近自分の人生の責任をとるのは自分なのだなと感じることが度々ある。 家族とも平和にやっているし、友達も少ないけれどいる。彼氏もいる。だけど、みんなそれぞれ他人なのだ。 それは昔はわか

          人生に革命が起きる100の言葉 (2023.7.30)

          秘密の花園 バーネット (2023.7.29)

          こんばんは。壮絶な一週間を乗り越え、一人コースディナーに挑戦してきたももこです。 今週読んだ本は、『秘密の花園』上下 著:バーネット作 山内玲子訳 です! この本を読もうとしたきっかけは、大学の頃の読書の授業がきっかけでした。英語で読んだのですが全く意味が分からずもう一度時を経て偶然図書館で出会ったので読んでみることに。 そうしたらもうこれは人生の小説なのではないかという数多なる名言の数々。 主人公のメアリが秘密の花園との出会いや病気がちな少年コリンやそのほかの友達と関

          秘密の花園 バーネット (2023.7.29)

          私が語りはじめた彼は (三浦しをん) 2023.7.11 

          こんばんは。 今日今年初のセミの鳴き声を聞き、夏の到来を実感したももこです。 今週読んだ一冊は、『私が語りはじめた彼は』著:三浦しをん です。 感想↓ 三浦しをんさんのこの小説は、6年まえにも一度読んだ記憶があるが、このような内容であったことは全く忘れていた。 大学教授(村上氏)をめぐる周りの波乱万丈恋愛物語なのだが、何より一番怖いのが、周りをこんなにも翻弄させておいて、当の本人は全く気が付いていないということだ。彼の妻、息子、娘・・・。たくさんの人を悲しい気持ちにさせて

          私が語りはじめた彼は (三浦しをん) 2023.7.11 

          悶絶スパイラル (三浦しをん) 2023.6.15

          こんばんは。今日も一日頑張ったからご褒美にコーラを買ってあおぎながら帰ったももこです。 今週読んだ一冊は、『悶絶スパイラル』著:三浦しをん です! 三浦さんのエッセイ面白かったし感動することも‥。 心に残った言葉↓ この小説は、私が読んだ三浦しをんさんのエッセイ初の作品!文の運び、語彙力、なにもかもが面白くて、クスッとわらってしまうしツボに合う。 それと、なんだか気が合いそうだなと勝手に思ってしまう考え方も持っていて、昔から大好きな作家さんです。 中でも気に入ったのがイ

          悶絶スパイラル (三浦しをん) 2023.6.15

          格闘するものに〇 (三浦しをん) (2023,6,9)

          こんばんは。梅雨を何とか乗り切ろうと奮闘するももこです。 今週読んだ一冊は、『格闘する者に〇』著:三浦しをん 心に残った言葉↓ この本を読んだ感想↓ 最近読んだ中で断トツ1番に面白かった!文の上手さ、主人公の設定などすべてが面白く、2日で読んでしまった。と同時に、24歳にしてこの小説(処女作)を書いてしまった三浦さんにとても嫉妬した。 私は中学から三浦しをんさんの本が大好きなのだが、実体験を基にしたといわれるこのデビュー作をなぜ読まなかったのだと後悔する。もっとはやく読

          格闘するものに〇 (三浦しをん) (2023,6,9)

          心屋仁之助のあなたは「このため」に生まれてきた! (2023.6.8)

          こんばんは。今日もオレンジジュースとじゃがりこがおいしいももこです。 今週読んだ一冊は『心屋仁之助のあなたは「このため」に生まれてきた!』著:心屋仁之助 心に残った言葉↓ 感想↓ 中学の恩師が本を出版し、その中にこの本の引用が書かれていて気になって読んでみた本です。 どのことばも、一度はどこかで聞いたことある、誰かに言われたことある、どこかでも読んだことある・・。そんな言葉が多かったけれど、そのどれもがやっぱり心に残った。 なかでも、心のテンションが上がるほうに生きてい

          心屋仁之助のあなたは「このため」に生まれてきた! (2023.6.8)