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『フィリピン留学』のススメ2

前回の記事では、フィリピン留学についてざっくり紹介したので、
今回はフィリピン留学の授業風景や完全寮生活について、紹介したいと思う。

もちろん独断と偏見、わたし的目線でお伝えするので、あくまでも参考程度に見ていただきたい。


Bagio JIC ってどんなところ?

山間部に存在する学校。緑が多いのが癒しの一つである。


では早速、わたしが選んだ学校 "Bagio JIC" は、マニラ空港からバスで約6時間北上した場所にある、バギオという街の近くにある学校だ。

韓国資本の学校だが定員が80名以下の中〜小規模の学校で、ワーホリ専用のコースも健在しており、日本人の割合が少なく、しっかり勉強に打ち込めるという理由でわたしはここを選んだ。

ひとつの建物の中に、居住できる寮と授業を受ける教室があるので、本当に勉強漬けの生活ができるのも魅力の一つ。

わたしは4人部屋を選んだ。この4人部屋がなんと二階建ての広めのロフト部屋になっており、リビングスペースがあったので4人がぎゅうぎゅうに二段ベットに寝る、いわゆるバックパッカーズホテル部屋ではなかったので、かなり優雅な暮らしができた。

一階がリビングで簡易キッチン、冷蔵庫、ウォーターサーバーが各部屋完備されており快適な暮らしができる。二階にシングルベッドと勉強机が各4つある。

また、JICには広いグランドや、ジムスペースもあり、授業の空き時間や休み時間にみんなとスポーツができたり、勉強で疲れても体を動かしてリフレッシュする事ができた。

バスケのハーフコートに小さめのテニスコートがあり、晴れた日はよくみんなでバドミントンやボール遊びをした。屋根のある部分が現在はジムスペースとして改装されたらしい。

また掃除や洗濯は週2〜3回、専用のスタッフがしてくれるのも非常にありがたい。食事は食堂で決まった時間内にいけば出来立てのご飯が食べられるので、そこもありがたい。


授業について

最上階が教室で、下の階層は生徒の居住スペースとなっている。

気になる授業内容だが、
まずこの学校に数種類のマンツーマンコースがあり、その他ワーホリ準備コースやIELTSやTOEIC専門コースがある。

わたしはワーホリ準備コースを選択し、

マンツーマンの授業(50分×4コマ)
グループ授業(50分×2コマ)
ワーホリ対策(50分×2コマ)

という感じだった。
2コマで1クラスだったので、マンツーマンが2クラス、グループが1クラス選択できるということだ。

当時の時間割。朝は8時20分から夕方6時50分までみっちり授業。途中10分休憩でよくウォーターサーバーに水を汲みに行き、コーヒー紅茶を用意した思い出が。

グループ授業の選択肢も割と豊富で、

CNNリスニング、英文法 、パターン、 リーディング、 TOEICスピーキング、 コンポジション、発音矯正、ネイティブ英会話、ワーキングホリデー対策クラス、TOEIC(R/L) が選択できた。

また月に1度、授業を変更できたので、人気の授業に定員オーバーで入れなくてもチャンスはある。

わたしがいた当時、人気だったのはCNNリスニングの授業で、常に予約待ちのような感じであった。

マンツーマンの教室は1.5畳ほどのかなり狭めの大きさで、机と小さいホワイトボードが壁にあるだけのシンプルな作り。
停電でエアコンが止まったり、電気がつかなくてロウソクを焚いたりと、日本では味わえない体験ができたのも良い思い出である。

マンツーマンの授業は正直当たりハズレがあった。
というのも、どの先生に当たるかによって、授業の満足度もかなり変わってくる。
わたしは運良くベテランのマダム先生にあたり、わたしに足りていない部分を補う授業カリキュラムを独自に組んでくれた。
もう一人の先生は新人の、わたしより年下のバイトの若い子だったので、ただテキストをなぞり読み、テキストに書いてある質疑応答をするだけの授業だった。

そんな場合は先生をチェンジすることも出来たので、ベテラン先生にどの人がいいか教えてもらい、これまたベテランの方の授業にスワップできた。

個人的には、フィリピン人の先生の英語力は高いと感じたので、なんの不安もなく授業に集中できたし、何よりこちらがしっかり話せなくても、先生によっては、我々のぎこちない英語を汲み取ってくれるので、会話が成り立たないということはなかった。

先生の中には北米やイギリスにいたことのある方もいたので、ほとんどネイティブに近い話し方をする先生も。


まとめ

授業終わりに見えた夕焼け

前回の記事でも述べた通り、フィリピン留学の満足度はコスパの割にかなり高い。と思う。
もちろん個人差はあるし、触れてはいないが、食事の面や衛生面、雨季だったが故に停電トラブルや、洪水になるほどの降水量で困ったことなど、話せばキリがないのだが、わたしは結果として、本当に行って良かったと思うし、もし悩んでいる人がいるなら、積極的に勧めていきたい。

『英語』を通して同じ志を持った戦友に出会えたいい場所であり、また英語を本気で集中して勉強できた2ヶ月だった。

ここで出会った仲間とは数年たった今でも、国を超え、繋がっている。

初めての留学がフィリピンでよかった。そう思える経験だった。


この記事が誰かのためになれれば幸いだ。

それでは Have a lovely day 


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