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『フィリピン留学』のススメ


早速だが、フィリピン留学と聞くと皆さんは何を思い浮かべるだろう?

安く行ける、ワーホリの前準備として、半分遊び半分勉強、リゾート留学、など、、


これらのワードはよく耳にするが、実際のフィリピン留学はどうだったのか、わたしの経験談をまじえながら(独断と偏見で勝手に)解説していこうと思う。


フィリピン留学ってなあに?

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わたしがフィリピン留学に出会ったのは、ちょうどカナダワーホリについて調べ込んでいた時、あるエージェントサイトにて、ワーホリに行くなら事前の準備としてフィリピン留学!といったバナーにまんまとつかまり、カナダのことよりもフィリピン留学についてもと深掘りした記憶がある。

フィリピン留学とは、

学費が他の国と比べ安く、先生とマンツーマンで英語の授業を受けることができ、スピーキング力だけではなくTOEICやIELTSに特化した授業もあるので、目的別に手軽に留学ができる方法である。

アメリカをはじめ、北米やヨーロッパに留学するとなると、膨大な金額がかかる。しかも学費だけではなく、家賃、生活費、学校に必要な教材や交通費、お小遣いなど、全てを合わせるとかなりの金額に。

そこで見つけたのがフィリピン留学。実際に低価格で英語漬けの生活が海外で送れるのは魅力の一つである。

わたしはバギオという、マニラから車で約6時間の山岳部にある小さな街の中の語学学校を、敢えて選んだ。(上の写真は実際通ったバギオの学校)

ふつう、フィリピン留学と聞くと、セブ島が真っ先に出てくるだろう。リゾート地、青い海、楽しげな雰囲気が容易に想像できるセブ島を選ばなかったのには理由があった。

まず、セブ島留学のサイトを見てわたしが思ったのは、

絶対に遊んでしまう、英語習得が疎かになる、なんの為にフィリピンに来たのかを忘れてしまうのではないか!

そんな恐怖感をおぼえたからだ。

その点バギオの学校はまだ日本人が少なく、学校も韓国人や台湾人が半数在籍するので日本人以外とも交流が持てると思い、英語が話せるいい機会だと思った。

その後某エージェントにて、無料相談会なるものに参加してみた。

わたしは、せっかく自分で頑張って稼いだお金で留学をするのなら、自分で調べて自分の納得する留学をしたいと強く思っていたので、相談会でたくさんのリアルな質問をしても、担当の方はネットに書いてある情報しかくれなかった。

そこで高校の同級生にちょうどセブ島に留学した友達がいたので、会う約束をし、実際のはなしを聞いてみた。

そこでやっぱりセブ島に行くと勉強に集中できない環境になりそうなのと、日本人の割合がどうしても多くなるという答えが出せたので、やはりバギオにある学校にしようと決心できた。


フィリピンでの暮らし

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フィリピン留学は、英語の授業料と寮費、食費、ビザやその他諸々含めても、大体1ヶ月15万円くらいで済んでしまう。あとは週末に外に遊びに出かける多少のお小遣いがあれば生活ができる。

実際にわたしが滞在した2ヶ月で支払った金額は約25万円で5万円ほどお小遣いとして持っていって事が足りた。

フィリピンは物価が安いので、外でご飯やお酒を飲んだとしても日本よりだいぶ抑えられた印象だ。1フィリピンペソで約2.5円、40ペソで約100円。現地のコーラが10ペソで売られていたことに驚いた記憶がある。

飲み屋はもちろん、ナイトクラブもあったので、日頃の勉強だけの生活に疲れても、ストレス発散ができる場所があった。

他にも観光スポットやナイトマーケット、ちょっとした旅行なんかも行けるので、異国の地での思い出作りもできる。

文化の違いはもちろん、学校の寮での集団生活に慣れるまで少し大変だった。

その中でもトイレ事情。。

日本での"当たり前”の生活が、いかにありがたいことだったかを痛感。事前にネットにて情報収集していたが、いざ実際に目の当たりにすると、かなり抵抗があるものだった。

トイレの紙は流す事ができず、備え付けのゴミ箱に捨て、場所によっては桶やホースの水を使うシーンも。

清潔さなんて期待してはいけない。郷に入れば郷に従わなければならない。

あとは寮のシャワーがほぼ水かぬるま湯しか出ず、水圧もゆるゆるであった。水質も日本とは異なり、自慢だったショートヘアがパッサパサに。そして滞在していた6〜7月のバギオは雨季で山間部だったのでかなり寒く、そんな中、水かぬるま湯シャワーガチャを毎晩ビクビクしながらしていたのも良い思い出である。とにかく湯船にゆっくり浸かるお風呂がとても恋しかった。

まとめ

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ここまで長々と書いてきたが、わたしは2ヶ月だけだったがフィリピン留学を経験し、一つ言える事がある。

それはやって良かった、ということだ。

フィリピン留学後、すぐにカナダワーホリを計画していたので、その前準備としてかなり良い選択であった。

というのも、やはりスピーキング、アウトプットをする場として、フィリピン留学をおすすめする。

普段義務教育を含め、かなり高い教育を受けている日本人は平均しても文法やボキャブラリーのレベルは高い。だがスピーキングになると途端に自信がなくなり引っ込み思案になる。わたしもそのうちの一人であった。

そんな不安をフィリピン留学によって払拭できたのは、本当によかった。自分は英語が話せる!という自信を持たせてくれた場だった。

授業以外でも、韓国人の同級生が多かったので必然的に英語を使う事が多かったのもよかった。そして何より、英語で会話できた成功体験が何より大切である。日本人以外と接する機会が少ない日本で、この成功体験を得るのはかなりハードルが高いが、フィリピン留学はそこまでハードルは高くない。

もっとも、楽しんで勉強ができる環境が良かったと思う。


最後に、、

フィリピン留学を悩んでいるそこのあなた、ぜひコロナが落ち着いたらチャレンジしてみて下さい!

そこで得られるものは一生の宝物になるはずです!


それでは。




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