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「名前は、はぎトッツォ」。試作から完成までの舞台裏 はぎトッツォ誕生物語4

ヒラメキと日常と偶然が重なって、一つの商品が生まれようとしていました。
あの雑談の翌日、早速おはぎで作るマリトッツォの試作を始めた梶原さん。

ほら、覚えてらっしゃいますか?
ここで活かされたのが
フォークで食べる八女抹茶のクリームおはぎ」と手作りマリトッツォの定期販売です。

既に商品化し、最優秀賞まで受賞した「フォークで食べる八女抹茶のクリームおはぎ」で、おはぎにクリームが合うことは折り紙付きです。

抹茶のクリームおはぎ画像

加えて、作り方の手順、クリーム作りや成形技術はマリトッツォ作りの現場で鍛えられていました。

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それに、ベースの塩おはぎは毎日作る定番の人気商品。
生産体制ができています。

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全くゼロからのスタートではない、味に自信がある、
これが非常に助けになりました。
※ご興味があれば、そのお話は誕生物語1誕生物語2でどうぞ


目標「最後まで食べてもらえる味」

構成要素があんことご飯とクリーム。
なので、甘さやクリーム量などを計算しないと一口、二口で「もう結構」のヘビーな味になってしまいます。

そこで、さらなるおいしさを追求してクリームを刷新。
「フォークで食べる八女抹茶のクリームおはぎ」とは全く別の八女抹茶クリームです。

抹茶をふんだんに使い、色も味も香りも正真正銘抹茶だけという贅沢仕様。
塩おはぎの塩味を効かせたあんこに合う、甘さ控えめで軽めのクリームです。

そして「八女抹茶のクリームおはぎ」と違うのは、クリームを挟む点です。
簡単なようですが、おはぎとクリーム、過不足なく最後まで一緒に食べられる適量のバランスを探るのが難しくて、試作を繰り返しました。

そして、やっとベストなおはぎとクリームの配分に辿り着き、
しつこくなく、重たくなく、食べやすい味になりました。

種類も増やして、八女抹茶に加えてプレーンの生クリームの2種です。

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名前は「はぎトッツォ」


実は、試作の場では最初「おはぎトッツォ」と呼んでいましたが、
語感が悪いからと梶原さんが「はぎトッツォ」と命名。

こうして、この世に「はぎトッツォ」という商品が誕生したのです。

8月1日に雑談して、8月2日に試作開始。
そしてお盆期間の8月15日に新発売。ひらめきから約2週間で販売です。

わずか2週間で新商品に漕ぎ着けたのは、これまでの歩みがあったから。

振り返ると一つひとつの事柄が、
まるで「はぎトッツォ」というパズルのパーツのようです。
何の模様か分からなかったパーツを組み合わせたらはぎトッツォだった、
というのはちょっと大袈裟でしょうか。

210816_はぎトッツッオ

↑売り場の様子(2021年8月16日)

2021年8月15日

ダイキョー弥永店の惣菜コーナーに、白と淡い抹茶色の爽やかな色あいのクリームを挟んだ新しいスイーツが並びました。

さて、お客様の反応は? 
ドキドキです。(続く)

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『はぎトッツォ専門店 おこめのおめかし』
住所:福岡市南区柳瀬1丁目33-1 Europe(エウロペ)内
ダイキョー弥永店そば
電話:070-1307-6919
営業:午前10時30分〜午後5時
休み:なし
期間:2021年12月1日〜2022年5月中旬 期間限定 ※予定
*期間変更しました

※はぎトッツォ®︎ 商標登録済

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