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『ドロケイ』ってスーパーすごい


目次
⒈ドロケイって何が楽しい…?
⒉僕がドロケイ好きな理由
⒊なんで今ドロが人気なんだ…?
⒋おわり

🔵ドロケイって何が楽しい…?

ドロケイの楽しさは、仲間と作戦を立てて自分よりも強いやつを捕まえた時で、それが楽しい瞬間のひとつ。つまりは仲間と協力してプレイできるところ
協力しても良いし、しなくても良いという自由も魅力のひとつ。その自由さが小さな子でも遊べる所以だとおもう

また、ドロケイは、ルールがシンプルなんだけど味わい深い。だって基本は、

 追う側
 追われる側
 牢屋の場所

この3つさえ決めてしまえばスタートできちゃう


人数比、
作戦の立て方、
タッチの仕方、
牢屋の場所・サイズなど、

オプションを自由に変えられるオリジナリティも魅力のひとつである
その決めたルール次第で、味わいが全然違ってくる。だから、小学1年生のドロケイに僕が入っても、一緒に楽しむことができるんだとおもう






🔵僕がドロケイ好きな理由

これは確実に、僕の少年時代を語らずには伝えられない
僕は小学生の頃ある時期、よく公園で遊んでいた。公園では、ゲーム(DS、PSP、カードゲーム)をしたり、身体を動かしたりして遊んだ
基本はやりたいことをみんなとやるといった感じだったんだけど、
ゲーム→運動→ゲーム→運動…の繰り返しになっていたと思う。その運動の時にやったドロケイが僕の中で生きている。
いつも遊ぶメンバーに、サッカーを習っていて、足もけっこう速くて、運動神経抜群の友達がいた。僕も足には自信があったけど、ドロケイではその友達を中々捕まえられずにいた
悔しくも普通にやっては捕まえられないなと思って試しに仲間と作戦を立てて捕まえることに。挟み撃ちをしてみたり、地形を上手く使ってみたり、隠れながら近づいてみたり、色々とチャレンジしてみた。
その結果、その運動神経抜群の友達を捕まえられた。その時の感動は忘れない。それは捕まえられた嬉しさもあるだろうが、実は「自分一人では限界があって、仲間と協力し合うことでめっちゃ強くなるんだ」という事に気づけたという、潜在的な嬉しさもあったのではないだろうか

そんな少年時代の、外で遊んでいた日々の思い出が、僕のドロケイが好きな原体験なんだとおもう
そのため僕は、ドロケイでは、ドロも楽しいけど、ケイのほうが本当に味わい深いと考えている。しかしながら、今は、子どもと関わっている感覚として、ケイよりもドロのほうが圧倒的に人気になっている気がする。その理由を考えてみた



🔵なんで今ドロが人気なんだ…?

いま、何でドロケイでドロのほうが人気なんだろうか。
まずドロケイにおいて、『ドロ』と『ケイ』の魅力をそれぞれ考えてみる↓


ケイ
ドロを捕まえれば捕まえるだけ相手を追い詰めていってる感が出てきて、また生ぬるくやっていたらすぐ逃げられてしまうので、やればやるだけどんどんアツく、本気になっていく。そして多くの作戦、工夫を凝らして相手の強キャラを捕まえられた時の感動は確実にケイの特権


ドロ
「あいつから逃げられた」とか「あいつを助けられた」とか「隠れきれた」とか小さな感動の積み重ね。牢屋を守るケイを掻い潜って仲間をタッチして逃げさせた時の高揚感と自己承認欲が満たされた感じは半端ない


まあ極論どっちも楽しいんだけど、楽しさの種類が違っていて、

ケイ→長いスパンでガツンと楽しい
ドロ→短いスパンで繰り返し楽しい
             ・・・(理論1)

ということである


また、現代の小学生の放課後の過ごし方として、『学童』というのがどんどん増えている。つまりは学童で過ごす子どもの人数が年々増えているということである


我々は日々メディアから、不安になるようなことをインプットされているんだから、保護者も「家にばっか居ないで、外行ってきなさい!」なんて、言いづらくなっているのはわかるし、学童に預ければ安心安全だから、それは時代の変化に伴った放課後の過ごし方の変化として仕方ないと思う



しかしながら、学童では、

おやつを食べさせなきゃいけない

とか

まずは宿題を30分させなきゃいけない

とか

イベントをやるんだー

とか

保護者のニーズを考えて組まれた大人のスケジュールによって、学童で過ごす子ども達の遊び自体の時間はかなり少なくなっている
(学童が第二の家だとすれば、何もしなくてもいいはずなのに、結局やらなければならないことに束縛されている現実…それによって学校での疲れからボーっとする時間さえも無くなる


そもそも外での遊びさえあまり行かない学童もある


近くに公園などがある学童はまだしも、公園が結構離れているところは、行けてもホント15分くらいしか遊べないなんてこともある。それでも子どもは本当にすごくって、その限られた時間の中でも、やりたいことを全力でやろうと色々と行動する
(結局遊ぶ時間がもっと欲しくて、帰りの列に中々並ばない子もいるが、それはその子が悪いんじゃなくて、遊びの時間が短いのが悪いんだ。その子の行動は、遊ぶ時間が少ないっていう事の証拠なんじゃないかな)



そんな短い時間で遊ぶときにも、ドロケイはほぼ確実に子ども達の遊びの選択肢にある



上の理論1でも記したように、
ドロケイにおいて短いスパンで繰り返し楽しい『ドロ』が人気なのは、ここまで考えると当然のことである。だって外で身体使って遊べる時間が少ないんだもん


そんな中であっても僕は子ども達とドロケイをやって、ケイの味わい深さやドロの新しい楽しさも一緒に発見していきたい



🔵おわり

いじょう!ドロケイの自論でした〜👏🏽

ドロケイってスーパーすごいよね??

みんなは子どものころ、ドロケイをどうやって楽しんでいたんだろうな〜??

ぼくは学童やプレイパーク、ボランティア等で子ども達と関わっています。原体験がその人をつくると、『心アツくなる思い出が出来ちゃう』そんな関わりを大切にしてます。詳細はトップ記事をご覧ください 前置きが長くなってしまいました。頂いたサポートは活動の際の何かに使わせて頂きたいと思います