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家族以外に一緒に子どもの成長を見守ってくれる人

第1子の育休中は
この記事にも書いた通り、周りに知り合いは誰もおらず
孤独な環境でした。

夫はとても忙しく、仕事休みも資格の勉強などに
費やしているような状況でした。

しかし、この第1子の育休期間はとても楽しい日々でした。

それは家族以外に一緒に子どもの成長を見守ってくれる人と
たくさん出会えたからです。

NPOが運営する遊び場

生後3か月まではひたすら赤子のお世話と
帝王切開をした自分の体の回復に全力投球でした。

でも3か月過ぎた頃、生活リズムが整ってきた私は
外に出たい!人と話したい!
と思うようになりました。

脳みその電気信号が遅くなった感覚があり
このままでは自分がダメになるような気がしていました。

子育て支援センターの存在は知っていましたが
当時の家からは少し遠かったので
足が向きませんでした。

母子手帳をもらった時に、
子育て支援の施設一覧表も一緒に受け取ったことを思い出し
家の近くにNPO法人が運営する子どもの遊び場
があることを知りました。

しかしいきなりそこに行くのは不安だったので
まずはそのNPOが市の施設で開催していた
イベントに参加してみました。

広いスペースにマットが敷かれていて
おもちゃや絵本で自由に遊んで、
出入りも自由なイベントでした。

長男はまだ動くことはなかったので
ゴロンとさせたまま、他の参加者やNPOのスタッフさんと
ゆっくりじっくりおしゃべりが出来ました。

イベントでのおしゃべりがとても楽しかったので
その数日後、次はそのNPOの施設に行ってみることにしました。

施設は一般住居を改築して作られていて、
駐輪場と駐車場(1台)がありました。

10時から16時まで開いていて
常にスタッフさんが2名以上常駐していました。
40代~60代の女性のスタッフさんが多く
そのほとんどが元保育士さんでした。

部屋は畳張りで、0歳~未就学児まで
安心して遊べるところでした。
お昼ご飯も持ち込んで食べることが出来て
その間はスタッフさんが子どもを見守ってくれます。

そして1回の利用料金が一人100円

そのあとは味をしめたように、週2回のペースで通い
日頃の悩みや子どもの成長の話を
スタッフさんにすべて共有して、一緒に喜び合いました。

いろんなバックグラウンドを持つ友達

そこではたくさんの友達も出来ました。

生まれも育ちもここ!という地元の人から
台湾人と日本人の国際結婚の夫婦、
専業主婦の人、育休中の人、
みんなバックグラウンドがバラバラでした。

グループラインを作ったり、みんなで集まって出かけました。
お父さんはお父さん同士で飲みに行ったりと
家族ぐるみでの付き合いをしていました。

地元の人から教えてもらった保育園の面接情報は
保育園申し込みの時にとても役に立ちました。

A保育園はほとんどが兄弟枠で埋まっているや、
B保育園は1回は園庭開放に行っておかないと
申し込んでも弾かれるなど、、、

社会人になってからは会社の同期とばかり遊んでいたので
この育休中にNPOのスタッフさんや
たくさんの新しい友達と出会えたことは
本当にラッキーでした。

記念冊子への寄稿

昨年このNPOが創立20周年を迎えて
記念冊子に寄稿してほしいと依頼が来たときは
本当に嬉しかったです。

制限された文字数の中で思いのたけをぶつけました。


このたびは、NPO法人〇〇設立20周年を迎えられた事、
心よりお慶び申し上げます。

母親になって三か月が過ぎた頃、初めて参加した子育てイベントで
〇〇に出会いました。

数えきれないほど伺った△△(施設名)では、
育児の奥深さや肩の力の抜き方、人との交流の楽しさ、
社会と繋がることの大切さ、これら全てを教えて頂きました。

〇〇なくして今の私はありません。心から感謝しています。

これからも地域の子育て支援の要であり続けてくれることを願うとともに、
スタッフ皆様の健康と幸せをお祈りしております。


今は子どもが小学生になってしまったので
このNPO施設に行くことはなくなりましたが、
賛助会員として微力ながら毎年寄付をしています。

ここで出会った友達とは今もつながっていて
友達の実家(兼業農家)のお米を年間契約していたり
引っ越しした家に遊びに行ったりしています。

第2子が生まれたときには、
この友達の一人とファミリーサポート契約を結んで
いろいろと助けてもらうのですが
その話はまた今度書くことにします。




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