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結婚、そして義母に出会う。

新卒で今の会社に入社したのは2011年。
配属が大阪に決まり、
都会ライフが始まりました。

出身は四国、大学は中国地方だったため
都会に住むのは初めて。
片側3車線の主要道路脇に立つ
1K借り上げマンションは
狭いし、変な業者は来るし、
夜は救急車の音がうるさくて
なかなかに刺激的でした。

悪徳業者に高価な換気扇のフィルターを
売りつけられ
クーリングオフをしたのも、いい社会勉強。
になったはず。

そのあとその業者が捕まる?ことになって、
警察OBの消費者センターの方に
根掘り葉掘り事情聴取されたのも、
いい思い出。のはず。

義母と初対面

夫は会社の同期で
同じ四国出身ということもあり、意気投合。
自分の25歳の誕生日に籍を入れました。

ロマンチック要素0の私は、
記念日の把握が苦手です。
でも、自分の誕生日なら
結婚記念日を忘れないし、
25歳の誕生日だと結婚〇周年も計算がしやすい。

なんてベストなタイミングだったんだと、
今でも思っています。


籍を入れる前に、
義母に挨拶するタイミングがありました。
神様のような義母にここで初めて出会うのです。

事前に夫から聞いていた義母の情報は以下。

・60代
・現役でバリバリ働いている
・夫が0歳の時離婚してずっとシングルマザー
・祖母の家が同じ県内にある
・きっと私と気が合う

夫は一人息子。義父も義兄弟もいません。
そんな一人息子の結婚相手である私。
嫌われたら終わりだ!という気持ちでした。

初めて挨拶に伺う日。
私が気を遣うだろうからと
この日は義実家ではなく
義実家近くのおしゃれな和食屋さんを
義母が予約してくれていました。
駅まで迎えに来てくれた義母の車に乗って、お店に向かいました。

席について一呼吸置いたら
持参した名刺を取り出してご挨拶。

義母は、私に会えてとても嬉しいということを
全力で伝えてくれました。

また、去年の母の日に
まーくん(夫の事)から届いたプレゼントを見て
絶対素敵な彼女がいると確信していた。

と話してくれました。

その”去年の母の日のプレゼント”は
夫に頼まれて私が選んだ
フランスの布鞄とシンプルなハンカチだったのです。

義母がフラダンスを習ってると、
夫から聞いたので
その着替えが入りそうな大きさで、
南国の色合いの布鞄を選びました。
あの時百貨店に行って、
あーでもないこーでもないと
悩んだ甲斐がありました。涙

この日はご飯を食べて、お開き。
長期休暇の初日だったので、
夫はそのまま義実家に泊まり
私は隣県の実家に帰りました。


私の実家への挨拶はこれよりもずっと前に
終わっていました。
その時は、実家近くの焼き肉屋さんで…

実母   
「ビールが来たらすぐ飲みたいから、
    要件をどうぞ.。」

夫       
「え?あ、おけいさんと
    結婚させていただきたいです。」

実父&実母
「どーぞ。どーぞ。」

私       
「あ、ビールきた。」

4人     
「かんぱーい!」

以上でした。

結婚して引っ越し1回目


結婚してすぐに
現在の家からほど近い場所の、
賃貸アパートに引っ越しました。
築古木造の2LDKで4階。エレベーターは無し。

最寄り駅から徒歩15分という物件でしたが
家賃の安さに加え、
敷地内に駐車場がありその費用も良心的。
また水回りがすべてリフォームされていたことが決め手となりました。

関西の土地勘が全くなく、
なんとなく阪急沿線に住みたい
くらいにしか考えてなかったので
家を決めるときには、
信頼できる関西出身の会社の先輩に
不動産会社の担当者を紹介してもらいました。

当時夫は 平日は出張先⇒週末だけ帰宅 
という生活だったため
空港と新幹線の駅へのアクセスに重きを置いて
物件を探してもらいました。

今となっては、この担当者さんが
あのアパートを勧めてくれたおかげで
この後の私の育児生活が
とても安定したものになったと思います。

第一子の育児生活については、
また今後書くことにします。


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