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うまくいかなかったことから学ぶ
個人的には「失敗」という言葉はあまり好みません。
「失う」に「敗れる」と書きますからね……
さらに「敗れる」ということは、「勝ち負け」の概念で物事を捉えることにもつながります。
勝ち負けにこだわると結果だけに意識が向き、目的やプロセスなどの道のりには目を向けなくなってしまう傾向があります。
そこでわたしは「うまくいかなかったこと」と捉えるようにしています。
うまくいったときのゴールを描きつつ、もし未達だった場合は「うまくいかなかった」と判断します。
例えば、資格試験に合格することが目的であれば、不合格だった場合には無意味になります。だから失敗と捉えてしまうのでしょう。
しかし、合格を目指す過程で「○○という能力を身につける」という目的を設定すれば、合否の結果にこだわらず「どこまで能力を身につけられたか」が評価の指標になります。
実はこの考え方、学生にはなかなか浸透しづらいんです。
というのは、高校までの勉強の中で「試験に合格すればOK」という考えを誤って身につけてしまったからなんです。
何のために学び、どんな学習方法が効果的か試行錯誤することなく、あわよくば「答えさえ合っていればよい」「点数さえ高ければよい」という不適切な結果主義に陥っています。
昨今の入試における巧妙な不正行為(カンニング)が後を絶たないのも、ここに要因があるのではないでしょうか。
しかし、わたしは何とかこの「プロセス重視の学習法」を浸透させたいと試行錯誤をしてます。それこそ失敗の毎日です。
でもわたしにとってはこの経験も失敗ではなく、「うまくいかなかった」というケーススタディになっています。そしてどうしたらより良くなるのかをまた考えるきっかけとしています。
うまくいかないからこそ、もっとよくしたいと考え、工夫し、自分を変えていける・・・それが成長なのではないでしょうか?
キャリアカウンセリングも同様です。
今日はうまくいったとか、成功したとか、あるいは失敗したとか、様々なことを感じるはずです。
その結果に一喜一憂するのではなく、何をもって手ごたえを感じたのか、それに喜ぶ自分はいったい何を大切にしているからなのか、うまくいかなかったと感じたのは何があったからなのか、と真摯にふりかえることが、本当に必要なことだとわたしは思います。
あなたは、これまでうまくいかなかったことはありますか?
その経験から何を学びましたか?
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