見出し画像

「得意なことはなんですか?」


そう聞かれて「・・・」となってしまうことはありませんか?

得意というのは、他者より秀でていることやうまくできること、長所などです。つまり誰かと比べて優れている(と自覚している)ことという意味があります。

自己肯定感や自己効力感・自己有用感が高い人は、スラスラと挙げられるかもしれません。でも謙虚過ぎる・自信のない方は、言葉に詰まる可能性があります。むしろ苦手なこと(≒他者より劣っていること)に意識が向いて、得意なことは思いつかないかもしれません。


ではこう尋ねられたらいかがでしょう?

「特異なことはなんですか?」


人とは異なるところ、自分の特徴、個性的な部分が「特異」です。つまり、人とは違う(と自覚している)ところです。個性やアイデンティティ、自分らしさともいえます。

これだったら人と比べての優劣はありません。自己肯定感や自己効力感・自己有用感は影響を与えますが、良し悪しの判断を挟まなければ特異を挙げることはできるはずです。


例えば、わたしならこう答えます。

  • 四六時中どこででも妄想できる

  • 何をするにも「喜ぶ人の顔」が浮かぶ

  • お金以外の報酬(スキルアップやネットワークが広がるなど)がうれしい

  • 「ありがとう」よりも「助かりました」という言葉の方が好き

  • 変なことにこだわる

  • 楽にするための苦労はいとわない

  • ガッカリされることが怖い(辛い)

  • 自信がないけど動じない

  • 実は加減算の暗算が苦手

  • 絵が下手

変わり者であることを誇りに思っているためか、いくらでも出てきそうですね(笑)


人と違うからこそ、お互いに補い合ったり、相乗効果を生んだりして、そのチーム独自の成果が生まれます。
特異を伸ばして個性を発揮することが、組織の特色を生み出し他社にはない強みとなる可能性を秘めているわけです。

得意と特異。
あなたはどう思いますか?




明日も佳き日でありますように

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?