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何が起きたときに自分の軸が揺らいでしまうのか?

わたしも軸が揺らぎます。

“自分らしさ”の源や、「これがわたしなんだ!」と実感している根っこの部分、何があってもブレることのない“まっすぐな自分の軸”です。

ブレることのないはず軸が、なぜかグラグラと揺らいでしまうんです。

いったい何をきっかけに、何が起きるから、こんなに揺らいでしまうか…



仮説1「気づいたとき」

気づいてしまったとき…自覚してなかった自分の一面や、本当の心の内≒本心・本音を自ら知ってしまったときです。

「気づく」は、「…に気づく」の形で、頭の中にある考えが浮かぶ意。何も考えていなくて突然考えが浮かぶ場合、何かを見て考えが浮かぶ場合、考えた結果考えが浮かぶ場合ともに「気づく」を用いることができる。「気がつく」ということも多い。

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例えば、締切間際でこれに間に合わないと大きな損失が出てしまうというギリギリの状況だとします。そんなとき、大して急ぎでもない用で話しかけられたら、どんな反応を示しますか?
思わずイラッとして表情が険しくなったり、声がいつもより低くて暗くなったり…
そんな自分の反応をたまたま鏡で見てしまったとしましょう。般若とまではいかなくとも、イライラした自分の顔をしていることを知ったら、きっと「わたしはなんてひどい態度で接していたんだろう」と言葉が出なくなってしまうのではないでしょうか?
自分が嫌っていた「イライラをぶつける人」だったことに気づいてしまったわけです。



仮説2「図星だったとき」

誰かに言われたひとことが、図星だったときも大きなショックを受けそうです。
自覚しているけれども直せない、なんとかしたいと、課題意識を持っている状態です。それを誰かに指摘されることがスイッチになるわけです。

《的 (まと) の中心の黒い点の意》
1. 目当ての所。急所。「—を突く」
2. 人の指摘などが、まさにそのとおりであること。「君の言ったことは—だ」

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例えば、人に強く言えなかったり、優しくすることで嫌われないように振る舞っているという弱点に、うすうす感づいている状態だとします。意識できていて、命名もできているのに他人には知られないように努めて明るく振る舞ってきました。
あるときの会議で、周りは活発にやり取りしている中、自分だけその輪に入っていけない、何も言えない状態が続きました。
やがて会議はヒートアップ。意見が分かれてやや険悪なムードに。そんなときにあなたに話が振られます。
「…A案は〇〇がよいと思います。B案は〇〇がよいところです。どちらもよいので、決めかねますね…」
そこでスバリと言われます。
「あなたはどっちがいいの?ハッキリしてよ!」
(どっちも傷つけたくないし、どちらか一方になんて決められないよ…)そう思いながら、苦笑いしかできませんでした。
会議後、自分の考えや思いを隠してまで嫌われないようにしてきた自分の行動を深く悔やみます。



この2つの仮説。
ジョハリの窓の『盲点の窓(Blind)』と『秘密の窓(Hidden)』に当たります。

kaonavi.jpより引用

盲点を突かれるのが【仮説1.気づいたとき】であり、秘密を知られるのが【仮説2.図星だったとき】であると捉えられます。だとすれば、ジョハリの窓を広げる際に自分が揺らぐ…そんな可能性が見えてきました。

窓が開いて新しい風が吹き込む…
その風を受けて自分が揺らぐ…
やがて風は落ち着き、揺らぎがおさまる…

そんな映像が浮かんできました。

つまり自分の軸が揺らぐときというのは、「新たな窓が開かれた瞬間」なのではないでしょうか?

だとすれば、自分軸が揺らぐということは自分の可能性を広げるために必要な過程であって、決して悪いことではありません。むしろ「自身の成長には欠かせないできごと」と捉えることすらできるのでないでしょうか。


今回、自分軸の揺らぎについて仮説を立ててみました。まだ検討の余地はありますが、それでも揺らぐことに対する見方は大きく変わった感じがあります。
「なぜ揺らぐのか?」ではなく「何が起きたときに揺らぐのか?」という経験に焦点を当てて考えてみました。ここにもわたしの大好きな“経験代謝”の考え方が活きていますね♪
また新たなテーマで考え抜いてみようと思います!



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