一歩を踏み出せないのは
たった一歩なのに……その一歩を踏み出すのにどれだけの勇気がいるのでしょう。
目の前の道が真っ暗で、一歩先も見えないから?
以前踏み出したときに大きな怪我をしたから?
周りが必死に止めようとするから?
きっと本人にとって、その一歩はとてつもなく大きく見えているはずです。とてもじゃないけれども、助走もなしに飛び越えることはできないほど遠く遠くに向こう岸があるかのように。
でも周りからは、「あなたならすんなり踏み出せるはず」と見えているんでしょうね。「絶対無理だよ…」と思っているのは本人だけだったりします。
「鳥の目、虫の目」というように、一歩踏み出すには、視点を変えることが必要だと、わたしは思います。
視野が狭く、固定化した視線でしか物事を捉えられないときほど、何かをきっかけに視点を変えることが欠かせません。
そのためには、周りで見てくれている仲間の力を借りるのが一番。他人事だからこそ、かえって客観的に見えているはずですし、責任がないからこそ、自由な発想で発言してくれます。
それをどう受け取り、どう生かすかは本人次第。視点を変えるきっかけになるのは、いつだって予想すらしない突飛なアイデアだったりしますからね。
一歩踏み出せずにいるあなた。まずは周囲の信頼できる他者に、ぜひ相談してみましょう。想像の翼を広げて、ときには鳥の目で、ときには虫の目で、いま踏み出せない自分を客観視してみてはいかがでしょうか?
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