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「わたしがキャリアカウンセリングで大切にしていることは、『信じること』です」


帰りの新幹線の中、ふと4年前にわたしがピアファシリテーターのオーディションを受けた際に口にした言葉を思い出しました。


確かこの後、こう続けたはずです。

「まずはキャリアカウンセリングの持つ力を信じることです。話を聴いてもらうだけで悩みが解決したり答えが見つかったりする……それは、キャリアカウンセリングには人を救う力があるからだと考えています。」

「2つ目は相談者を信じることです。悩みの中で本人が見失っている自分自身の可能性を一緒に見つけ出し、もう一度自分で自分を信じられるようにすることが、キャリアカウンセリングの役割だと考えています。」

「3つ目は、CDAであるわたし自身を信じることです。キャリアカウンセリングを、自信を持って行えるだけの訓練を積んできました。カウンセリングのプロとして自分(のスキルや人としてのあり方)を信じていなければ、相談者の前には立てません。だから信じることが大切だと考えます。」


いまにして思えば、まだまだ荒削りな(経験代謝のけの字も言ってない)スピーチでしたが、一つだけ良かった点があるとすれば「すべて自分の言葉で語ったこと」です。

それがいま、CDAとしての活動で大いに生きています。特にピアトレの場では「わたしの言葉で経験代謝を伝えること」を毎回行うのですが、毎月説明を変えています。
一ヶ月の間にも経験から学び、伝えたいことが変化しているからです。もちろん常連の方を飽きさせないという工夫でもありますが、常に頭の中に経験代謝サイクルが浮かんで、その日その瞬間の経験を捉えることを癖づけているからだと思っています。
まさに『普段使いの経験代謝』として積み重ねてきたからかな?と自分を褒めてあげています(笑)


今回、支部地区長合宿に参加して、みなさんが発するオーラ?エネルギー?に触発されて、わたしにもその内なる力があることに気づきました。

それが冒頭の“キャリアカウンセリングの力を信じる”ということです。

この学びを通じて、
「わたしが信じるキャリアカウンセリングの素晴らしさをよりたくさんの方に体験してほしい」
「参加したCDAの方々が経験代謝に基づくキャリアカウンセリングスキルを活用して誰かの救いになってほしい」
「そして自分を信じて自分の人生をいきいきと歩んでほしい」
という思いが強く強く湧いてきました。

そのキーワードが“信じる”なんです。



「普段は相談業務等はやっていないので……」
「キャリコンとはまったく関係のない仕事をしているので……」
「資格は取ったけど仕事では活用していないので……」
という言葉。
いずれも「(キャリアカウンセリングを、自分自身を、がんばった努力の成果を)信じていない」から出てくる言葉です。

『CDAであるわたしたちが、その力を信じなくてどうするんですか!!』(ホーバスHCの如く)と言いたくなるわたしがいます。

根底には、誰もが自分らしく自律した生き方ができる世の中であってほしいという、わたしの願いがあります。
それを力強く支援するのがCDA・キャリアカウンセラー・キャリアコンサルタントです。

特別に1対1の場面で、CDAと相談者としてお話を聴くことだけがキャリアカウンセリングではありません。
むしろ日常会話の中でさり気なく、
「そう思ったのはなぜ?」
「何がそこまで心をざわつかせるの?」
「そう考えるようになったきっかけは?」
なんて経験にフォーカスして問い返すだけで、『普段使いの経験代謝』ができると思うんですよね。これこそCDAとしての学びが身についている実感が湧くと思うのですが……いかがでしょう?


「やっぱりCDAでよかったな」

そう感じた合宿2日目の経験でした。
素敵な学びと気づきをありがとうございました。
この収穫を地区に持ち帰って、さらに充実した地区活動ができるようがんばります!!
また来年?も顔を合わせられたらいいなー(願望)





明日も佳き日でありますように



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