- 運営しているクリエイター
記事一覧
今日も「働く喜び」そのものを報酬の一部として充分に味わう。
人生には時にドラマティックなコトが起こり、乗り越えたり、時には抱えながら「最期」に向かって行く。どうしようもない時、人は意外と冷静だ。七転八倒、奮闘した挙句、「大丈夫」「いける」と暗示のように腹を括った人には、笑い飛ばしてみる方法も有効。「可哀想」と言われたり、深刻に受け止められるより、同じように笑い飛ばしてくれる人がいたら仕合わせだ。そしてそこには、本人だけのモノではなく、笑っちゃった人々にも未
もっとみるコロボックルがさ。。。
いつもより早く、カンパーニュを迎えに来た小さい人のお財布から、硬貨達が勢いよく飛び出してしまいました。
小:どぉしよう。大事件だ。。。パンが持って帰れない。
10円玉〜!何処行ったの〜?出て来て〜
と、二人で店中を、靴の中も、扉の外まで探し回りましたが、10円大玉2枚だけは出て来てくれませんでした。
可:出て来たら捕まえとくわ。だから今日はパン持って帰ったら?暗くなって来てるし。
今日の小さい人とのお茶の時間。
可:コロコロのお茶を飲みませんか?
小:ツブツブ。。。粒々だね。
小:葉っぱが膨らんだ。
その呟きに私の心が膨らんだ☺︎
カンパーニュの一番美味しい瞬間
パンを噛んだ時に、皮の細胞(crust)が弾ける感じが魅力だ。それは、焼きたて、もしくはリベイクしたときに感じやすい。
“喉が渇いたら水を飲み 心が渇いたらお茶を飲む”
「茶」は、読んだり教えられたりして理解したり、出来るようになるモノでもない。
私の仕事は、ただの文化の遺伝子の運び屋だ。それが誰かの茶沼に嵌るきっかけの一つになれば幸い。一見無意味に思われがちだが、真剣に茶と向き合うのも仕事のうちだ。そして、粛々と伝えて使命を果たすだけ。
“虚の部屋で茶を啜る事は一つの宇宙で、大なるものと小なるもの双方を感じる事である。それは美でもあり又一つの道である