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UNOZERO 公式戦ルール

公式戦ルール

1.  スマートフォン等の電子機器を含めたあらゆるアイテムの持込を可とする。
 ※ゲームの進行に支障をきたすアイテムは不可。
2.  試合前に各プレイヤーの持ち時間を決め、持ち時間がなくなったプレイヤーは即負けとなる。チェスクロック方式を採用。
⒊  手番の際、試合前に決められた時間を経過してから相手プレイヤーへ順番を回すこと。
4.  選手コマ、ボールコマを倒したまま、あるいは矢印の向きが判別できないような、進行に支障をきたす状態で相手プレイヤーへ順番を回すのは反則。
5.  反則があった場合、双方の時間を止め、スムーズに勝負できる状態へ戻したうえで再開することとする。
6.  反則を2回したプレイヤーは即負けとなる。


イメージ動画(32秒)

動画内に出てくる「第三の知能」とは、現在地球上には存在していない、人やAI(人工知能)を超える、時間をも克服する新たな知能のことを指しています。この世界に「第三の知能」をもたらすのはあなたかもしれません。

公式戦ルール解説

 UNOZEROはアブストラクトゲームというジャンルですが、非収束の無限ゲームという特徴があります。上記公式戦ルールにより、ゲーム自体は無限ゲームであることを維持したまま、時間という要素にて確実に有限ゲームとなります。即ち、二人零和無限確定完全情報ゲームを時間で有限にしています。その結果、「先を読み最善手を模索する」というアブストラクトゲームの一般的な戦術に加え、時間に関連する「早く考えをまとめること」や「時間を稼ぐこと」も重要な戦術となります。ルールの3〜6は残り時間が少なくなった際、焦って雑になることを防ぐためだけのルールです。3のルールは1〜2秒をイメージしており、普通に手番をこなせば経過する時間を想定しています。
 時間と無限ゲームの融合による化学反応が、「スピード感の表現」と「人がAIに勝つ可能性を残すこと」という二つの効果をもたらしています。詳細は下記2件の記事をご参照ください。

UNOZEROの遊び方

 ブログか動画のどちらかでご確認ください。遊び方はとても簡単なので、小学1年生からプレイ可能です。大人と子供でハンデをつける場合、持ち時間の長短で調整してください。

※動画の説明がわかりづらいですが、新たに矢印を置いていくだけでなく、相手プレイヤーが直前に動かした矢印以外であれば、既に置いてある矢印を動かすことも可能です。

勝ち方(時間は考慮せず)

一般的なアブストラクトゲームとしての勝ち方をまとめています。遊び方はシンプルですが、とても奥が深いことをご理解頂けるかと思います。

時間の計り方

 チェスクロックを利用してください。
 チェスクロックの無料アプリです。

 各プレイヤーの持ち時間を15分とするのが個人的なおすすめです。サッカーらしいスピード感を維持し、両プレイヤーが頭をフル回転させ続けても確実に30分以内に勝敗がつきます(引き分けはありません)。どの局面で時間を使うかが勝敗をわけるポイントになります。

最後に

 勝ち方、公式戦ルールの模索まで完了しましたので、残る課題は実際に魅力的な公式戦を実施することとなります。適切な時間設定により、プレイヤー、視聴者が共に楽しめるエンターテイメント性の高い公式戦を目指します。これまでのように一人では完結しないと思いますので、スポンサーの模索も含めしっかりと時間をかけて進めていきたいと思います。
 将来的には最強の人、最強のAI、最強の人とAIのタッグが混在して参加する、シンプルに地球最強を決める無差別級の異種格闘技戦のような公式戦を実現したいと考えています。


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