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シンガポールの乗り継ぎが8時間あったので「シンガポールフリーツアー」に参加してみた話。

今回パリへ行くのに、シンガポールのチャンギ空港での乗り継ぎがありました。

乗り継ぎ8時間。
さて、この時間をどうするか問題。

はるか昔、20年ほど前にエジプトへ行った際は、行きも帰りもシンガポール乗り継ぎ。
その時は確か、行きはナイトサファリ、帰りはマーライオンを見に行ったり免税店で買い物したり街をぶらぶらしたり教会で寝たりした(おいおい)。

はて。今回は何をしましょうかね。

8時間ずっと空港にいるのは、少し勿体ない気がする。
せっかくだから街に出たい。
でももし電車を間違えたり道に迷って、万が一戻れなかったら…。しかも夜だし…。

と思いながら「シンガポール空港 乗り継ぎ」と検索していたら、こんなツアーを発見。

(リンク先が変わったようです→Changi Free tour HP

シンガポール空港などが運営している、シンガポール乗り継ぎの乗客対象の「フリーシンガポールツアー」。
つまり、無料のツアー!いいじゃないの!

乗り継ぎの待ち時間に、シンガポールの美しい景色、音、色に魅了されましょう。お乗り継ぎの待ち時間が5時間30分より長く、24時間以内のお客様は、お乗り継ぎ中に4種類のツアールートからお選びいただけます。シンガポール航空、シンガポール政府観光局、チャンギ空港グループの共同企画で、1回のツアーは2時間30分です。

シンガポールエアライン

用意されたツアーはこちらの4種類。

・チャンギ地区ツアー
・市内観光ツアー
・ジュエル ウォーキングツアー
・ヘリテージツアー

本当はヘリテージツアーに行きたかったけど、私の時間的に「市内観光ツアー」しか合わず、こちらに申し込むことにしました。


・バスに乗ったら左側に座るべし

「市内観光ツアー」の開催時間は19:00〜21:30。
行き先は「ガーデンズ バイザベイ」と「マーライオン」の2箇所。
ここでは少しずつだけど自由時間ももらえました。
それ以外はバスの車窓から。

ちなみにこちらのツアーにはガイドさんがついてくれるんだけど、オールイングリッシュ!
道中いろいろと説明してくれるんだけど、分かるような分からんような(情けない)

街を走っている時は「シンガポールの人口のほとんどはこの辺に住んでる」とか「この辺の高層マンションはめちゃくちゃ高級」とか「めっちゃ値上がりしたから20年前に買った人は大儲けした」とか、そんな話をしてました。多分だけど。

(車窓から見えた高層マンション群)

ちなみに見どころは圧倒的に左側が多いので、絶対左側に座った方が良い!
(私は右側に座ってしまった…残念!)


・ガーデンバイザベイで音と光のショーを見る

さて、最初の目的地は「ガーデンバイザベイ」。

そう!あのよく見る謎のニョキニョキした建造物(言い方)!
実際行ってみたら、ニョキニョキと結構な本数が立ってました(表現よ)

ちょうど日没あたりの時間だったので、ライトアップの前と後が見られてお得感がありました。

ここでは1日2回(19:45と20:45)、ニョキニョキが音に合わせて光るショー「ガーデンラプソディ」が開催されていました。

私たちのツアーはそれにあわせて20分ほど自由時間があり、駐車場で解散したあとは集合時間までショーを見てもごはんを食べてもOK。

バスを降りたあと、ガイドさんがお手洗いの場所とともに「もう戻るまでいくタイミングがないから、行っておいた方がいい」的なことを教えてくれました。親切。

(ツアーバスとガイドさん)

私は言われた通りお手洗いに行った後、ショーを見に少し歩いて移動。
日によってなのか月によってなのか、ショーの内容が変わるらしく、私が見たのはオペラとかのクラシックだったけど、ハリウッド映画の音楽の時もあるそう。

とても綺麗だったけど途中で飽きてきてしまい(ひどい笑)、ぷらぷらしながら早めにバスに戻りました。

(ショーを楽しむみなさん)


そうそう!
英語できない民の私なので、集合時間だけは必死に聞き取り、分からない時はバスを降りてから再度確認しました!!

というのも、ガイドさんが半分冗談風に「集合時間までに戻らなかったら置いていくからね。自力で空港帰ってね」と言ってたけど、あれは多分本気だと思うから(笑)

その時に「7:55」じゃなくて「5分前。8時の」という言い方をするので、英語できない民、非常に困惑。

「え?8:05?」「ちがうちがう。5分前。えーっと7時…何分だ?」
てな感じになり、結局手に「755?」と書いてお互い「オーケーオーケー」となりました。

イングリッシュ難しやだわ。
中高大の10年プラス英会話教室2年ぐらいやってるのに、なんでこんなに分からんのかねえ。


・煌びやかなマーライオン

さて本題に戻って、2つ目の目的地はマーライオン!

ここは20年前にも一度見に来たのだけど、その時はまだマリーナベイとかが建っていなかったので、華やかさにたいそう驚きました。

マーライオンの横にある「ジュビリーブリッジ」という橋を渡ると、また違った景色が楽しめそうだったけど、今回ちょっとそこまでの時間がなく、マーライオンの横顔を見て終了。
ダッシュで行ってるツアー参加者さんもいたので、頑張れば行けるかも。

個人的には、橋の反対側の夜景がとても綺麗で見とれてました。

この時、ツアーバスがマーライオンの少し手前で止まったのだけど、この辺りはイギリス領だった頃の名残があり、西洋風の建物がたくさん残っていました。(という解釈で合ってるのだろうか)

この時計台もそのひとつ。
こちらはコンサートホールだそう。

途中のバスから見える街並みも、ヨーロッパみたいな建物が並んだ一本裏はチャイナタウンだったりして、その混在ぶりが面白かったです。
一度観光でちゃんと来てみたいなあ。

中でも、ラッフルズホテルがすごく綺麗で印象的。
(バスの左側だったので写真は撮れず)
このホテルは全室スイートだそうで一泊15万円以上だとか。

ああ素敵。
いつか大富豪になった暁には泊まってみたいと思います。


そして夜景を見ながら、ツアーバスは空港へ。
ターミナル1〜3へ順番に回って降ろしてくれて終了。

時間はぴったり21時半。
おつかれさまでした。


・「シンガポールフリーツアー」は参加すべき?

無料で市内の名所を回ってくれるフリーツアー。
英語がそんなに分からなくても、結構楽しめたし良かったかなと思います。

(マーライオンの手前で降りて、ガイドさんの説明を聞くツアー参加者のみなさん)
(参加者みんな多国籍でした。日本人もちらほらいたよ)

ただ、19時からのツアーなのに集合時間が18時だったり(みんなで入国手続きをしたりするので)、機内荷物を預ける場所が遠くて、預けにいくのも取りに行くのも時間がかかったりして、意外と時間がなかったなあ…という印象でした。

私の乗り継ぎ時間は8時間だったけど、次の搭乗口へは出発1時間前には行かなきゃいけないし、ツアー前に夕飯も食べておかなきゃだし、出発前のはシャワーも浴びたいし…で、最終的にはドタバタになりました(汗)

ちなみに、自力で行ったらどうなのか調べてみたところ、空港からガーデンバイザベイまでタクシーなら20分ほど、料金は5,000円程度。
地下鉄やバスを使うと1時間ほど、料金は200円程度
のようです。

うーん。
それを考えるとお得だし、ガイドしてもらえるし(英語だけど)、良いのかもしれないなあ。

私もまたシンガポール乗り継ぎがあったら、今度は違うツアーに参加してみようかなと思います。

以上、シンガポールフリーツアーの感想でした。
どなたかのお役に立てましたら幸いです。

さいごに。
マーライオンの近くで見つけたやきいも。
日本語にも驚くし、30度ぐらいある暑いシンガポールでなぜやきいもなのかという疑問。



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オカダトモコ 旅が好きなライター / カメラマン
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