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子どもの成長が感じられる夏休みに。岡崎のこども造形教室が主催する廃材アートワークショップ、8月4日ワガママハウスにて/岡崎ぎゃざ

こんにちは!
岡崎市が運営する、中小企業のための完全無料のビジネス相談所、オカビズです。

毎日暑~い、夏。
お子さんがいる方にとっては、夏休みの宿題に自由研究など、どんな成長の機会にできそうかとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に、朗報です。
この夏を、お子さんのやる気に火がつく「熱い夏」にしませんか?

「いいコト思いついた!」「それおもしろそう、やってみたい!」
そんな声が聞こえてきそうな活気あふれる教室の様子。

2017年から岡崎市で子ども向けの造形教室を開催している「岡崎ぎゃざ(岡崎市籠田町)」さんが、夏休み限定企画として2022年8月4日(木)に「廃材ARTワークショップ」をワガママハウス(岡崎市八幡町2-30)で実施されます。 ※詳細は下記「イベント概要」をご覧ください。

木・布の端切れや包材などを活用し、創造力を育む教室として市内外で支持を集めています。現在は約30人が在籍し、5年前のオープン以来通い続けている生徒もいるという人気ぶり。生徒数の増加に伴い、近々市外にも新教室を開く予定だそうです。

同教室の特徴のひとつが、作品の素材に市内企業や家庭から出る廃材や資源を活用していること。社会的にSDGsへの関心が高まる中、ますます注目の取り組みです。

オカビズではまず、岡崎ぎゃざの樋口さんと大島さんが、こうした造形教室をはじめるきっかけとなった背景をお伺いしました。

サービス開発の背景

環境省
SUSTAINABLE FASHION これからのファッションを持続可能に

バングラデシュの首都ダッカ近郊で、8階建ての商業ビル「ラナ・プラザ」が崩壊した事故を覚えていらっしゃる方も多いでしょう。ここにはグローバルに展開するファッションブランドの縫製工場が入っており、現代の大量生産・大量消費型のアパレル産業を支えるために違法な労働条件のもとで稼働していました。

ファストファッションの台頭により、様々な問題が浮き彫りとなっています。

例えば、日本で販売される衣類の約98%が海外で作られ、輸入されたもの。
運ぶのには膨大なエネルギーがかかりますよね。その一方で、衣類1枚当たりの単価は下降傾向に。安さの背景には労働力の搾取があります。そしてこれらは氷山の一角、アパレル業界が抱える課題のほんの一部にすぎません。

しかも、不要になった衣服のうち約66%は焼却や埋め立てで廃棄され、再利用されるのはほんの一部。廃棄される衣類には未使用のものも多く、世界規模で問題となってきています。

造形教室なのに、なぜファッションの問題が関係あるの?

実は「岡崎ぎゃざ」を立ち上げた樋口さんと大島さんは、市内のアパレルショップ「アバンダンティズム」も運営されています。

「abundantism」は豊かさ(abundant)と主義(ism)をかけ合わせた造語。
アバンダンティズム HPより

大島さんは前職時代、大量の服が廃棄され焼却される現場を目撃。そこで感じた疑問や危機感がきっかけとなり、アバンダンティズムでもリメイク洋服などを販売しています。

お二人の関心は広がり、アパレル以外の環境問題なども気になり始め、廃材を活用したアート教室を2017年夏に立ち上げました。

岡崎ぎゃざ HP

・廃材を使うことで、地域のみなさんとリユースとの接点を作ること。
・出来あがりの良し悪しより、ものづくりのプロセスを重視すること。
・自分らしく生きる自立のための力を養うこと。

それら3点をコンセプトに掲げ、素材となる廃材は市内の企業や店舗・自然から調達してワークショップを実施しています。

アート教室に通うなかで自信が生まれてコンテストへ参加したり、お菓子のパッケージやチラシなどを捨てずに作品の素材として見るようになるなど、子どもたちにも変化が生まれているようです。

オカビズのサポート

大島さんの感じた疑問や危機感がきっかけとなったものの、岡崎ぎゃざさんではこれまで、作品をつくる素材が廃材であることをあえて強調してこなかったそうです。

チーフコーディネーター・秋元がお話を伺うと、参加者たちの環境負荷への姿勢の変化を確かに目の当たりにされていました。そこで「廃材で作品をつくるこども造形教室」である良さを再確認し、社会的なSDGsへの関心の高まりも受け、改めて伝えることにしました。

予定されていた夏休み中のイベントのタイミングに、新たな視点での告知内容などについて、コピーライター・松田も加わり作戦会議。

その後、デザインアドバイザー・小沢が新たなコンセプトをもとに、子どもを持つ親御さんの目にとまる見せ方をサポートしました。

こうして形になった、夏休み期間の「廃材ARTワークショップ」。先着15〜20名様だそうなので、気になる方はお早めにご予約くださいね!

「作品づくりを通じて『生きる力』を身に付けてほしい」と話す樋口さん。教室では、作品のクオリティよりもプロセスを重視しているそうです。自分で考え、工夫し、チャレンジするなかで、自分らしく表現する環境をつくっていきます。そう、教えてくださいました。

オカビズでは今後も地域がイキイキする事業を応援していきます!
みなさんにとってこの夏が、暑いだけではなく、熱い夏でありますように!

夏休みイベント/造形教室 概要

■廃材ARTワークショップ■
自由研究にもできて、思い切り作品を作れる体験イベントです。
日 時:8月4日(木)10時~12時30分
場 所:wagamama house(ワガママハウス) 岡崎市八幡町2-30
定 員:15~20名先(着順順)
参加費:1000円(税込・材料費込)
対 象:5歳~小学生6年生  ※基本、保護者の同席は不要です。
申込方法:LINE公式ページより(下記のQRコードを読み込み)

LINE「ぎゃざのお知らせ」へ飛びます。

■こども造形教室 造って育てる「造育こうざ」■
対象:小学生以上
内容:廃材をつかった、表現力を高める自由度の高いワークショップ
日時:毎週月曜日&木曜日 16時30分~18時
定員:各曜日10名
場所:愛知県岡崎市八幡町2丁目30
   Wagamamahouse(ワガママハウス)内

事業者概要/岡崎ぎゃざ

2017年から岡崎市で子ども向けの造形教室を開催。教員免許を持つ美大出身者とデザイナーがスタッフを務めるが、特徴はアート性の指導ではなく子供のやりたい表現を大いに認め自主的に想像する力・表現する力を養う点。スタッフの一人がアパレル業界を経験し、廃棄問題に心を痛めた経験を踏まえ、世の中にある廃材にも目を向け自動車部品の包材やボタン、スポンジなど廃材を積極的に使用している。子どもたちにも大量生産・廃棄の問題やリユースの可能性を考えてほしいという想いも込める。代表の樋口は、廃棄される生地で作ったオリジナル商品や古着を中心にしたアパレルショップ「アバンダンティズム」も営業している。

代表:樋口雄太
と、愉快なお兄さんお姉さん4人で待ってます!
HP:https://okagyaza.jimdosite.com/
インスタグラム:https://www.instagram.com/okagyaza/

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