岡本雄太郎|編集者・コンテンツマーケター

高校生向け進路支援メディアで編集者をしています。直近ではDiscover21やICE新…

岡本雄太郎|編集者・コンテンツマーケター

高校生向け進路支援メディアで編集者をしています。直近ではDiscover21やICE新書・impressQuickBooksで書籍編集、モノ系SEOメディア編集長、ガンダムインフォ編集記者などを経験。副業で電子書籍の企画編集もしています。漫画アニメ好き、元本嫌いです。

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やりたい仕事が見つからないたったひとつの理由

この記事では、学生や社会人を問わず「やりたい仕事が見つからない」ということで悩んでいる方に向けてお伝えしたい情報をご紹介します。 この話をするに当たって、まずは僕の経歴からご説明しなければなりません。僕は2019年4月から、出版社で書籍の編集者をやっています。本の編集者という仕事は、まさに僕が大学4年生の時にたどり着いたやりたい仕事です。 社会人歴としては、私立の4年制大学を卒業したのが2014年3月なので、今は8年目になります。つまり、6年目にしてようやく大学生のときに

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    • チャットGPTにインタビューしてみてわかったこと

      久々にブログを書きました。 noteでは、この記事を書いた感想や書くうえで思ったことを備忘録として残します。 人にインタビューしているような錯覚を感じた当然ながらチャットGPTに人格はありません。感情もないわけですが、「前の文脈を引き継いで回答できる」という性質が「対話」っぽさを感じさせます。 でも、チャットGPTが言うことを鵜呑みにしてはいけませんし、現時点ではあくまで参考程度に考えておく必要がありますね。 あくまで現時点での話今回のやり取りに限らず、チャットGPTは

      • さばの塩焼きに目覚めたお店

        「好きな食べ物はなんですか?」 自己紹介のシーンで何度も問いかけられる質問です。僕は正直この質問の答えにちょっと悩みます。というのも、「何か面白いものを言った方がいいか?」と思うからです。 悩んだ末、僕はたいてい「ハンバーグが好きです」と答えます。 理由は、ハンバーグには当たり外れがほとんどないから。不味いハンバーグというのは、生まれてこのかた出会ったことがありません。ひき肉とつなぎをこねて焼いたものがまずいはずもありませんが。 そんな理由なので、正直言うのがはばから

        • 僕は文章で“自分”を出すのが苦手です

          僕は文章で自分を出すのが苦手です。文章における“自分”とは何かといえば、それは主観であり感情であり体験であると思います。そういったことを書くのがとにかく苦手なのです。 今日は昼休みの時間を使って、この「文章における個性」について書いてみたいと思います。 「文章に個性が出せる人」を羨ましいと思ったライター時代僕は現在どちらかというと自分では記事を書かない編集者のキャリアに軸足を置いています。 しかし、以前はフリーランスのWebライターをしていた時期もありました。編集者をや

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        • 編集やライティングに関するヒント
          3本
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          人生初の図解を作ってみて、文章を書くより楽しいかもと思った話

          昨日、突然思い立って図解を作りました。下記がそのツイートです。 埋め込みツイートだと縦長画像が全部表示されないので、元画像も貼っておきます。 今日はそこでの気づきを記録のために残しておこうと思います。 そもそもなぜ図解を作ろうと思ったか?なんでいきなり図解を作ろうと思ったのかというと、これまで編集者・ライターとして文章の仕事をしてきたなかで、やっぱり文章だけで表現する限界も見えてきたことが大きいように思います。 仮に同じ内容を伝えるとして、文字だけでな

          人生初の図解を作ってみて、文章を書くより楽しいかもと思った話

          書く勇気。たとえ面白くなくても書いたほうがずっといい

          文章を書いて発信したいけど書けない。みたいな話はよく聞きます。かく言う僕もその一人です。 ですが、ふと「じゃあなんで書けないのか?」というところを自分なりに考えてみました。その理由は人それぞれだと思いますが、僕の場合は「書くからには面白いものを書かないといけないと思っているから」という理由にたどり着きました。 でもこれって、我ながらすごく勿体ないことですよね。という話を書いてみたいと思います。 面白くないものは世に出してはいけないという呪縛本題に入る前に、そもそも僕がな

          書く勇気。たとえ面白くなくても書いたほうがずっといい

          地方公務員の友人に働き方についてインタビューしてみました

          とある地方自治体の職員として活躍している高校時代からの友人に、その仕事内容についてインタビューしました。彼はおっとりとした「ザ・草食系男子」といった印象の青年で、僕がいつも仲良くさせてもらっている友人の一人です。 一般的に安定志向の高い方が多いという印象の地方公務員ですが、実際にはどんなことを考えて日々の業務をこなしているのでしょうか? 地方公務員・TくんのプロフィールTくんは地元の高校を卒業後、東京都の中堅私立大学に入学。大学在学中での就職活動に失敗し、卒業しての就職浪

          地方公務員の友人に働き方についてインタビューしてみました

          元アニメ制作進行の同僚に「制作進行の適性」について聞いてみました

          僕は以前某アニメ制作会社で働いていました。その会社を退職した後に、同僚の女性と飲みに行く機会がありました。そこで僕が以前からずっと気になっていた「制作進行の適性」について面白い話が聞けたので、ここに記しておこうと思います。 アニメの制作現場の実状を知っていただくと共に、これからアニメ業界に飛び込もうか悩んでいる人の参考になれば幸いです。 制作進行を2年経験した若手社員話を伺ったのは、新卒でアニメ制作会社に入社して2年間制作進行として働いた経験のある若手社員。自ら異動願いを

          元アニメ制作進行の同僚に「制作進行の適性」について聞いてみました

          なんだかつまらないな…と思う原因は「インプット過多」かもしれない

          僕は自宅で過ごす休みの日などによくあるのですが、「なんか面白いことないかな」と思う瞬間ってありませんか? 映画を観たり本を読んだり、家にいながら好きなことをやっているはずなのに、なんだか満たされない瞬間です。今回はその心理について気付きを書きたいと思います。 つまらないと感じるときに足りないものなぜそう感じるのかというと、それはインプットばかりでアウトプットが足りていないから。アウトプットをしないと世界は何も変わりません。自分の内側には変化はあるとしても、外側には何も変化

          なんだかつまらないな…と思う原因は「インプット過多」かもしれない

          習慣を制する者が人生を制する。午前中にメールの返信をしてはいけない理由

          最近習慣術に関連する書籍をいくつか読みました。僕は元々習慣づくりが苦手で、どうしても習慣にしたいことが身につかず、夕飯の後の自由にできる時間もボーっとテレビを観たりして無駄に過ごしてしまうのが悩みでした。 今回はそれらの習慣術に関する書籍を読んだ中で、多くに共通していた部分を簡単にまとめていきます。 午前中は脳のゴールデンタイム。メール返信などの雑務はするな多くの本に共通して書いてあったのは、午前中を大事にしろ。というものでした。よくあるNG例が、朝からいきなりメールの返

          習慣を制する者が人生を制する。午前中にメールの返信をしてはいけない理由

          新聞を紙面で読む価値とは何か?それは“終わり”があることだ

          まず初めに、僕は偉そうに新聞について語れるような人間ではありません(笑)。これまで新聞を読む習慣を身につけようと試みたことはあるのですが、結局3日坊主で続きませんでした。 そんな人間ですが、ここ数日改めて朝の時間にタブレットで新聞の電子版の紙面を意識的に読むようにしてみました。そのなかで気づいたことをメモとして残しておきたいと思います。 情報収集には終わりがない(無限地獄)僕はオンライン上でニュース記事などを読むのが苦手です。なぜなのかを自分で考えてみたのですが、それは恐

          新聞を紙面で読む価値とは何か?それは“終わり”があることだ

          「作家」と「ライター」の決定的な違いとは何か?

          文章を書くことでお金をもらう仕事といえば、真っ先に浮かぶのが「作家」と「ライター」の2つです。 僕は書籍編集者という立場上、作家さんとライターさんと一緒に仕事をする時間がほとんどです。だからこそ、似て非なる存在である両者について、ここではっきりと定義づけをしておきたいと思います。 作家は伝えたいことが自分の「内」にある作家が伝えたいことは、作家自身の「内」にあります。 というのも、作家は僕たち編集者がいなくても何かしらの情報発信をしているケースがほとんどです。仮に元々は

          「作家」と「ライター」の決定的な違いとは何か?

          Webライターとは何か?安易に「Webライター」と名乗ってはいけない理由

          僕は編集者という仕事柄、ライターさんと一緒にお仕事をすることが多いです。これは紙・Webなど媒体問わずどこの編集者も同じだと思いますが、常に一緒にお仕事ができそうな意欲あるライターさんを探しています。 そんななかで最近TwitterなどのSNSを見ていると、プロフィールに「Webライター」という肩書きを載せている方が非常に多いことに気付きました。今日はこの「Webライター」という肩書きを名乗ることについて、僕の持論を書いてみたいと思います。 やっぱり肩書きは重要だ日本人は

          Webライターとは何か?安易に「Webライター」と名乗ってはいけない理由

          【Writer's File No.8】カラムーチョ伊地知さん。極貧フリーター生活からフリーランスに至るまで

          誰かに取材をすることばかりで、取材を受ける機会はあまり多くないライターのキャリアについてインタビューする「ライターズファイル(Writer's File)」。 8人目は、カラムーチョ伊地知(@warazi_2soku)さんです。 自分をライターだとは思っていない ■出版社の編集者と広告制作会社を経てフリーランスへ ――今回は取材を受けていただきありがとうございます。簡単に自己紹介と、今やっているお仕事を教えていただけますか? 伊地知さん:カラムーチョ伊地知と申します

          【Writer's File No.8】カラムーチョ伊地知さん。極貧フリーター生活からフリーランスに至るまで

          【Writer's File No.7】橋詰由佳さん。雑誌への憧れを経て、Webライターの道へ

          誰かに取材をすることばかりで、取材を受ける機会はあまり多くないライターのキャリアについてインタビューする「ライターズファイル(Writer's File)」。 7人目は、在宅ワーク講師としても活躍されているフリーランスライターの橋詰由佳(@yuka.hashi12)さんです。 在宅ワーク講師などマルチに活躍 ■ブックライターの仕事もスタート ――今回は取材を受けていただきありがとうございます。簡単に自己紹介と、今やっているお仕事を教えていただけますか? 橋詰さん:は

          【Writer's File No.7】橋詰由佳さん。雑誌への憧れを経て、Webライターの道へ

          【Writer's File No.6】澤田真一さん。ライターやるなら物を買え!

          誰かに取材をすることばかりで、取材を受ける機会はあまり多くないライターのキャリアについてインタビューする「ライターズファイル(Writer's File)」。 6人目は、面白ノンフィクション作家としてマルチに活躍されているライターの澤田真一さん(@tech_sawada)です。 多彩な執筆ジャンルをカバー ■和楽webなどの媒体で執筆中 ――今回は取材を受けていただきありがとうございます。簡単に自己紹介と、今やっているお仕事を教えていただけますか? 澤田さん:はじめ

          【Writer's File No.6】澤田真一さん。ライターやるなら物を買え!