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編集やライティングに関するヒント

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書く勇気。たとえ面白くなくても書いたほうがずっといい

文章を書いて発信したいけど書けない。みたいな話はよく聞きます。かく言う僕もその一人です。 ですが、ふと「じゃあなんで書けないのか?」というところを自分なりに考えてみました。その理由は人それぞれだと思いますが、僕の場合は「書くからには面白いものを書かないといけないと思っているから」という理由にたどり着きました。 でもこれって、我ながらすごく勿体ないことですよね。という話を書いてみたいと思います。 面白くないものは世に出してはいけないという呪縛本題に入る前に、そもそも僕がな

「作家」と「ライター」の決定的な違いとは何か?

文章を書くことでお金をもらう仕事といえば、真っ先に浮かぶのが「作家」と「ライター」の2つです。 僕は書籍編集者という立場上、作家さんとライターさんと一緒に仕事をする時間がほとんどです。だからこそ、似て非なる存在である両者について、ここではっきりと定義づけをしておきたいと思います。 作家は伝えたいことが自分の「内」にある作家が伝えたいことは、作家自身の「内」にあります。 というのも、作家は僕たち編集者がいなくても何かしらの情報発信をしているケースがほとんどです。仮に元々は

Webライターとは何か?安易に「Webライター」と名乗ってはいけない理由

僕は編集者という仕事柄、ライターさんと一緒にお仕事をすることが多いです。これは紙・Webなど媒体問わずどこの編集者も同じだと思いますが、常に一緒にお仕事ができそうな意欲あるライターさんを探しています。 そんななかで最近TwitterなどのSNSを見ていると、プロフィールに「Webライター」という肩書きを載せている方が非常に多いことに気付きました。今日はこの「Webライター」という肩書きを名乗ることについて、僕の持論を書いてみたいと思います。 やっぱり肩書きは重要だ日本人は