綺麗な生き方なんて、カッコ悪い人生なんてない。自分が良いと思ったことを信じて歩めばいい
はじめまして、明るく元気なおかきです。
今日は、「#アド弁当カレンダー」の企画に参戦し、記念すべき14日目の担当をさせていただきます!
▼アド弁当カレンダー企画について
20代後半のメンバーで、「キャリア」「プチ自慢」「今年の目標」をリレー形式で執筆する企画になっています。
詳細は企画者の一人である大久保さんの記事を!!
さて、本題ですが、私は今の自分を作りだした社会人になる前の原体験=「キャリア」&「プチ自慢」と、「今年の目標」について話したいと思います。
ちなみに、キャリアと言っていいのか分からないですが、社会人になる前のおかき まとめは下記です。私のことを知ってもらいたいので、インパクトのある過去を簡単にまとめます。
▼社会人になるまでのおかき
・3年連続 市内の一輪車大会で優勝した 小学校時代
・部長、委員長、生徒会長、あらゆる「長」を制覇した優等生 中学時代
・偏差値68の高校に進学するも、勉強しない。クラスでビリ2獲得 高1時代
・AUSへ留学。帰国後、高3の8月から一般試験の受験勉強を始めて青学に合格した有言実行時代
・食べるよりも寝るよりもダンス。丸3日寝ずにダンスしすぎて倒れた時代
思い返せば思い返すほど、今の自分を形成した濃い経験があるのですが、今日はその中でも、学生時代の印象的な過去を振り返りたいと思います。
今でこそ明るく元気なおかきですが、ここからの話は真逆かもしれません。ただ、過去のことを自己開示をすることで、就活を控える学生さんや、留年して悩んでいる学生さん、人に相談することが苦手な方の力になれたらと思い、長々と執筆させていただきます。
凡人のおかきがスターになった学生時代
自慢ではないですが、私は関東で1・2を争うほど、大きなダンスサークルで副会長をしていました。サークル人数は300名ほどで、数多くの有名ダンサーを輩出しているようなダンスサークルです。
学生あるあるですが、大きなサークルのNo.2でいると、周りからも一目置かれ、後輩からもキャーキャー言われていました。
食事後、歯磨きをしていただけで、私を見つけた後輩が、「おかきさんが歯磨きをしている!」と言って、後輩が集まるほど。
本当にただの凡人なのに、歯を磨いているだけでニュースになるのか、、、と芸能人のような感覚でした。
そんな状況にいると、300人の副会長(=完璧な自分)を演じなければとプレッシャーを感じ、いつのまにか自分の素を隠しながら、完璧な自分を演じる日々を過ごしていました。
最も力を注いだサークル活動はダンス公演。約1年間の準備期間と、数百万円をかけて、3000人を動員するビックイベントです。このダンス公演を成功させることが、私の最大のミッションで、週2~4で深夜練(24時~6時)、公演にむけた運営のMTG(週5で幹部メンバーで話し合い)を。
とにかくダンスサークルのことで頭がいっぱいで、プライベートはもちろん、学校生活を犠牲にしてました。
その結果、私は留年したんです。
正直こうなることは分かっていました。ただ、皆の前ではヒーローだったために、ダンス公演を終え、引退後に留年したなんて言えませんでした。
副会長の真面目キャラなのに、留年なんて。。。
どうしよう。。。
ただ、事実はいつかバレるので、留年したことがサークルメンバーに伝わると、
「え?!おかきが留年??」
「あの、おかきさんが?!」
案の定、このようなコメントばかり。プライドも高かったゆえ、ダメダメな自分を知られることがめちゃくちゃ辛かったです。
ただ、それ以上に苦しかったのは、辛いと思ったときに、プライドが高すぎて、人に弱音を吐けず、素直に相談できる友達がいなかったことです。
そんな状況がすごく苦しくて、気づいたら電車に乗るだけで息ができなくなったり。外に出るのが怖くて何日間も家から出れなくなったり。想像以上に自分を思いつめて、精神的にちょっとおかしくなっていました。
周りの同級生が就活をしているなか、私は何をやっているんだろう。
一人暮らしで、人と接する機会もなかったので、気づくと毎日自分を責めてばかりでした。
人生なんてつまらない。私の存在価値なんてない。そして、ここにいたって、酸素を吸って二酸化炭素しか出さない、ただの生き物だと思うようにまでなっていました。
母の一言で世界が変わった。
そんな時、唯一母に打ち明けたんです。どうして母に連絡しようと勇気を出せたのかは覚えていないですが、気づいたらメールを送っていました。
ダンスに明け暮れて留年したこと、誰にも言えなくて一人で悩んでたこと、自分の存在価値が見いだせないこと、そしてこんな自分になってしまったことへの謝罪を。
すると、びっくりするほど、すぐに母から返信が。
何を言ってるの。あなたがいるから私がいるの。
あなたの存在に私がどれだけ支えられているか。
あなたがいるから、私は幸せはないのよ。
大丈夫、人生は長い!大丈夫だから😆😆
涙が止まりませんでした。
留年して自信を喪失し、自分の価値を見いだせていなかった私は、母の言葉が本当に嬉しくて。こんな私でも、誰かを支えられる存在になれているんだと初めて気づけたんです(プチ自慢1)。
当時、大学も退学して、就職活動なんかせず、フリーターになろうと思っていた私でしたが、心機一転。私を救ってくれた母を喜ばせたい、そして、母だけでなく母の周りの人も、私の家族も、家族の周りの人にも何かしらで恩返しがしたい、笑顔にしたい。
そうした思いが積み重なり、社会に貢献したいという思いが強くなって、大学を卒業して社会人になる覚悟を決めました。
自己開示して、自分を受け入れることで人は強くなる
この経験を経て、人は自分が思っている以上に完璧な自分を求めてなくて、素の自分を受け入れてくれることを知りました。
ダメダメだっていいんだ、それを含めて私を受け入れ、好きになってくれるんだと。
相談できないって、嘘でしょ。おかきのエピソード大げさだよ、と思われるかもしれません。ただ、プライドの高い人にとっては、自分の素を表に出すことがとても苦手だと思います。私もその一人で、人に相談することが悪だと思っていたので、自己開示することにとても抵抗がありました。
しかし、私は究極に自分を思い詰めた結果、自己開示し、誰かに助けを求めるという手段を使いました。それができるようになったことで、自分のことを受け入れられて、色々な価値観に触れて、素直になれるって素敵だなと思えたんです。
こうならなきゃって縛る人生より、ありのままの自分を受け入れ、その自分を好きになる。その自分を伝えて好きになってもらう。そうすることで、自分が強くなる。
自己開示して、自分を受け入れることで人は強くなることを知れた貴重な経験です。
過去に人事の経験をさせてもらったことがあるのですが、就活で悩んでいる学生に私の話しをすると、学生さんも抱えていた辛い過去を全て話してくれ、こんなことを伝えられた人事はあなたが初めてです。ありがとうございました。と言ってもらうことが複数回ありました。
当時はダメダメな人生だと思っていたけど、この経験が今の私を作って、誰かの支えになることもあるんだ、とも思えるようになりました。
就活を控えている学生さんへ一言
採用面接で、あなたの過去を良いと思わない人事がいるかもしれません。あなたの苦手なことを受け入れようとしない人事がいるかもしれません。留年は悪だと思う人事もいるかもしれません。ただ、他人は変わらないので仕方ないです。
しかし、あなたの過去を、嫌なことも、コンプレックスも、その裏に隠された思いも知ろうとする人事は絶対にいるはずです。
きっとその人なら、あなたの人生を真摯に受け入れ、応援してくれるはずです。
私は就活時、ダンスをしすぎて留年したことを打ち明けると、どの人事からもマイナスに捉えられていました。しかし、ある1人の人事は違いました。
「留年か~。けど、それって人生をかけるくらい本気でやりたいことがあったってことじゃん。むしろかっこよくない?」と言ってくれたんです。その人事に出会えたことが、私が今この会社にいる理由です(プチ自慢2)。
何をやっている会社か、当時はよくわからなかったです。けど、自分の人生を肯定し、夢を本気で応援しようとしてくれる会社に出会えたからこそ、私はここで働くことを決めました。素敵なメンバーと共に、最高の会社を創り、誰かの人生を豊かにする仕事をするんだ、と。そしてその思いは今も変わっていません。
現在は人事ではないので、直接学生の皆さんと接する機会はないですが、文字を通して、少しでも背中を押せたらと思い、書かせていただきます。
※↓あくまでおかき個人の見解です↓※
カッコ悪い人生なんてない。綺麗な生き方なんてない。
自分が良いと思ったことを信じて歩めばいい。
どんなに辛くても苦しくても、その経験がきっと未来の自分を作って、誰かの心の火を灯すことになる。だから、自分に諦めず前を歩んでほしい。
ただ、時に止まったっていい。毎日進まなきゃいけない法律なんてないんだから。でも止まったときは、ここまで進めた自分を称え、ここまで支えてくれた人を思い出してほしい。どうしてここまでこれたのか。そして周りの人達に自分が何をしてもらったのか考えてほしい。感謝の思いであふれ、何をしたいかが思い浮かぶようになるはず。
人生はアート。いろんな色に染まっていいし、未完成でいい。
日々さまざまな色に染まりながら過ごし、いろんな色を重ねていけばきっと素晴らしい絵になる。誰かと同じ絵になってたまるもんか。オンリーワンでいい。
私の人生の目標とは・・・。
はい、、、と、ここまで、長々と執筆してしまいすみません。最後に私の人生の目標を語ってから終わらせてください。
私の人生の目標は、皆が笑顔で溢れ、誇りを持って暮らせる世の中を作ることです。私が生きている間にできるかわからないけど、思い続けて、仲間を見つけて一緒に歩んでいけば、叶えられない夢なんてないと思っています。
そして、その一つのきっかけがこの#アド弁当カレンダーだと思ってます。
笑顔が溢れる世界を作るために、まずは私の周りにいる人を笑顔にしたいと思います!!おかきといると楽しくなる、明るくなる。そんなふうに言ってもらえるように、私が誰よりも一番楽しもうと。
そんな小さな積み重ねが、私がいないところでも続くように。
今日も誰よりも笑って、素敵な出会いを作っていきたいと思います。
私自身を知ってもらいたくて、だいぶ長くなりましたが、最後まで読んでくださった方、心から感謝します。
ここまで読んでくれたあなたはきっと、私のことが好きですね!笑
実は、私もあなたのことが大好きです!
これからもずっとよろしくお願いたします。