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雨の日の推し苔 コフサゴケ 24/7/29

今日は雨の日にこそ是非観察したい推し苔
コフサゴケをご紹介。

葉っぱがフサフサ

赤味を帯びた茎を葉が密に覆いますが
葉と葉の間に少しの隙間があり、
この隙間に水をよく蓄えるんです。

雨の日はコフサゴケに限らず全ての苔が潤うので
どの苔も瑞々しく美しいわけですが、
コフサゴケの潤いっぷりは段違い。

コフサゴケ大群落

少し前の記事で登場していたコフサゴケ。
この時も雨上がりで最高の潤い具合。

一面コフサゴケだらけ!
そんな場面によく出逢いますが、
この中の一本にぐぐっと寄ってみましょう。

潤いMAX!

美しい〜!
よく見ると水の中に葉が透けています。

葉と葉の間に溜まった水がうまい具合に
表面張力のような形で保たれています。

間違いなく雨の日の苔観察の主役です(^^)


ここからはほんの少しだけ脱線。

一番潤ってるコフサゴケはどこかな〜と
探していたら、隙間から伸びるキノコを発見。

なんとも儚げ

わずかに透明感のある柄が美しい。
傘の大きさは直径3mmくらい。

う〜ん、種名はワカリマセン…。

ふと横に目をやるともう一本
別のキノコを発見。

足元に何かがチラリ

苔の中に埋もれている何かから生えています。

これは冬虫夏草の一種、アワフキムシタケ。
割とよくある種らしいですが、
私は初めて見つけました。ちょっと嬉しい。

苔に埋もれているのはアワフキムシの亡骸。
ここでは掲載は一旦控えておこうかな。

以前紹介したカメムシタケだとか
冬虫夏草の仲間は他にもまだまだあるので、
いつかの記事で閲覧注意的なカタチで
まとめてご紹介するかも…笑


しばらく続いた雨もひと段落。
たっぷりと潤ったことだし、
そろそろ本格的なキノコシーズン到来の予感。

楽しみです(^^)



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