パン茸 【奥入瀬 24/8/3】
お客様と一緒に奥入瀬渓流を散策後、
バスに乗ってホテルに戻る最中のこと。
車窓からステキな景色を眺めていたら
視界の端にシュッと一瞬だけキノコ?が。
職業病みたいなもんでしょうか。
景色を眺めているとは言っても
漠然と眺めることはほとんどなくて、
常に何かを探してしまうんです。
休憩時間に確かめに行ってみると…
車窓から分かるぐらいのまあまあ大型なキノコ。
その名もノウタケ。
これは成熟前の若い個体でしたが、
成熟するとシワッシワになるんです。
その様子がまるで脳みそということで脳茸。
その通りではあるけれども、
スッと受け入れ難いネーミング…。
そこで、パン茸はいかが?というわけです。
え?安直過ぎる?う〜ん、否めない!笑
でもでも
上から見たらパンなのよ!
衣つけ忘れて揚げたカレーパン的な。
カレーパンにはフィリングを詰める為の
穴が開いてるでしょう?
このノウタケにも穴開いてます!笑
この穴は実はたまたま開いてただけ。
おそらく虫の食痕で、中にいると思われます。
ハートと言うには無理があるか?
穴が開いてないノウタケもありました。
ノウタケの形にパンを焼き上げて
中にキノコシチュー詰めるとかどうですか。
これがホントのキノコパンだ!なんて…
(成熟前のノウタケは食えるらしい)
ノウタケがモチーフであることが
足引っ張って売れなさそう。
ノウタケが入ってるとなると余計に…笑
そういえば数日前にキノコの誤食事故が
ニュースで流れてましたね…。
私はキノコに関しては採るではなく撮る派。
キノコは観察して愛でるに限ります。