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粘菌さんぽ

ここ最近のおさんぽでは色々な粘菌に
出逢っていたんですが、都度紹介していたら
記事が粘菌だらけになってしまうので
この記事でまとめてご紹介。


クモノスホコリ

何やら小さな黒いのが腐木を
びっしりと覆っている…。

ファインダー越しに覗いてびっくり。
すっごいツヤツヤ!

冒頭の写真も同じクモノスホコリ。
あまりにもツヤツヤ過ぎて
カメラのレンズが反射しています。

2枚目の写真の奥の方は別種に見えますが
同じクモノスホコリで、手前が未成熟な状態で
奥が成熟して胞子を飛ばす準備が整った状態。
(さらに手前にボヤッと写り込んでいる
白いのは別種で、ハダカコムラサキホコリの
未熟なものでした。)

ツヤエリホコリ

今度はツヤツヤじゃなくてキラキラ。
名前はツヤだけども。

粘菌の仲間には金属光沢のような
輝きを放つ種がたくさんいて、
ツヤエリホコリもそのひとつ。

ちなみに実寸は2mmくらい。
キノコを撮影する為にしゃがみ込んだら
たまたま見つけられたのでした。

タマツノホコリ

まるで小さなサンゴ!
昔はタマサンゴホコリと呼ばれていたそう。

以前紹介したエダナシツノホコリも然り
ツノホコリの仲間は海を連想させてくれます。

イクビマメホコリ

最後は極小のイチゴ。
奥入瀬渓流で粘菌を探し始めて何年も経ちますが
出逢えたのは今年が初めて。
結構嬉しい(^^)

イクビとはイノシシの首の意。
(苔の仲間にも同じ由来でイクビゴケがあります)

いやいやいやいや。

これはツッコまずにはいられない。
どう見てもイチゴですやん!
イチゴマメホコリで良かったですやん!

和名が考案された時代に
イチゴがまだメジャーじゃなかったのかなぁ…


明日からしばらく雨続きなので
粘菌さんぽはしばらくお休み。

明日は雨ならではの森の良さを
探しに行ってきます(^^)



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