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北海道の思い出たち

今日は撮影データの入った大事なカメラを忘れて帰宅してしまいましたっ!

というわけで、まだまだいっぱいあった北海道の思い出をちょっとだけ振り返ります。

冒頭の写真はシノリガモの群れ。
メス2羽に対してオス7羽とアンバランスな感じ。
穏やかそうに見えるけど、誰が姫を射止めることができるかという熾烈な争いがあるんでしょう…

基本的には冬鳥として日本に飛来し、春になると繁殖の為にシベリア東部やカムチャッカ半島などの繁殖地へ帰ってしまうのですが、北海道や東北の一部では繁殖が確認されていて、奥入瀬渓流も
繁殖地のうちのひとつなんです。
今年も1ペアの飛来を確認しています。
うまく繁殖してくれるといいな。

奥入瀬渓流の流れをぷかぷかと泳ぐシノリガモしか知らなかったので、海岸にいるシノリガモが見られたのは嬉しい出来事でした。


悠々とおさんぽ中

北海道といえばのキタキツネ。
海を渡って最初に出逢った野生動物でした。
目は合わせてくれない感じが何かいいね。


睨まれてる?

こちらは国内では北海道にしかいないヤマゲラ。
逢えると思ってなかったので結構嬉しかった。
キツツキの仲間で、本州にはヤマゲラとよく似た印象のアオゲラが生息しています。

確かに似てはいるけれど、ちゃんと見ると顔が全然違っていて、一緒に観察していたガイド仲間が「ノーメイクのアオゲラ」と喩えていたのには思わず声を出して笑ってしまいました。
野鳥好きには分かる秀逸なジョークなのでは?笑

ハクチョウ……じゃない!?

これもすごく嬉しかった。
まさかのタンチョウ!

知床から空港までの帰り道、まだハクチョウが残ってるねぇ〜なんて言いながらレンタカーを走らせていると、遥か遠くに明らかにハクチョウではない何かがあるのが分かりました。

「えぇっ!?タンチョウじゃねぇか!?」
「いやいや、動いてないですよアレ」
「あれ!?いや、ゆっくり歩いてる!?」

騒然とする車内。笑

飛行機の時間も迫っているというのに、しっかり車から降りて観察させてもらいました。
いつかタンチョウのダンスも見に来たいな。


逢いたいと願っていた動物の半分以上に出逢えてしまった、本当に大満足の旅でした。
全部叶わなかったのが逆に良くて、また行きたいなと思わせてくれている気がします。

ありがとう、北海道!


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