そーすけ

公立高校の教員をしています。 教科は地歴公民科です。 業務の効率化や変化する時代の中…

そーすけ

公立高校の教員をしています。 教科は地歴公民科です。 業務の効率化や変化する時代の中で生徒たちが幸せに生きるためにしてあげられることは何か日々考えながら奮闘中です。

最近の記事

校務はタイミングと細分化がすべて

自分の思考を言語化して、自身の姿勢や考え方の輪郭を意識したいのでいろいろ書いてみようと思います。 学校にはたくさんやらないといけないことがある。 当然、複数のタスクの期限が重なることも往々にしてある。一人でできることもあるが、ほかの人とテンポを合わせてやらないといけないことの方が多い。校務分掌や学年を跨いで遂行される仕事が多いためだ。上記のことが原因で教員は忙しいと思う。でも、みんな忙しいからしょうがない。で思考を停止したくない。始めから残業や土日出勤を計算に入れて働くのは

    • 生徒によるSHRと教員の立場について

      生徒によるSHR今日からうちのクラスの教員志望の生徒二人に朝のHRを任せてみた。 二人はチャットへのレスポンスも良いし、しっかり話も聞ける。とても信頼することができる二人。 朝一で担任クラスのclassroomに連絡した内容にプラスして職員の打合せで生じた連絡事項とそれまでに入った欠席遅刻連絡を統合して二人の生徒のチャットルームに送信する。二人ともレスポンスが良いのですぐに👍マークがつく。 40分に年次室前に集合して最後の打合せをしてSHRに臨む。 同級生がやっていることもあ

      • 学校のタスク管理について

        日々学校で勤務していて思うことは、学校の仕事は多岐にわたっていて、進捗管理が非常に難しいにもかかわらず、管理のされ方は教員個人の記憶や能力、これまでの経験で培われたスケジュール感と、分掌ひいては学校によって階層構造が異なるエクスプローラーで管理運営されているなぁ。かなり属人的であり学校間での互換性もないなぁ。と思います。これではプロジェクトの進捗管理やタスクの割り当て配分も難しい。 解決策として私が企んでいるのは、一人一人の脳内にある情報をそのまま視える化して管理すること。

        • 画一的な学校体制の限界

          うちの学校には実に様々なバックグランドを持つ生徒がいる。 発達障害、ネグレクト、起立性障害、ヤングケアラー、大学進学希望者、LGBTQ… これら様々なバックグランドが遠因となって学習に向かう態度に違いが出てくる。正直、やらない生徒に対して綿密に学習支援をしようなどとは思わない。高校はある一定の基準をクリアして入学してからものだし、義務教育でもないからやらなければやらなかっただけの結果をつけるだけで良いと私は考える。 しかし、一方でそんなドライで良いのか、とも思う。教科指

        校務はタイミングと細分化がすべて

          notionで授業管理(したい)

          こんにちは。今日はタイトルの通りnotionを使った授業管理について書いていきたいと思います。notionに詳しい人何かアドバイスがありましたら是非お願いします! 私は一昨年度からnotionを使い始めました。導入の理由は「授業の管理」というよりは校務分掌や担任業務などのタスクを漏れなく実行するためでした。担任を持つとキープしておかなければならない情報が格段に増えるので、担任を持ち始める前に何かないかなと探しているところでnotionと出会い、使いやすさは汎用性に惚れ込み使

          notionで授業管理(したい)

          部活動の目的について

          今年度の目標は「自分の日々の思考やアイディアを言語化することで自分へのメタ認知を図る」なので、頑張って文章を書いていこうと思います。 記念すべき初投稿のトピックはタイトルの通り「部活動の目的について」です。 今現在私は公立高校の教員をしています。 私が勤務している学校はあまり部活動が活発でなく、私が顧問を務める部活も部員が1人なので、他校と合同チームを組んで週末に活動をしています。 合同チームを組ませてもらっている他校の先生方は、体育の先生が多くを占めており、非常にスポ

          部活動の目的について