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画一的な学校体制の限界

うちの学校には実に様々なバックグランドを持つ生徒がいる。

発達障害、ネグレクト、起立性障害、ヤングケアラー、大学進学希望者、LGBTQ…

これら様々なバックグランドが遠因となって学習に向かう態度に違いが出てくる。正直、やらない生徒に対して綿密に学習支援をしようなどとは思わない。高校はある一定の基準をクリアして入学してからものだし、義務教育でもないからやらなければやらなかっただけの結果をつけるだけで良いと私は考える。

しかし、一方でそんなドライで良いのか、とも思う。教科指導以外にも教員はやることがたくさんある。生徒matterを最優先させて学ぶ意欲を支援してあげたいが、忙しさがそれをさせてくれない。

やはり、ニーズやバックグラウンドが様々な生徒に対して従来のやり方ベースの学校はもう限界であると思う。学校現場の先生は個人単位で様々な工夫をしているのは重々承知だが、もうどうしようもないくらいシステムが環境とマッチして無さすぎる。

入試は点数で区切ってしまってそれ以下の生徒は専用の学習機関に入るようにしてはどうか、とか、授業の仕方を反転学習にして授業の時間は教員はコーチングに徹するのはどうかとか、様々考えているが、どれもしっくり来ず無力感だけが募る。。。

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