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部活動の目的について

今年度の目標は「自分の日々の思考やアイディアを言語化することで自分へのメタ認知を図る」なので、頑張って文章を書いていこうと思います。

記念すべき初投稿のトピックはタイトルの通り「部活動の目的について」です。

今現在私は公立高校の教員をしています。
私が勤務している学校はあまり部活動が活発でなく、私が顧問を務める部活も部員が1人なので、他校と合同チームを組んで週末に活動をしています。

合同チームを組ませてもらっている他校の先生方は、体育の先生が多くを占めており、非常にスポーツに精通していて、とても積極的に活動をしています。ご自身の家庭のこともあるのに、毎週土日の両方に出てきて、熱心に指導をしてくれます。本当に感心しますし、頭が下がります。

彼らのやり方は尊重しますが、私は彼らとは部活動に対する方針や目的が違うなーと日々思っています。

私は部活動は生徒の「自主性や自治能力を育む場」として認識しています。何か目的を設定して、その目的に向かって計画を立てて、時にはその計画を自分たちで修正しつつ、自走していく。これが私の部活動への認識です。そして、教員の役割はそれをサポートしたり、適宜コーチングしたりして活動を見守ることだと思うのです。

これらを踏まえると、生徒たちに以下のことをさせるべきだと思います。
①生徒たちにとって部活動はどのようなものにしたいのか。また、部活をやる目的はなんなのか。を考えさせ、部員全員と顧問に共有する。
② ①を踏まえてどの程度の頻度で活動するのか、また練習の内容や強度はどれくらいにするのか検討する。

この二つがマストだと思います。

しかしながら、現在の合同チームは全て教員主体で運営されています。練習予定やチームのコンセプト、練習の内容などもすべてです。一番問題だと思うのは、練習の意図やチームのコンセプトを明確に言語化していない点です。

おそらく、彼らは学生時代から非常に真面目にその競技に打ち込んで来たのでしょう。ですから、勝つことが至上命題で、「勝利のためにできることは何か?」の思考があるのだと思います。部活動においてもチームを勝たせるが1番高い優先度であるのかな、と察することができます。

つまるところ、全部トップダウンなんですよね。勝つために。指導の仕方も「こうしろ、こうやれ」が多く見受けられます。

これは多くの体育会系部活動に言えることだと思います。もちろん大切な要素ではありますが、他の視点も取り入れつつ運営されていくべきだと思います。

日曜出勤の気だるさを抱えながらそんなことをグラウンドで書いてみた次第です。

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