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【まとめ】8月の風景写真

こんにちはO太郎です。

8月はスナップ中心の撮影でしたが、週末を中心に風景写真もしっかり撮影してきました。

風景写真は自分にとってメインのジャンルに掲げているので、今後も精力的に撮影していきますよ。

ということで、9月が始まってから1週間以上経ってしまいましたが、8月の風景写真を振り返っていきます。


▼「ふらふら歩く初台の夜」より

画像1

α7Rⅲ voigtlander helierhyperwide 10mm F5.6
10mm ISO:100 F16 SS:15sec

高速道路のジャンクション撮影は工場夜景にも劣らない魅力があります。

頭上にこれだけの大人工物があるというのは冷静に考えてみるとそうそう見れる景色ではないですし、うねるコンクリートのカーブは写真に収めた時に迫力のある景色を見せてくれます。

撮影にあたって意識していることは、通りがかる車の量と街灯の位置。

車は長秒露光つまりはシャッターを長く開けた時にそのヘッドライトがレーザービームのような光の筋になる効果を持っていますので、交通量が多い時を見計らってシャッターを切る必要があります。

そして街灯は絞りを絞る(F値を大きくする)ことで星のように光の筋が伸びていく高架があります。

色味の少ないジャンクション写真では、この「星」の数が多いほど見ごたえのある画になりますので、より多くの街灯をフレームに収められるように構図を決めています。

と、言ったものの残念ながら西新宿ジャンクションは街灯が少なくややさみしい景色になりがちですね。


▼「光の街、上海の夜」より

画像2

LUMIXG9 leica 12-60mm F2.4-4.0
20mm(40mm相当) ISO:1600 F5.6 SS:0.5sec

8月の風景写真と言いながらこの写真は2019年の撮影。

海外旅行はなかなか行けない昨今の情勢があるので、せめて写真だけでも楽しもうということで、1年前の写真を再レタッチしてみました。

この時の旅行は3泊4日の行程。1日目にも見たこの夜景は3日目の夜には雲が低く立ち込めていました。

ですがそれがサイバーな色味と相まって幻想的でどこかダークな雰囲気を出してくれています。

まだ写真を初めて間もないころに撮った写真ですがそれでも良い景色だと感じます。

改めて今の装備で撮りに行きたい気持ちがふつふつと湧き上がってきているので、いつかもう一度この上海の景色を撮りに向かいたいですね。


▼「夜景を楽しむ池袋」より

画像3

α7Rⅲ voigtlander helierhyperwide 10mm F5.6
10mm ISO:200 F13 SS:15sec

初台に次いでジャンクション2か所目は池袋のサンシャイン60前にある熊野町ジャンクション。

街灯の明かりはオレンジでは無く白なのがおしゃれですね。サンシャインが画面にも大きく映り込み、ジャンクションの中では珍しく市街地にあることがわかります。

同じ首都高だからでしょうか。下から見ると道の雰囲気は西新宿ジャンクションンと似ていますね。

撮影に関していうと、横に広く伸びる構造が画面の整理に難しさを感じます。

ですが、構図がまとまったときの迫力は素晴らしく魅力にあふれる景色です。

個人的には白色の街灯の色はオレンジより好きです。爽やかな色味が綺麗ですね。


▼「のんびり歩く丸の内の夜散歩」より

画像4

α7Rⅲ sigma24-70mm F2.8
51mm ISO:100 F14 SS:30sec

東京は大手町、丸の内のお堀から眺める夜景はいつか撮りたいと思っていた景色でした。

いつもの夜景よりも深い青が出るようなレタッチにしています。

穏やかな水面に反射するビルの明かりは、人の少ない休日の丸の内を表すように穏やかな雰囲気を演出してくれています。

三脚を担ぎながらのんびりと撮影したこの日の撮影はとても心地よく。

東京のど真ん中でありながら、ゆったり静かな空間が広がっていました。


▼「東京タワーの麓でじっくりとシャッターを切る」より

画像5

α7Rⅲ voigtlander helierhyperwide 10mm F5.6
10mm ISO:100 F16 SS:16sec

この写真が自分にとっては初のphotoshopを使った写真。

ソフト自体は慣れてないですが、簡単に合成できるこのソフトの機能を使ってレーザーの光を何枚も重ねています。

表現の幅を広げていきたいと考えていた時にやっぱりphotoshopというソフトは覚える価値がありますね。

まだまだ練習中ですがphotoshopの導入でまた違う表現を楽しんで行けそうです。


にしてもこの写真の街灯はとんでもなくとんがった星になりました。刺さりそうなくらいですね。

全体のバランスでいうとタワーと街灯、レーザーそれぞれの構図のバランスが良い作品になったのではないでしょうか。


▼「モノレールを待つ運河の夜」より

画像6

α7Rⅲ voigtlander helierhyperwide 10mm F5.6
10mm ISO:100 F9 SS:30sec

8月の写真の中では一番気に入っているのがこの写真。

JRの田町駅から徒歩10分ほどの距離にある西芝浦運河という場所で、運河沿いには東京モノレールが走っています。

定期的にこの場所には来ているんですが、いつも納得できる写真が撮れないでいました。

広い範囲で撮影ができるので構図はいくらでも考えられますが、空間が広い分暗い空間が写真に残したときに寂しく感じてしまうのが難しいポイントです。

今回は、今までは持っていなかった10mmという超広角レンズを存分に活用して、より幾何学的な構図かつ画面上の光の量をできるだけ多く取り入れるということを意識して撮影しています。

この西芝浦運河では引きの画が定番ですが、この写真のように下から潜り込んで撮る写真はあまり見ません。

自分が納得できていることと、オリジナルな構図なことが何よりも達成感を感じられる1枚になりました。

▼最後に

気づいてはいたんですが、レーザー写真ばっかり撮っていますね。

レーザーは好きなのに上手く撮れないというジレンマを抱えていて何度も色々な場所で撮影をしていたからというのが理由だったんですが、この8月で自分なりに納得のいく写真がいくつか撮れたのでそろそろ一区切りつける頃かもしれません。

夜景写真でもレーザーではない新たな表現を試していくことで、撮影の幅を広げていきたいです。

次のステップに進もうと思える結果が出たのがこの8月でしたので、個人的には成長を感じられた大切な1か月となりました。


さてまだまだ暑い季節ではあるものの、季節は段々と秋へ向かっています。

9月に関しては「秋」というよりもまだギリギリ撮れる夏の景色をかき集めていこうかと思っています。

今年は梅雨が長く夏が短すぎたので、もう少し夏を撮りたいんです。

暑いのは苦手なんですが今年に限っては9月はまだ暑さを保ってもらいたいですね。


といったところで8月のまとめはここまで。9月も風景写真を撮っていきますのでお楽しみに!



ご拝読いただきありがとうございました。お楽しみいただけましたら是非フォローをお願いいたします。

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