見出し画像

【ハタレポ#1】畑を触っていたらごみ問題と対峙した件


 こんにちは!今日も良い感じに元気な井上です^^
 今日はお仕事が一区切りついたお昼から、畑で作業をしてきました!(弊社では福利厚生として一人につき一つ、畑が与えられております✨詳細はこちらをご覧ください^^)


 今日の作業は名付けて「宝拾い!」です(≧∀≦)✨

お宝お宝~✨(笑)


 
「宝拾い」とは「石拾い」のことでして、モチベーションを上げるために命名いたしました(笑)。畑の土は、河川工事の現場で出た残土を使っていますので、石がとにかく多いったら!拾っても拾っても出てくる!バケツに2杯分拾いましたよー!

重かった…💦


 「早く苗を植えなくちゃ」と思いながらなかなかできずにいたのですが、先週末、旦那さんのおばあちゃんの家に行ったときに、「会社で畑をやっているんです」と話していたら、大葉を分けてくださったので植えてみました!おばあちゃんありがとう♡(≧∀≦)

今気づきましたが
センター(主役のよう)に
写ってるの雑草やんか…(´-ω-`)笑


 元気に育つかドキドキですが、ご近所の方に「大葉は大丈夫やでー」と言っていただけたので、楽しみに育てたいと思います^^
 事務所で仕事をしていると普段はお話しすることのないご近所の方からよくお声掛けをいただくようになりました!畑をされている方ばかりのようで、いろいろ教えてくださいますし、気にかけてくださっていてありがたいです(≧∀≦)


 さてさて。畑で作業をしておりますといろんな気づきがあります。まずは前置きとして、私が数年前に地元のビーチクリーンに参加したときのことを書きますね。


 皆さんは、海はお好きですか?私は海が好きで、会場に向かう途中、遠方に海を見つけたときには「海だー!」とはしゃいでいたのですが、いざごみ袋を渡され、説明を受け、「ごみを拾う」と脳内に目的をセットすると、あんなにキラキラと美しく見えていたはずの海が実はごみだらけだったことに気づいたんです。


 脳幹網様体賦活系のうかんもうようたいふかつけい(RAS)という脳の機能は、自分が関心のある情報を無意識に多くインプットするよう、フィルターをかけるような役割をしているのですが、言い換えると人間はこの機能により、自分が強く意識したものを見るためにふるいをかけています。見たいものしか見ない、と表現してもよいかもしれません。


 
つまり、海を目にしたときの私の意識には「ごみ」がなかったため全く視界に入ってこなかったのですが、「ごみを拾う」と意識したことによって、それまでフィルターを通らず視界にすら入らなかった「ごみ」が、私の視界に入ってきたのです。


 今日、「宝拾い」もとい「石拾い」をしていてそのことを思い出しました。なぜなら「石」を探すと同時に多種多様なごみを見つけたからです。

使い捨てのライター
ガラスの破片
化粧品のボトルだったもの


 この他、ビニール紐、ブルーシートの残骸のようなもの、ペットボトルのキャップ、ワイヤー(鉄線)、何か分からない錆びた鉄製のもの、プラスチック、等々、とにかくさまざまなごみを拾いました。大半が朽ちていて何だったのかわかりませんでした。


 でも一つわかることは、これらはすべて、人間がつくったもの。循環せず、残ってしまったもの。土の中にこれだけごみがあるなんて悲しすぎました。ごみ問題だけに限ったことではありませんが、遠くに感じている問題は、実はものすごく身近なところで起こっている。ビーチクリーンに参加したときにも同じことを感じたはずなのに、恥ずかしいかな忘れていたんですよね。だからこうして自分の手でごみを拾い、この現実を目の当たりにすることが、私にとって本当の「宝拾い」だと思いました。気づかせてくれてありがとう。


 ごみがある土であってもミミズはたくさんいてくれるし、蟻や土蜘蛛、いろんな生き物が生きています。月並みな言葉だけれど、本当に私たちって場所を借りながら譲りながら生きていて、汚したり循環させたりしながら、一緒に生きているんだなと改めて感じました。


 こんなものも見つけました。

土がついていて
わかりにくいですが
これは貝殻です

 貝殻って海のイメージがありませんか?日本の河川では大陸に比べて貝は少ないらしいんですが、砂浜ではないところで貝殻を見つけると思っていなかったので驚きました(笑)。貝が生息していたということは、その河川は淡水で、キレイだったのかなぁ。こうやって見つけたものからいろんなことを考えるのは面白いですね^^


 日頃の業務と離れて異なる体験をしてみると、いつもとは違う目線で気づきがあります。こんなふうに日頃から起こった出来事に意味を見出し、感性を磨いていける人でありたいと思いました。


 また何か面白いことがあったらシェアしますね^^