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【New Work Style #0】クリエイティブに人材不足を打開する


 ほとんどの業界、企業で、人材不足は深刻な問題かと思います。
 「3K」=「きつい」「汚い」「危険」と元来、世間からネガティブなイメージを持たれてきた建設、土木業も、同じように人材不足に悩んでいます。


 最近では「新3K」として「給料がよい」「休暇が取れる」「希望がもてる」を意味する言葉も出てきて、実現のために取り組まれているようです。(詳細は下記リンクを参照)


 もちろん魅力的で理想的な取り組みだと思います。しかし実際には、少子高齢化の影響で「働ける人口」そのものが潜在的に減少傾向にあり、業界内外問わず人の取り合いが起こっている状況です。過去の記事でも触れたように、中小企業や零細企業ではすぐに実践的に取り組めないのも事実です。


 加えて昨今の時代の流れの中で、これまで定石と思われていた取り組み方にも限界を感じています。人が足りない、だから来てもらえるように他社よりも給与や福利厚生で好条件を出す。それでも人はなかなか集まらないのが現状なのです。


 価値観の変化や激しい時代の流れの中で、どうしたらこの状況を打開できるか?


 私たちが考える一つの打開策は……

【建設】✕【???】です。




 なんのこっちゃ!と思われそうですが、この【???】には、他の職業が入ります。
 例えば、【建設】✕【デザイナー】、【建設】✕【ライター】のような感じです。


 【建設】だけではやっていけないから、他業種と組み合わせるというわけではありません。一億総発信時代といわれて久しいですが、どんな人も、得意なことや好きなことを発信できる時代、つまり個性を発揮していく時代。そんな時代には、この【???】を組み合わせることが強みになると考えています。


 人にはそれぞれ得意分野があります。そんな、一人ひとりの個性を生かしながら、且つ建設に還元できるような働き方を目指したいのです。


 実はこの働き方、既に実現しています。
 弊社の後継ぎである大西、そして私安藤もそうで、個人事業として大西建設以外での事業をそれぞれ持っています(これをパラレルワークともいいますし、個人事業のほうを副業、ということもできます)。


 秀でている才能を大西建設というフィールドでも生かし、また、大西建設での経験をそれぞれの専門分野にフィードバックする。こんな循環が実現できる職場は、クリエイティブで面白いことができると考えています。


 農業が好きな方ともお話しをしてみたいし、街づくりに興味がある方の取り組みも聞いてみたい。廃棄物の再利用に情熱を燃やす方もいるでしょうし、地域防災を広めたい方もいるでしょう。
 誰かの好きや得意と【建設】を組み合わせていくプロセスの中で、建設にも興味を持ってもらいたい。これからの建設を一緒に考えてもらいたい。
 もちろん、建設、土木業が好きな方、従事してこられた方も大歓迎!若手が不足している私たちの業界に、今現在、現場仕事を知っている方々の存在は貴重ですから。


 新しい建設、土木業界の働き方を実現するために、私たちは、多種多様な個性を持った方々に関わってもらいたい。そうなったらとても嬉しいです。クリエイティブに人材不足を打開しながら、関わる一人ひとりの幸せや喜びも実現していきます。


 では実際に、【???】に該当するお仕事が、【建設】にどのように寄与しているのか??そもそも、そんな働き方が本当に実現できているの??


 真相は、社員紹介とともに、次回以降に書いていこうと思います。
 下記マガジンに収録していきますので、お楽しみいただければ幸いです^^