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【実録】20代ダイエット沼に陥った末路

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こんにちはmanaです

今回は『若かりし頃の過剰なダイエットの実録』を全部赤裸々にお話したいと思います

まず始めにですが、変なワードはありませんが痩せた体が想像できそうな表現がでてきます
影響のない範囲で留めておりますが苦手な方は閲覧にご注意ください
また長文ですのでメニューバーよりサラっとご覧いただければ幸いです

まさに今日のこの瞬間、なにかの縁でここへお立ち寄りいただいたダイエッターのみなさまには私のダイエット黒歴史を反面教師としていただき、どうか参考だけはしないようにと先にお願いしておきます
まったく参考の「さ」にもならないものなので大丈夫だとは思いますが念のため・・・

いろいろなダイエット関連の書籍や番組などがある中で他人の忠告を無視し、ダイエット沼にハマってしまいそこから復活、立ち直りだすもまた堕落、そこから現在に至るまでの約13年間に渡る記録となっています

前置きが長くなりました

それではどうぞ☟

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これからお話するのはノンフィクションです
それは13年前の若かりし頃の22歳から26歳までとそれ以後今日に至るまでのダイエット奮闘記です

1.ダイエット前後の体重と体脂肪率を比較

【前】体重  57㎏  体脂肪率  27%
【後】体重  34㎏  体脂肪率   6%
【差】体重 -23kg   体脂肪率 -21%

2.22歳~現在35歳のあゆみ

〔2008(平成20)年〕22歳
 4月~ ダイエット開始
 後期~ 内科受診➔重度の貧血と診断
〔2009(平成21)年〕23歳
 6月  健康診断で不整脈と診断
 10月 無月経が続き婦人科受診➔人生初のMRI
 12月 10泊11日の入院
〔2010(平成22)年〕24歳
 3月 環境を変える為に引っ越し
〔2011(平成23)年〕25歳
 3月 内科受診終了➔貧血完治
 この頃から徐々に過食症状が起こる
 4月~ 市の管理士栄養に栄養指導の相談
〔2012(平成24)年〕26歳
 6月 市の管理栄養士による指導終了
〔2013(平成25)年~〕27歳~
 食育や栄養素について独学
 食生活アドバイザーの資格を取得
 油断すると過剰に摂取する傾向になる
〔2021(令和3)年〕35歳
 5月 体組成計購入➔ダイエット開始

3.ダイエットを始めたきっかけ

”痩せたい”一心に限りです
仕事やプライベートへの不満、心の問題からではなく『美』の追及です
テレビ番組で痩せるという運動をしてみたら意外にも効果があり、そこから食事制限や摂取カロリー以上の消費エネルギーの運動量を毎朝継続していった結果がコレです

4.タメにならない私が行ったダイエット

 ・極端すぎる食事制限
 ・仕事帰りは片道徒歩50分を毎日歩いて帰宅
 ・筋トレなどを夜2時間、朝1時間ミッチリこなす
 ・食べた物を記録
 ・朝夜の体重測定を記録
 ・白米から100%玄米に変更
 ・野菜中心
 ・目で見える油脂というものは除去
 ・揚げ物はコロモを完全に取る
 ・いただいたお菓子は実家へ持ち帰り
 ・低GI食品を摂取
 ・マクロビオティックに近い食生活
 ・食べ物に関しては徹底的に厳しく吟味していました

5.ダイエット中と後に起こった体の変化

【体力低下】
低体重、低脂肪、脂肪もなければ筋肉もありませんので歩くのも辛かったです
階段や坂を登るのも本当にしんどく、バスに乗る際のステップも手すりにつかまりながらやっと上がるほどでした
睡眠時も上向きで寝たら起き上がるのも一苦労
もちろんこれらができないのですから走ることはもっとできません
走るってどうするんだっけ?と無意識にできたこともできなくなっていました
普通に持ち上げられていた物も持てず情けなく思ったことも数多くです

【貧血】
Hg正常値の半分以下という鉄分不足とタンパク質不足で肌も爪もボロボロ
1日中クラクラで立ち眩みも頻繁に起こりました

【むくみ】
1日中特に足首から下がパンパンで皮膚が裂けて出血もするほどでした
(正常に戻った今も足の甲にはその痕跡が白く残っています)

【無月経】
体重が戻った後も2年間くらいは生理がきませんでした
治療のため薬を処方されましたが、2度目の薬が合わず上半身に発疹ができてしまったのです
別の薬に変えましたが、生理が来たり来なかったり
その後は薬の飲用は止め、体重を元に戻すことに切り替えました

【過食症】
これを治す薬があったら欲しいくらい悩まされました
なんせ10年以上経った今でも油断すれば昔までとはいかずとも似た現象が起こってしまうからです
退院後は人並みの量を食べられるようになったもののやはり食べることに抵抗がありました
徐々にいろいろなものを、甘いものも食べるようになると恐れていたことが・・・それは過食です
状況を後述しています

【味覚・嗜好】
まず現在進行形で揚げ物が口にできなくなりました
油脂も極力植物性「油」の方が9割です
自宅からはダイエット中から砂糖、マヨネーズ、ソース、ケチャップ類の調味料やバターや市販品のカレルーなどが消えました
玄米菜食中心の食生活に切り替わりました

5.ダイエット後もしばらく止められなかったこと

・食品の原材料と成分表記(特にカロリー)をチェックする癖が直らない
・毎食時、ご飯の量を必ず小数点ゼロまでキッチリ計るのを止められない
・食べた物と体重、体脂肪率を毎回記録することも止められない

6.(一時)復活までの道のり

手を差し伸べてくださった知人女性に病院へ連れていってもらい入院し、そこで同室の方と会話をしていくうちに今後のあり方を考える時間ができ痩せなきゃという義務的なものから少し解放され心も軽くなっていきました
10日間の病院食に慣れたせいかご飯を食べることができるようになり体力も徐々に回復していき、その後は食生活の改善を試みるようになりました
栄養学や食育を勉強し始め食生活アドバイザーの資格を取得し、市の管理栄養士さんの下、栄養指導も受けてみました
摂食障害の方が書いた本を読んで他人事ではないことを認識しました
入院中いろんなことを考えさせられ、身近な人たちに支えられ、このままじゃダメだと気づかされたことが何より変わろうと思ったきっかけだと思います

7.復活後に訪れた悪夢

入院中に食べる訓練も同時にしてるようなものでダイエット中の2倍以上の量を食べる日が続いていたせいか、日常生活に戻っても意外と量を食べることができるようになっていました
そしていつかは健康的な体へと戻るだろうと軽く思っていた矢先、アレがやってきたのです
そう、『過食』『暴食』です!
今までになく食べたい欲求に襲われていきます
食パン2斤の後にお餅、ご飯、麺を欲するという哀れな炭水化物の闇
小さい頃からの夜遅くに食べない習慣もここであっけなく消去
ご飯後の甘い洋菓子に堪能、それも一人分ではない量
食べた後は気持ち悪くなり自己嫌悪に...
止めようと思ってもなかなか自分で自分を抑えられない
そんなことで体重も脂肪もダイエット前より見事に増加のMAX体重60㎏、体脂肪率30%(その後計測を放棄したのでそれ以上の時もあったかもしれません)
情けなくなるよね...ホントに
その頃には突然生理がきたけれど体が重いので憂鬱な日々
またダイエットを始めたり止めたりの繰り返し
それに当時よりマシになったとは言え、いまだに完治できずにいる過食反応
油断するとその主が目覚めます
でも私は過食嘔吐は一度もしませんでした
過食嘔吐はやりすぎると食道などに炎症や病気になると知っていましたし、何より吐く行為が怖すぎてできなかったです

8.現在の状況

あれから13年の月日が流れ、昔話のように誰かに話せるようになりました
健康体を取り戻すべく太らなければ、とわかっていても体重が増加していくことへの恐怖心
その後には過食を止められずMAX体重になった後も繰り返していくダイエットの日々
しかし思いもよらぬところで自然なダイエットが去年できていました
それがコロナ禍で通退勤を徒歩と自転車に変えてみたことです
でもそれは長くキープできるわけでもなく自粛の年末年始なども到来し今の体に
もう苦しいダイエットはコリゴリだしそこまでの根気良さはもうないので、正しい食生活と適度な運動、そこに楽しい時間を加えることでメリハリのある心身ともに健康的で理想的な『美』を目指そうと思っています
ご飯も人並みに食べているし多くはないけれど肉や魚も食べています
でも菜食主義は変えられない体質みたいなのでそれは仕方ないと割り切っています
やはり後遺症というものなのか暴食がでてしまうときもあるのでそれは直したいけれど今後も付き合っていかなければいけないのかなと半分諦めています
後からの代償の方が大きいと13年後にわかるとは・・・です

9.最近始めたダイエット

今は検索したり動画を開けばたくさんのダイエット関連の記事がでてきます
私はどうせ同じものを食べるなら材料少なく添加物が入っていない低カロリーでおしいもの、と自作するようになりました
運動も同じことをしていても効果がなくなってきたり飽きたりするのでこれならできる、と思うものを組み合わせて行っています
たまに外に出てのウォーキングも気分転換になって私には合っています
私は〇〇だけダイエットやサプリメントや一食置き換えダイエットは一時的なものとしか見ていません
もちろん完全否定ではなく止めた後のリバウンドを阻止できるのかと後からの反発が怖いからです
お金を掛けなくても健康的に減量できるように長い目でやっていくつもりです

10.最後に言いたいこと

書いている内容以上に当時の当の本人は痩せている感覚も摂食障害も不健康だということも認識できておらずまだ活けるという変な自信がありました
一人の女性から差し伸べられた手を掴むまでどんどん沼に沈んでしまっていたのですね
今は明らかに20代前半163cmの体で30㎏台はヤバいとわかりますが、細い体を美化し過ぎてしまい他の人の言うことも頭に入らなくなるのがダイエットです
過剰なダイエットは後のリバウンドに苦しむことは重々理解しているので、身長から見出したベストな体形に留まることが大事だと本当に思います(当たり前のことに気づくのが遅すぎたくらいに)
私もその数値を一つの目標に頑張るつもりです
また禍の中で楽しみ事の一つになっているのが食事
ダイエットの敵だと思っていましたが、食べなければ効率的に減量もできないと知ったので「食べることもダイエットの一つ」と考えています
時としてスイーツも欲しくなりますからその時は自作するようにして!
ダイエットも継続が大事だけれどもそれを根気よく続けることがなかなか困難だったりしますよね
なので私はこうして公に全部さらけ出してみました
他にもダイエット仲間のコミュニケーションツールを利用することも考えましたが、他人の効果に逆に焦りを感じてしまいまた無理なことをしそうでやめました
まだ始めたばかりですが「おいしく健康的に楽しくベストなところをキープ」を目標にやっております

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またいつか昔の沼にはまらないよう自分の戒めとしても書いてみました
13年前の記憶がまだ残っているほど一大イベントだったんだと思います
もうその沼にははまらないようにスピードの出し過ぎに注意しながら安全運転でいこうと思います
うれしいご報告ができるよう頑張りすぎないように頑張ります(笑)!!

こんなプラスにもならない奮闘記録を最後までご覧いただきましてありがとうございます

よろしければまた来てください

それではまた

mana

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