見出し画像

60.親から「この家を頼む」と言われたら?実家を相続する際知っておきたいこと~「2分で読める終活、はじめのだいいっぽ🐾簡単終活マニュアル」

前回は、生前整理で出たモノの処分についてお話しました。今回は、生前整理のラスボス、「実家」を相続したら?についてお話します。

相続には、預貯金や株式などだけではなく、実家という不動産も含まれます。賃貸であれば引き払えば終わりですが、実家が親や親族の持ち家である場合、売るにしても、貸すにしても、相続人が住むにしても、相続登記をする必要があります。

なので、不動産の契約書などの重要な書類は、必ずどこに置いてあるかわかるようにしておくか、エンディングノートに保管場所を書いておきましょう。(←*くれぐれも銀行の貸金庫には入れないように)

<実家を相続させようと思っている親御さんへ>
親からすると、自分が建てた家だったり、代々守ってきた家だから、子どもたちに託したいという思いもあると思います。しかし、子どもたちは独立して家を購入しているかもしれませんし、今の生活基盤を引き払って実家に戻ってくるとなると、仕事や環境の変化など大変な労力がいるかもしれません。「この家を頼む」という前に、子どもたちの気持ちや状況も聞いてあげてください。

終活プロデューサーからのお願い

🟩相続登記とは?


相続登記とは、家の名義人を変更することです。令和6年4月1日(つまり今年の4月1日)から、相続登記が義務化されます。

これまでは義務ではなかったので、実家相続後、何も手続きしなくても特に罰則がなかったのですが、実家を相続後、相続登記をしないまま3年以上放置していると、10万円以下の過料が科される可能性があります。

(過料とは、刑法上の刑罰ではなく、行政法規上の義務違反に対する罰則)

年々空き家(日本全国で約7軒に1軒が空き家!)が増えているので、仕方ないのですが、

出典:政府広報オンライン 年々増え続ける空き家! 空き家にしないためのポイントは? 

相続登記が義務化されると、「知らなかった」では済まないので、法務局のホームページをチェックしておきましょう。↓↓

相続登記の申請義務化(令和6年4月開始)について  法務省ホームページより

「そんなん言われても、よーわからん!誰か助けて!」
という方は、不動産相続の専門家、司法書士さんを頼りましょう。もちろん有料ですが、プロですので、安心してお任せできます。

相続登記は、頑張れば自分でもできます。やってみたい!というガッツのある方は、法務局に行って教えてもらうという手もありますよ。

🔷前回のおさらいをしたい方はコチラをどうぞ↓↓

このnoteは、一個ずつ実践していけば、いつの間にか自分の終活ができちゃうっていう終活やってみたnoteです。「これ分からん!」「コレ教えて!」など、コメント欄に書いていただけるとめっちゃ嬉しいです😁

🟢こちらのマガジンで過去記事読めます↓↓

🟢終活、エンディングノートについてのエピソードが知りたい方には、こちら↓↓

🟢リアル講座で手取り足取り終活を進めたい!という方は、大阪府大阪市と兵庫県西宮市でやってる月1講座をチェック↓↓

終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。