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48.【ひとりっ子の私と親の終活】病院で、ゆうこりんと呼ばれていた87歳母が急に退院することに

今朝、87歳母が入院している病院に栄養指導を受けに行ったら、看護師さんが、

「ゆうこりーん。お時間よー。」

と高らかに呼ばれているのを見て、私、固まりました。
(母の姓は「小倉」なので)

87歳術後CCU→二人部屋→5人部屋へ移動中の母と86歳認知症父とひとりっ子の私の看護、介護、終活のお話。前回のお話はこちら。

2度目の入院生活も慣れてきたのか、看護師さんから親しみを込めて、ゆうこりんと呼ばれているのを見て、微笑ましかったのですが、

今朝、病院へ栄養指導を受けに行ったら、急に母が、

「今朝、せんせ(先生)が、もう退院してもいいよ、っていうてた」

というではありませんか!

え?

今?

この状態で、退院?

またまた私の頭の中ははてなマークだらけに。

ここ数か月、いきなり判断を迫られることばかりで、まるで有事の判断力を鍛える訓練を受けているような気分です。

ナースステーションに聞きに行ったものの、担当の先生が捕まらないということで、後でお電話いただくようにお願いしました。

とはいえ、今から公民館で「暮らしの講座」に登壇しないといけないので、もうボケボケの頭を無理やり働かせるために、コンビニでひっつかんできたのが、コレ↓↓

明日、退院って、マジでー?
食事どうするん?
栄養指導受けてきたけど、この状態の母ができるとは思えないし、父に至っては、退院できるということは、もう母は元通り動けると思ってるし。このままでは弱ってる母に負担がかかることは間違いなのにーーーー。

(いや、そんなこと思ってないよ。と父が言うけど、絶対分かってない)

どうする?私?

岸田奈美さんじゃないけど、気分は、「もうあかんわ。」

これまでのお話は、こちらのマガジンで読めます。


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終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。